2019年12月31日 今年はありがとうございました!
2019年12月31日
今年も色々ありました。
今年最後の太陽もすっかり落ちて、年を跨ぐ大きなテレビ番組が中盤に差し掛かる頃の事。
五人少女たちはこたつに入ってのんびりしているようでした。
留音「今年ももう残すところ数時間ってところだけど……みんな今年はどうだった? って話しとく?」
衣玖「まぁ妥当なところよね。年末くらいは普通でいきましょうか」
真凛「衣玖さんは昨日ミニーズさんたちとやってましたもんね~」
留音「で、どうだった? 今年の思い出とか振り返りみたいなのあるか?」
衣玖「まぁよく続いてるわよね。もう5ヶ月よ。来月で半年だもの。ホント毎日毎日いろいろ起こるわね」
真凛「そうですね~、広げるのが難しい記念日や出来事しかない日でもなんだかんだでやってますからね^^」
留音「一応はなー」
西香「そんな話は置いといてですね、わたくしが二次元化をすっ飛ばして先に立体化したという快挙を成し遂げた美少女キャラという記録を打ち立てた件についてお話しませんか? 皆さんにファンアートが届く中、わたくしはまさかの遅れに遅れ……そして突然の立体化ですからね、こんなシンデレラストーリーが他にありますか?」
留音「……ファンアートな。今年一番驚いたし、一番嬉しかったかも」
衣玖「日めくり、やってみるものよね。最初は半ばヤケで初めたんだけど、やってよかったっていうか……私はあんまり人に好かれるって経験なかったからちょっとむずむずするけど……」
真凛「何かをやってると何かって起こるんだなって思えましたよね~♪」
留音「あたし振り返っちゃうとこの話長くなりそうだから、なんか別のことも話そうか。ファンアート嬉しいはさんざん語ってきたしな」
衣玖「そうね、振り返るにしたって5ヶ月分毎日大体違うことが起きてるし、思い返すのは難しいか。変わったことって言えばミニーズが増えたくらいだし、今日だけはメタ全開でいきましょうか。年末は特別ってことで、読んでくれてる人に挨拶もして、2019年最後の日めくりにしましょう」
真凛「そうですねぇ。じゃあ皆さん、今年一年、ありがとうございました^^」
留音「こうやって続いてるのは読んでくれる方がいて、反響をくれる方がいてくれるからだよ、本当に」
西香「意外と毎日って大変ですからね。わたくしもこの無粋でも一応頑張って生きてる皆さんの面倒を見る事に疲れてしまうことがありますが、わたくしのファンが待っている……そう思うだけで元気が湧いてくるというものですわ。でももっと貢いでくださってもいいんですのよ」
衣玖「なんであれみんなに楽しんでもらうのが一番だからね。私達も楽しむつもりだし。来年も私達はまだまだ活動を続けていくつもりだから、よかったらついてきてね」
真凛「来年もしっかり続けていきますからね~っ!」
あの子「来年もみんなの事をよろしくお願いします!」
留音「あたしたちのことを、だろー?」
あの子「で、でも私はみんなみたいに日めくりに貢献出来ないし……応援するくらいしか……」
西香「何を言ってるんですの。あなたがいなければわたくしもいない。わたくしがいなければ五人少女の人気は地に落ちてしまう。あなたが最大の貢献者であるという自覚を、そろそろしっかり持っていただきたいですわね」
真凛「来年もみんないっしょですよ~っ☆」
衣玖「それじゃあまた来年ね。本当に今年はありがとう」
留音「みんな、良いお年をーっ」
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留音「よし。じゃあそろそろ家出るか」
衣玖「えー……本当に行くの……?別に家でいいのに……」
真凛「えーっ。わたし楽しみにしてたんですー! 夜に神社に行って、おひさまが昇るのを見るのー! 行きましょうよぉー」
西香「ええとマスクと手袋とメガネとマフラーと……」
衣玖「みんな行く気なの……夜は寒いし暗いし今日は人も多いし別に後でも良くない……?」
留音「なんだよー。今日今から行くってのが乙なんだろー? 特別感があってさぁ」
あの子「衣玖ちゃん、一緒に行こ? 一緒にベビーカステラ食べたいな」
衣玖「ぬぅ、仕方ないか。初日の出なんて言っても太陽は年中変わらず出てるのにね」
真凛「はい、暖かくして……いきましょーっ」
そうして五人は家を出て、神社に向かうことにするのでした。
~来年に続く~