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Phase 016:「人脈?」

「人脈さえあれば生きていける」というわけではないのですが、そのぐらいビジネスにおいては重要な要素です。

作る機会があれば、普段から有益な人脈を多く築いておきたいものです。

 凛とした空気が包む巨大な会議室。

 その大扉が二人の兵士により、ゆっくり開かれた。

 観音開きの扉が左右に開くと、中央に愛らしい女性の姿が見える。

 彼女はゆるりと歩みながら、会議室にはいってくる。、

 腰まで届く、空のような水色の髪が、歩く度にまるでシャラシャラと音を鳴らすように揺れる。

 幾何学模様のような銀の冠に、真っ白なドレスを纏う、気品あるいでたちは、彼女の元々の育ちの良さを表していた。

 途中まで進みよると、彼女は優雅に頭をたれた。

 それに合わせて、第一聖典巫女も頭をたれた。


「遠いところ、よくおいでくださいました。第九聖典神国(セィクリッド)託宣巫女(オラクラシビュラ)殿。ご健勝で何よりです」

「第一聖典神国(セィクリッド)託宣巫女(オラクラシビュラ)殿もお変わりなく、神に感謝致します」


 畏まった挨拶。

 本来ならば、名前で呼び合い、楽しく談話したいところだ。

 しかし、公式の場である以上仕方がない。

 第一聖典巫女は、第九聖典巫女が席について腰かけるまで待ち、その後に自分も30人ほどが利用できるテーブルを挟んで、向かい側に腰かけた。


「さっそくですが、第六の件です」


 第一が切り出すと、第九は青髪を揺らしてかるくうなずいた。


「承知しております。第六と第七、そして第五までが異論を申し立てていると」

「はい。今まさに、大きな戦いを前にして、これは無視できない課題となっております」

「しかしながら、第二から第四、そして第九と第八は、第一に従う意志に異論はございません」

「第八は第七の干渉を受けていないでしょうか……」


 年上ながらも不安を見せてしまう第一に、第九の聖典巫女は、まだ十代とは思えないほど包容力のある笑顔を見せた。


「ご心配なさらずとも大丈夫でございます。第八と第九の絆は強く、切れることはございません。そして、わたくしも第一との絆を何よりも大切にしております」


 年下に慰められてしまった第一聖典巫女は、少し困ったように笑うしかなかった。

 聖典様にも「大丈夫だ」と言われていたのだが、彼女は最近の激動に不安が募っていた。

 そして聖典様から、もうひとつ言葉をもらっていた。


「我らの聖典様が仰っていました。人とのつながりを大事にせよと。わたくしに、あなたという人脈があり、本当に嬉しく思います」

「もったいないお言葉です。でも、それはわたくしにとっても言えることです」


 まだ幼さの残る、愛らしい顔をほころばす。

 クリッとした双眸が、線のように細く半円を描くと、見ている者まで釣られて微笑んでしまいそうになる。

 第九聖典巫女には、そのような魅力が備わっていた。


「それに第九の英雄騎士が、敵軍と勝敗を決するかも知れないというこの時期に、国をあけさせてしまい……」

「それは仕方ございません。第六の問題も放ってはおけません。それに我が国の英雄騎士は、聖典召喚九英雄の一、二を争う手練れ。それに、その娘も戦いには参加しております」

「第九英雄のお嬢様……優秀とうかがっています」

「ええ。まだ未熟なところもあるらしいのですが、その才能は父親よりも上と聞いております」

「それは将来が楽しみです」

「はい」


 二人は、互いに微笑み合った。

 その時、二人の間には、強い信頼があった。

 そして、この信頼があれば、きっと今の危機も乗り越えられると、感じることができたひと時だった。


 だが、翌朝に届いた知らせが、その想いを一蹴してしまう。

 あのような、今まで聞いたこともないことがおこるなど、その時は二人とも夢にも思っていなかったのだ。



   ◆



 作業中のPCにアナログ時計を表示させている。

 デジタルの秒針が進む。

 時間は、17時59分10秒、11秒、12秒……。

 まもなく、時間だ。

 俺は切りがいいところで、時間つぶしにプレイしていた【聖典物語】のプレイを止めて待っていた。


 しかし、このゲームについて、結局まだ詳しいことがわからない。

 俺が本気で調査をかけているのに、これだけわからないとはどういうことだろうか。

 調査しているのは、その手のプロフェッショナルの集団だ。

 それなのに、誰もが「狐に化かさせているかのように足取りが掴めなくなる」というのだ。

 サーバーのアドレスまでわかっているのに、どうして管理会社に辿りつけない?

 登録は非公開だとしても、調べる方法などいろいろあるはずなのに。

 いったい、裏でどんな力が働いているのか……。


――コンコン


 18時00分00秒。

 気持ち悪いぐらいピッタリに、部室へノックが響く。


「どうぞ」


――バンッ!


