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2020年1月11日 イラストレーションの日

2020年1月11日


留音(るね)「今日はイラストレーションの日なんだけど……誰か絵ぇ描ける人いたっけ?」


西香(さいか)「猛烈に描いて欲しい人ならここにいますが」


衣玖(いく)「描けないわね」


真凛(まりん)「はぁ~、皆さんしょうがないですねぇ。そんな事だろうと思って今日はわたしが描いてきましたよぉ☆」


挿絵(By みてみん)


真凛(まりん)「じゃじゃーん☆」


留音(るね)「あー……んー……」


衣玖(いく)「「なるほどね……なるほどね」


西香(さいか)「あら、みんなニコニコして……なんですのこの巨人」


真凛(まりん)「これはわたしですよぉ☆ それに巨人じゃないですぅ、心のままに描いたらこうなっただけですぅー」


留音(るね)「ちょっと解説がほしいな……構図的には微笑ましいように見えて狂気的なんだけど……どこから聞けばいいんだこれ。このヤンチャな金髪はあたしでいいんだよな? この謎に鋭利な片手指に首狙われてる金髪はあたしなんだよな?」


真凛(まりん)「鋭利じゃないですよぉ、遠近法的な問題でそう見えているだけで、これはみなさんを優しく包み込む感じを出しているんですぅ」


留音(るね)「ホントか? 今まさに首を落とされようとしているような図に見えるぞっ……?」


衣玖(いく)「で、なんで私は顔からたくさん手が生えてるの? 頭から耳みたいなの出てるし……蜘蛛?」


真凛(まりん)「顔から生えてるわけじゃありませんよぉ。衣玖(いく)さんは座ってたり寝っ転がってたりする事が多いからそれを表現したらこうなったんです~っ。それに手がいっぱいあるのは衣玖(いく)さんのいつもの姿じゃないですか。いっつも何かと何かを一緒にやってますし、耳みたいに見えるのは足です~っ」


衣玖(いく)「なるほど。真凛(まりん)から見た私がマルチタスクすぎるってことね」


西香(さいか)「それはそれとしてわたくしが輪の中に入っていないのですが」


真凛(まりん)西香(さいか)さんは落ちてるお金を取りに行ってしまったのでさようならしてしまいました……」


西香(さいか)「腑に落ちませんわね。これ1000円札ですの? それぽっちで腕を妖怪みたいにして取るほどの執念はありませんわよ、わたくし。単位が1万桁くらい違いますわ」


真凛(まりん)「もう。西香(さいか)さんは文句が多いですねぇ」


留音(るね)「で……あの子だけ頭の上にいるんだな」


衣玖(いく)「光り輝いてる……」


あの子「( ˶´⚰︎`˵ )」


西香(さいか)「悔しいですが特徴だけは捉えてますわね」


真凛(まりん)「^^v」


西香(さいか)「で、輪の中に入ってる薄汚れたちっこい球体は地球ですの?」


真凛(まりん)「ちっちゃいのに薄汚れてる地球ですよ^^」


衣玖(いく)「そう……暗いオーラに包まれてるわね……」


真凛(まりん)「だからわたしたちがニコニコしてるんじゃないですかぁ^ワ^」


留音(るね)「これさ、真凛(まりん)の作った輪の中に閉じ込められつつ鋭利な指がみんなの首狙ってるように見えん……? 地球も含めて……そこから唯一避難を許された存在がこの子で……」


あの子「(ˉ ˘ ˉ; )」


衣玖(いく)真凛(まりん)の心象風景が見えてきそうね」


真凛(まりん)「赤い髪がかわいいでしょぉ☆」


西香(さいか)「はぁ……こんなのよりわたくしを描いてくれる人が現れる日ならよかったですのに……」


 今日はイラストレーションの頭文字ILLが111に見えるということでイラストレーションの日……五人少女シリーズはファンアートを誰からでもいつでも気軽に募集中! 真凛(まりん)画伯の画力を恐れる必要はないのだ!

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― 新着の感想 ―
[一言] 今日はまた一段と笑いました。 真凛ちゃん、凄すぎです。
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