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Ponte dei Sospiri  作者: さゆみ
あい
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大切



ある日 街の中 駆け足してる

くまさんは追いかけてこない

でも 振り返らず 逃げている


きれいなものしか見えないとき

楽しい声しか聞こえないとき

おざなりにしてること 気付きたくない


夜になると灯る明かり

こんなにも ぼやけてる

こんなにも こもってる

なぜなんだろう


ある日 街の中 駆け足してる

くまさんは追いかけてこない

でも 振り返らず 逃げている


正しくないと知っていても

抵抗したいときがある

確かめたいときがある

大切なものは一つじゃないと

決して一つじゃないけれど


ある日 街の中 転んでしまう

くまさんは追いかけてこない

だから 振り返らず 逃げていた


きたないものを見てしまった

かなしい声を聞いてしまった

つらいことに気付いてしまった


それは 苦しくて

それは こわくて

顔を上げられなくなる

でも逃げないのは

なぜなんだろう



本当に大切なこと

まもりたいって強く思えること

それは愛なのかもしれない

たとえそれを愛と感じていなくても

生命を大切にするように

地球を大切にするように


くまさんは待っていたのかもしれない








たぶんこれで“あい”は終わると思います。もう書けない(>_<)

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