 俺の返答とほぼ同時に、ドアが勢いよく開いた。

 ……あ。しまった。

 ドアさん、俺の友達がごめん……。


「初めまして!」


 空を仰ぎ、両腕でその空をつかみ取ろうとするようなポーズで、来訪者は高らかに声をあげた。


「わたくしは、みなさん――お美しいお嬢様方に会うため、はるばるやってきました。その名を――」


 そこで初めて、ヤツは部室に中に目をやって気がつく。


「――って、誰もいないじゃん!」

「俺がいるだろうが」


 アホ面で怒鳴る来訪者に向かって、俺はオフィスチェアに座って頬杖をついたままツッコミをいれた。

 すると、目許にかかるサラサラの髪を弾きながら、来訪者はこちらをキッと睨む。


「馬鹿なことを言うな。お前がいても仕方ないだろうが!」

「バカはお前だ。お前は、俺に呼ばれて来たんだろうが」

「そんなのは口実だ!」

「言い切りやがった……」

「俺は、PM部にいる美少女達と仲良くなりに来たんだぞ!」

「そう思ったから、先にみんな帰した」

「悪魔か、お前は!?」

「むしろ、悪魔から汚れなき女の子達を守る天使だ」

「なにが天使だ、こんちくしょう! 最近、性格が変わったと噂の巨乳委員長や、PM部名物の美女、それにMっ気のあるかわいい少女まで手込めにして!」

「してねーよ」

「さらに、あの全校生徒の憧れ、金髪美少女生徒会長に、その変態兄貴にまで手をだしたそうじゃねーか!」

「兄貴の方には手をだしてねーよ!」


 さすがに腰をあげて突っこんだ。

 そこは強く否定しなければならない。


「ってことは、妹の方には手をだしたんだな!?」

「うぐっ……。だしてない」

「水着姿を抱きしめたりしたのだろう!」

「見てたのか、こら!」

「……いや。適当に言っただけ」

「うそつけ……」


 本当にコイツの情報網は恐ろしい。

 柑梨のMっ気があるって情報だって、いったいどこからもれたんだよ?

 つい最近まで、本人さえ気がついていなかったんだぞ。


「くだらんこと言ってないで、はいってこい」

「くだらなくない。かなりマジだ。今、泣きたい気分だ」

「うるさい、バカ。いいから、そっと……そーっとドアを閉めて、こっちにこい」

「……お前……」

「ん? なんだよ?」

「う、噂通りに……ドアマニアになったんだな!」

「どこの噂だよ、それ!」


 ともかく俺は、ヤツをソファに座らせた。

 そして部に完備された2ドアの冷蔵庫から、炭酸水【ゲロルシュタイナー】のボトルをだす。

 こいつは、ジュースやコーラとかは呑まない。

 呑むのは、お茶類か水。

 炭酸水なら【ゲロルシュタイナー】。

 そこは、こだわりがあるらしい。

 もちろん、こいつのためにあらかじめ用意しておいた。

 俺も自分の分を手に、ヤツの正面のソファに座る。


「サンキュ」


 さもそれを当然のように手にし、さっそく蓋を開ける。

 と、豪快に飲み始める。

 そして、二枚目面に似合わない、小さいおくびをもらす。

 そう。コイツはむかつくぐらい二枚目だ。

 たぶん、顔のかっこよさでは、スケさんとはることができるだろう。

 切れ長ながらくっきりとした双眸。

 くせのない、すっきりとした鼻筋。

 いつも広角に笑みを見せている口元。

 そして、サラサラとした少し長めの黒髪。

 俺と違い、コイツの周りにはいつも女性が集っていた。

 コイツと親しいせいで、恋文伝達係を何度頼まれたことか。

 まったく、むかつくヤツだ。

 思いだしてきたら、なんか腹が立ってきた。

 とっとと話を済まそう。


「で。情報はそれか?」


 俺は奴が手にしていたA4サイズの茶封筒を目線でさした。


「前置きもなしかよ。よほど気になっているんだな」

「…………」

「お前が、そこまで周りを気にするのは珍しいよな」

「うるせー」


 なまじっかつきあいが長いと、いろいろと知られていて困る。

 と言っても、中学生からのつきあいなんだが。

 もちろん、こちらもコイツのことは、いろいろ知っている。

 たとえば、コイツは女好き、特に巨乳美女好きだ。


「しかし、なんで男と二人きりで個室にこもらないとならんのだ。巨乳メガネ委員長【千枝宮 華代】先輩にお目にかかりたかった」

「それだけは阻止する」

「だいたい、今日は二学期初めてのPM部活動日だろう? 休み明けでたまっている仕事とかで残業とかあるはずじゃないのか?」

「たまらないように、夏休み中に俺がほとんど片づけた」

「お前、優秀すぎて可愛げがないと言われないか!?」

「つい、この前も言われたよ。ってか、お前は、俺とこれからする会話を他の人間に聞かれたかったのか?」

「……ま。聞かれたくはないな」

「それとも、話をじらしているのは、俺の前払いに満足できなかったからか?」

「あははは。いやいや。あの情報は役に立ったよ。まさかあんな情報が漏洩しているとはね。まじに助かった。手放さなきゃ大損だった。だから、俺が損しなかった分、内容は濃いぞ。前回はヒント程度だったけど」


