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八十話目 自己紹介の日



 さて、自己紹介も地球のアルファベット順で言うところのA~Cまで来たよ?



 では続き、行ってみよー。



「はい、皆さん、シエロ君のお話しはまた後で各自して下さいね?それでは、次はデイビット君、お願いします」



《ガタッ》


「はい。シエロ君の次で少し緊張しますが、僕はデイビッド・ロウズです。蝙蝠族、です。魔法属性は無:音波でした。目が悪いので、皆さんにごめいわくをかけるかもしれませんが、宜しくお願いします」



 デイビッド君は蝙蝠族だったのか…。


 昨日から、彼の背中に生えてる素敵な翼が気になって仕方がなかったんだけどさ、魔族ではなさそうだし、何族何だろうって考えてたんだよね(笑)


 目が悪いみたいだし、後で聞いてみよう。


 音波魔法も気になるしね?


 さて、次は誰だっけ?



「ルドルフ・エルリックです。ヒューマン族、魔法属性は炎!兄貴に負けないくらい強くなります。宜しく!!」



 あっ、そっか、ルドルフだったっけ?


 ルドルフってエルリックって名字だったのか(笑)



 次!


「ロイ・ブライアンです。ビルの双子の弟です。ヒューマン族で、魔法属性は水です。宜しく…」


 あっ、緑色の髪の毛に赤い目なのがロイか…。


 覚えられるかな…。



 つっ、次!


「ワンダー・ドリー。鳥人族、小鳥種だからって馬鹿にすんなよ!?魔法属性は無:呪怨。呪いを歌に乗せて飛ばすのが得意だ!!宜しく!!!」



 うん、小鳥種って言うだけあって、背がかなり低い。


 えっ?ドングリの背比べだって?

 うっせー、ほっとけよ(泣)


 キンキン高い声に、金髪で金色の目なもんだから、カナリアにしか見えないんだぜ?


 チキショー!!


 次だ次!


「ウィリアム・ジップと言います…。ヒューマン族。砂漠地帯出身。魔法属性は水…。寒さに弱い、宜しく…」



 ウィリアムは砂漠地帯出身だからか、肌も浅黒く、他の生徒よりも彫りが深い気がする。


 先生とはまた違った印象の銀の髪と紫色の瞳が相まって、ミステリアスな雰囲気を醸し出している。


 無口キャラっぽいし、イケメンだし、超格好いいじゃんなぁ~?


 羨ましい…orz


「アンジェリカ・ホワイトです…。ヒューマン族…。魔法属性は光…。宜しくお願いします…」



 あっ、凹んでる間にいつの間にか女子のターンになってた!?

 ホワイトさんは、プラチナブロンドの髪の毛と瞳を持っていて、基本的に白い。


 光属性仲間みたいだし、仲良くしたいところだね?


 次は?


「はい、アリス・ルイスなの!ヒューマン族なの!魔法属性は土だったの!宜しくお願いするの!!」


 アリスとルイスか…。


 某有名小説の主人公と作者の名前が混ざったみたいなお名前なの☆


 これで髪の毛が薄茶色じゃなくて金髪だったら完璧だったな~。

 目は綺麗なアクアマリン色でだしね?


 おしいっ!?


 髪の毛を左右に分けて、それぞれをキッチリ編み込んでいるので、口調やオーバーリアクション気味な感じも相まって、元気いっぱいな女の子!って感じだね?


 次。


「アリシア・D・プラチナと申します。魚人族の人魚種です。魔法属性は水ですが、足に水が掛かると、魚の足に戻ってしまうので、気を付けたいと思っています。宜しくお願いします」


 プラチナさんは人魚なんだ~。


 金色の髪に、エメラルドみたいな緑色の瞳か~、まさしく理想的な人魚姫だ~。


 10年後に期待!!


 はい、次の方!


「ェレン・ぁ・パーニャです…。ミぃラ族です。魔ほぅ属性は、水:水分操作です。ょろしくぉねがぃします。」



 ミイラ族のパーニャさんは、全身を真っ白な包帯でグルグル巻き系女子なので、声がどうしてもこもってしまうのが難点の様だ。


 ミイラ姿はちょっと恐怖心を駆り立てさせるけど、隙間から覗く優しそうな茶色の目を見ていると、それも和らぐ気がする…。



「エスト・フローズンです。氷柱族雪種です。魔法属性は氷。雪ではありませんので悪しからず。では宜しく」



 フローズンさんの言葉は全てが棘チック!


 普通の自己紹介のはずなのに、冷たい言葉が氷の針みたいに心を刺していく。



 あぁ、凍死しそう…。


『寝るなー!寝たら死ぬぞー』


『気ばしっかり持てー、こっただとこでおっちんでらんないぞー!』


 2人ともノってくれて、ありがとう(笑)


『この5年で慣れたわよ(笑)』


『んだんだ(笑)』



「シャーロット・クレアと申します。ヒューマン族、魔法属性は水、氷。皆様の足を引っ張らぬ様に精進して行く所存に御座いますわ。宜しくお願い致します」



 あっ、さっき僕らが邪魔をしちゃった女の子だ。


 クレアさんは腰まで伸びた艶のある黒髪をなびかせながら、緑色の双眸で凛と前を見据えながら、堂々と自己紹介をしてみせた。


 うん、ハー○イオニータイプの優等生さんだな。


 怒らせない様に、注意しよう。


「ミーナ・ロッドです~。私はシ~プ族で、魔法属性は無:身体強化でした~。みなさんよろしくおねがいします~」


 ミーナさんはおっとりとした口調で、自己紹介を終えた。


 ロッドって名字、最近聞いた気がするんだけど…。


 あぁ、ランチャー先輩の名字が確かロッドだった気がする。


 でもチャキチャキオラオラ系のランチャー先輩と、ほんわかゆったり系のミーナさんがどうしても噛み合わない…。


 確かに髪の毛の色も、瞳の色も先輩と同じ明るい茶色だけど…。


 ミーナさんは髪の毛がクルクル巻いてるしな…。



 あー、分かんない!帰ったら先輩に聞いてみよう。


 次!