 どこか乾いた笑い共に、テーブルの上に持っていた封筒を投げ置く。

 俺はそれ手に取り、中に入っているA4サイズの紙を数枚、取りだした。


「情報漏洩は怖いな。やっぱりデジタルの世の中でも、紙のセキュリティが一番だよな」


 そう笑いながら、ヤツはまたペットボトルを口に当てる。

 その間に、俺は受けとったレポートに目を通した。


「一応、口頭でも簡単に説明しておくよ」


 レポートに目を通したまま、ヤツの声を聞く。


「一学期の終わりという中途半端な時期に、2年生に転校してきたのが、【木角きずみ 有楽うら】。ご存じ木角財閥の分家の娘だ。こいつがなかなか強引な手で転校した上に、簡単に参加できないはずの校内活動監査委員会に参加し、2週間で会計部門を把握した」

「分家と言えど、木角の教育を受けているだけはあるな。とんでもない手腕だ……」

「ああ。あらかじめを手をまわしていたみたいだけどな。それでも、お堅い会計部長まで陥落したんだから、大したものだ。なんでそんなことをしたのかだが、もちろん監査の力を使いたかったからだ。目標は、このPM部。有楽はPM部の名物美女に因縁がある。もともとは、真直家との関係だったんだがな」


 どこか楽しそうな口調。

 目を向けると、口調だけではなく、その口元はいつもよりも歪んでいる。


「真直が経営している会社の取引の60%が、有楽の父親が経営している会社だった。もし、契約を切れば、真直の会社はあっという間に潰れてしまうだろう。それを笠に着て、有楽は【真直 柑梨】ちゃんをいじめていた。最初の理由は、つまらないものだった。柑梨ちゃんの髪の色は、本当は黒じゃないそうだ。きれいな栗色に近い色なんだと。有楽が気に入っていた男が、その髪の色を褒めたらしい」

「くだらんな……」

「本当だよ。褒められたことが生意気だと、頭に墨汁かけられたり、長い髪をバサバサに切られたりしたそうだ。そして有楽は、すぐに中毒になった」

「中毒?」

「ああ。取り巻きにもらした話だと、なんでも彼女は、柑梨ちゃんに浮かぶ、嗜虐欲をそそる表情の虜になってしまったんだそうだ」

「…………」


 ヤバイ。

 ちょっとわかる、その気持ち。

 まあ、でも、俺は欲望のままではなく、こう相手と共に――

 いや。今はどうでもいい。


「そのいじめを見かねたのが、柑梨ちゃんと同じ部活だった【九笛 桂香】先輩」

「なるほど。け……九笛先輩も、結構な資産家の娘だよな」

「そう。しかも、父親にかなり可愛がられていた。父親は娘の願いを聞いて、真直の会社に資金提供と、有効な取引を行った。真直の会社自体は、大きな問題もあるわけではなく、うまくやれば十分将来性もあったからな。投資自体は問題ない」

「ただ、木角にケンカを売る形になってしまった……」

「ああ。九笛先輩から事情を聞いた柑梨ちゃんの父親が、木角との契約を切ってしまった」

「天下の木角にケンカを売るのは、確かにまずいが、あの程度なら……」

「まあ、そうだよな。本家も無視した。でも、当の本人である有楽は、面子を潰されたせいか、それとも柑梨ちゃん中毒のせいか、ともかく許せなかった」

「それでわざわざ転校してきたのか」

「そう。エスカレーター式の高校を蹴ってまでな。手続きには時間がかかったみたいだが」


 俺は資料をテーブルに戻して、一気にゲロルシュタイナーを喉の奥に流し込んだ。

 強い炭酸の刺激が、内にたまり始めたイライラを流してくれないかと期待したが……まあ、無理だよな。


 柑梨は、すごくいい子だ。

 いじめられて喜んでいるが、別に真性のMではないだろう。

 あれは、本当に酷いことをされたいわけではない。

 少し、その手の本を読んでみたが、精神的なつながりを求めているタイプのはずだ。

 好きな相手にこそ、組み伏せられ、奉仕したいと感じているのだ。

 決して、馬鹿娘の玩具にされて悦ぶ娘ではない。


「どうするよ? 自分の為に作られたハーレムの女を守るのは、主の役目だろう?」

「そんなことまで知っているのか」

「情報はオレたちの武器だろうが。まあ、お前と違い、もともとここに入学する予定だったオレは、入学の2年前から情報網を作っていたからな。この学園内においては、オレの方が上手だよ」