「あたいはルーナス・マジョリン…。魔法属性は闇と闇:呪怨属性をもっているわ?黒魔術が得意だわさ。一応あたいもヒューマン族だから安心してねぇ~?キシシ、宜しく~」



 怖い…。


 クマだらけの真っ黒い目には光が一筋も入らず、ボサボサの真っ黒な髪にも艶は無い。


 典型的な黒魔術を使う魔女って感じの女の子だ。

 ゆっ、夢に見そう…(震)


 つっ、次いこ?次。


「レイ・ヤードです。蛇族、メデューサ種の獣人でぇ、魔法属性は無:毒。あっ、メデューサ種って言っても、髪の毛が蛇なだけで、目を見ても石化しない種類なんでぇ、心配とかしないでねぇ?」


 あっ、そうなんだ…。


 全力で視線を逸らすシミュレーションを今、頭の中で繰り返してしまった10秒前の自分を殴りたい!


 ヤードさんは、季節によって髪の毛の色が微妙に変わっていくらしいので、良く観察したいところ。


 でも、まだ目は見れない。


 本当ゴメンナサイだけど、徐々に慣らさせて下さい。


 と心の中で祈った僕でした、まる。


「れっ、レイチェル・セドニーです…。図体ばっかりデカくてすいません。鳥人族、大型種です…。すいません。魔法属性は光です。すいません。宜しくお願いします」



 何故、そこまで自分を卑下するのか…?


 グレーの髪の毛は艶めいて綺麗だし、前髪が顔全体を覆ってて見づらいけど、薄い黄緑色の瞳はウルウルしていて、保護欲を掻き立てる。


 背もスラリと高いし、モデルみたいな体系してるのになぁ…。


「サラ・ヴァイオレット。魔法属性は闇。ヒューマン族よ。宜しくお願いするわ?」


 ヴァイオレットさんも闇属性か…。


 うぅ…ヴァイオレットさんもマジョリンさんと同じ匂いを感じるよぉ…。


 とは言え、ヴァイオレットさんは、明るめの茶色の髪を後ろに無造作に結んでいるだけで、ボサボサって訳でもないし、目の下にクマも無いんだけどね?


「シルヴィア・バレリーだ。ヒューマン族、魔法属性は無:身体強化。私は将来騎士団に入りたく、この学園への入学を決めた。卿らと共に勉学に励みながら精進して行く所存だ。宜しく頼む」


 前髪をサイドに垂らして、残りの髪を後ろで三つ編みにした美少女が、うちの祖父さんの部下の人達みたいな口調で自己紹介してる~。


 背も高く、セドニーさんと同じくらいありそうだ。


 とはいえ、制服の上から【軽】とは言え金属鎧を付けているのは如何な物だろうか…。


 あれっ?もしかして、僕が間違ってる?


 この学園、魔物退治の遠征とかもするって言うし、僕もやった方が良いのかな…?



「あっしで最後ッスね!?あっしはゾーイ・スミスッス。ドワーフ族ッス。彫金細工のご相談なら、是非あっしの家へ来て欲しいッス☆魔法属性は、無:身体強化と無:魔法付与っした!これから宜しく頼むッス!!」



 おっ、もうラストか。


 まぁ、魔力量でクラス分けしてるからか他のクラスより少ないし、ちょうど良かったかな?


 全員の名前と特徴を1回で覚えられた気がしない(震)


 あっ、そんな話しじゃないよね。


 スミスさんは、ドワーフ族だって言ってたけど、まだ6歳だからかその片鱗は見えず、お肌ツルツルで髭は生えていなかった。


 ドワーフ族って男女関係なく髭面らしいから、スミスさんのご両親に合う機会があったら確認してみよう☆


 スミスさんは顎くらいで切りそろえられた黒い髪の毛と、ピンク色の瞳の女の子だ。


 ドワーフ族って言われなかったら、耳がヒューマン族に比べたら長いだけだし、分からないかも知れないね?


「はい、皆さんありがとうございました。これから宜しくお願いしますね?では、」



《カララララーン、カララララーン》


「ちょうど良く鐘もなりましたので、少しの休憩時間を挟んだ後は、校内を見学致しましょう。では次の鐘がなるまで休憩して下さい」



 次は校内見学ツアーか…。


 良いねぇ、良いねぇ。


 この広い学園内を見学出来るとか凄い楽しみだな~☆


 学園物って感じがするねぇ~(笑)





さて2日に渡る自己紹介の回はこれにてお終いです。


筆者も全員を覚えきれるか心配です(汗)


本日もお読み頂きありがとうございました。



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