「ふん。だが、今のところ、勝負は俺の方が勝っているぞ」

「まあな。でも、お前さ、最近変なものに手をだしただろう?」

「……なんのことだ?」

「ごまかすなよ。まず、人工知能型コンピューター」

「違うよ。【Artificial Brain Computer】――人工頭脳(・・)型コンピューターだ」

「そう、それ。うさんくせーなぁ。でも、それよりうさんくさいのは、【SSSスリーズ】とかいうやつだ。魂をどうとか……ぜったい詐欺だぞ、あれ」


 まったくコイツの情報網は、本当に恐ろしい。

 俺の動きをここまでつかんでいるとは。

 まあ、ライバルの動きに気を配るのは当然なのだが、情報力では正直なところ、負けを認めざるを得ない。


「なんで、そんなのに手をだし始めたんだ?」

「……なんとなくだよ」


 もちろん、それは嘘だ。

 そして、嘘であることは、コイツも気がついている。

 ただ、本当の原因が何かまでは、気がついていないはずだ。

 俺が「うさんくさい」と言われたこれらの技術に興味を持ったのは、【聖典物語】というゲームが原因だと言うことまでは。


 あの「中の人」がいるとしか思えないような、自然なNPCがいるゲーム。

 その不自然な自然さの解決を俺なりに探していて、ABCとSSSという技術を見つけた。

 ただ、今のところ、この2つの技術は【聖典物語】に結びついてはいない。

 それでも、不思議とこの2つの技術に興味を惹かれたのだ。


「まあ、それは別にしても、今回の件でもかなり使うことになるだろうな。10は使うか?」

「そのぐらい、すぐに取りもどすさ」

「いいや。その間に、俺が抜くぜ、まちがいなくな」

「一時的には抜かれても、お前は変なところでドジだからな。すぐ抜きかえすことになるさ」

「いいや。ドジはお前だ。ぜってー、詐欺だぞ、あれ。それで大損だ!」


 こいつとの勝負は、もう3年近くになる。

 期限は、高校卒業まで。

 それまでにどちらが上かを決めることになる。

 それは、俺とコイツの将来を決めることに等しかった。

 つまり、敵なのだが、同時に唯一、俺と対等の能力を持ち、ゆえにいろいろとわかりあえる存在でもあった。

 それは、コイツにとっても同じようだ。

 だが、俺たちはお互いに、それを「友情」とは言わない。


「お前、変なのに引っかかって、勝手につぶれるなよ。お前の人脈(・・)はオレにとっても重要なんだからな」

「それは同じだ。お前という人脈(・・)のおかげで、今回のような情報が手に入ったんだからな。ドジ踏むなよ」


 お互いにニヤッと笑いあう。

 俺とコイツのつながり。

 それを表すのに、やはり「友情」という言葉は似あわない。


「……で?」


 突然、少し体を前のめりにし、俺に満面の営業スマイルを向けてくる。

 俺は意味がわからず、眉をしかめた。


「なんだよ?」

「なんだよじゃねーよ。いつ、紹介てくれるんだよ、お前の女たち」

「しねーよ」

「なんでだよ!」

「なんで紹介しなきゃならんのだ」

「むしろ、紹介してくれない方が不自然だ! そんなに独り占めにしたいのか!」

「……ああ。そうだ。独り占めしたいんだ」

「…………びっくりだ」


 心底驚いたように、男としてはきれいな瞼を思いっきり見開き、前のめりだった体を戻してソファに沈める。

 ニキビ知らずの、シミひとつない頬をつっぱり、口をまさにポカーンと開く。


 一方で、言ってしまった俺は、少し照れくさくなり視線をそらしたまま、強気の態度を見せる。


「俺は、ここでやっと知りたいことを知ることができている気がするんだ。だから、その邪魔をするなら、トコトンやるつもりだ」

「本気だな、おい。いつもみたいにやりすぎるなよ。有楽嬢は一応……」

「わかってるよ……」


 俺の返事に納得できなかったのか、目の前の二枚目は非常に不安そうな顔を見せている。

 その顔が妙におかしく、俺は笑ってしまっていた。


今までは同期していた二つの流れが、ここで少し変わりました。

人脈で解決できない話と、解決できる話。

しかし、この「人の脈」は、遠く長い道のりを経て繋がっていくのです……。

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