学校と日常とフライパンと
中途半端なところで切れてます。
少しずつ更新していきます。
2012.12/8
夕暮れ、黄昏。
紅く、金色に輝く雲と彼女は本当に幻のようだった。
芸術がなんだかはしらないが、二世紀前であれば、彼女はただ立っているだけで教科書に載ったかもしれない。
「るぅはそういう台詞、よく言えるね」
半ば諦めたように、彼女は言う。
るぅ、なんて恥ずかしい呼称されているのは僕だ。
久遠流というカッコいい(笑)僕の名前を実に可愛らしく変換している。
余計なお世話だ。
長い髪を束ねずにただあるがままにした姿や、ここにはない場所を見ているような瞳が浮世離れしている。
いや違った。
僕も、彼女もこの世界から離れなかったことがない。
彼女はあの日から。
僕はあの日から。
「るぅがもしも世界征服をしたらどうする?」
「なんだよ、唐突に」
唐突なのは、別にいつものことではある。
こうして、僕を見ているようでもっと遠い何かを見ているところとかは本当に変わらない。
「自分の思うとおりに、全部が動くようになったら、まずなにをする?」
僕の思う通りに動く世界。
でも、僕の願いは僕を救わない。
だって、既に。
だから。
「ないの?」
不思議そうに、彼女が尋ねる。
「そうだな…お前と同じだな」
「私と?」
理由は言わない。
そして僕は彼女の願いも望みも知らないし、知ろうともしない。
常に失い続けてきた彼女の求めるものは、僕には理解できないのだから。
常に与えられ、恵まれた僕には。
でも、それでも、だからこそ。
僕は彼女を救いたい、今度は僕が彼女に与えたいから。
「同情?」
「それにほんのりラブプラス」
だからー、と彼女は言葉を切った。
その先は言わないで欲しかった。
夕暮れ、黄昏時。
僕らは通学している学校の屋上で、社会不適合者同士じゃれあいだった。
「おにーちゃん」
紅蓮の声。
僕たち二人だけの空間が燃えた、灰になり塵になり。
夕暮れに染まる空のような茜色の瞳。
短くまとめられた髪と、その外見に反する落ちついているのに荒ぶっているかのような錯覚を起こす独特の存在感。
久遠みやび、僕の妹。
彼女は火だった、比喩ではなく。
金色に輝やいていた世界は、紅く染め上がった。
周囲に影響を与えずにはいられない存在。
そんなところまで僕に似てしまった、妹。
余談だが、その強気な性格が下級生からは人気があるらしい。
そして、僕たち二人以外に、みやびもまた、世界から離れてしまった一人だ。
「もう家にかえろっ、レンも待ってるよ」
みやびは僕の隣にいる彼女に視線すら合わせずに僕に言う。
相変わらず、この2人は仲が悪い。
「るぅ、明日も会えるよ」
大人びた、いや違う。
自分の優先順位が限りなく存在しないに等しい彼女は僕にそう言った。
そのなにも求めない姿勢は大人と呼ばれる対応と、対極にあることを僕は知っている。
「そうだな、じゃあまた明日な」
「ん、バイバイ」
みやびにも会釈をしながら彼女は屋上を後にした。
明日は来る、当たり前のように。
まだ、いや、もう世界は日常という言葉を使えるのだから。
非常に気に入らない単語を口に出したのを注意する機会も、当然未来にあるから。
なので今日は最近構ってやれなかった妹の機嫌をとることにする。
「おにーと帰るのひさしぶりだよ、二光年くらいっ」
ありきたりな単位の間違いがあるが、ニュアンスは伝わってくる。
僕にとっては、それほど久しくは感じられないが。
嬉しそうにみやびは跳び回る。
そうして一メートルはある塀に軽がると跳び乗った。
垂直跳びの高校生記録っていくつだっけかな。
人間離れしているのに兄離れのできない妹で実によろしい。
「ここ最近、物騒だからな。僕でも居ないよりはマシだろ」
この街は、いまとても物騒だ。
誰かの悲痛な叫びとか、不吉な空気を肌に感じることができるほどに。
連続通り魔、殺人事件、そして怪談。
通り魔と殺人事件は犯人が共通しているかもしれないので同一のものかもしれないが、怪談のオマケ付き。
得体のしれない化け物が夜中にうろついているとか。
噂曰く、顔のない化け物が夜な夜な徘徊しているとか。
……顔の無い化け物に心当たりがあるのは内緒だ。
「おにーのそういうとこ、好きだよ」
みやびの声で現実に引き戻される。
彼女といい、みやびといい、僕を買いかぶりすぎだ。
「レンのほうが頼りになるんだろうけどな、それにみやびは僕が居なくても問題はないと思うし」
アイツもみやびも本当に凄い奴だ。
学年主席、人類史に残るスーパーハイスペック人間のレンと同じく、こと運動能力に関してならばレンを凌駕するみやび。
対して僕は、二人の家族でありながら、なにも突出してはいない。
それは当たり前なのだ、家族とは血縁を指すわけでもないし、そうであっても僕にはなにもないだろうから。
夕暮れも、宵に近づき辺りは暗くなってきた。
みやびは、塀から降りて僕の隣をちょこちょこと歩いている。
左右非対称で、片方だけ結んであるサイドポニーが歩くのに合わせて跳ねている。
でぃすいず妹、兄冥利に尽きる。
尤も、みやびが兄離れ出来ないのには理由が当然ながら存在するわけだけど。
考え事に耽っていると突然、みやびが僕の前に回り込んだ。
「おにー、少しは私を女の子としてみてよっ?」
なんて、百八十度振りかえってそう言った。
夕暮れが、日差しがまぶしかった。
だから、僕らみやびがどんな顔をしているのか見れなかった。
なんて、言い訳。
「みてるさ、ちゃんと」
あの頃と違い、僕もみやびも、ただの男と女なのだから。
みやびは、僕にとって普通の女の子なのだから。
僕にとっては、だけど。
「み、みてるならいいんだよっ? あははー」
「みやび」
僕は少し、真面目な顔をする。
「な、な、ななにかなおにおにおにおにー、兄妹だよ?私たちは血のつながった兄妹なんだからこういうのは」
なにか盛大な勘違いをしている。
思考に口がついていない、いや、口を動かすより思考にベクトルが傾いている。
「違う、後ろをつけられている」
「へ?…… ん、今確認したよ。 例の事件のかな?」
多分そうだろうな。
なにせ、僕ら兄妹へのアプローチが実にタイミングが良すぎる。
こういう時、僕らは大概はろくでもないことに巻き込まれる、そう決まっているから。
不審者が出ています気をつけましょう、と言われたらほぼ確実に遭遇した。
不発弾が埋まっていて、UFOが出現して、妖怪化け物etc…。
もう、こういう人生だと納得するしかない。
「それとみやび」
「なにかな、私がとりあえずやっつける?」
「なぜ服を脱いでいるんだ?」
なんかさっき、兄妹でこういうことはとか言っていた時からみやびは服を脱ぎ始めていた。
唐突なサービスカットありがとうございます、かわいらしい白のスポーツでございます。
「バカぁぁぁっ!」
テークバックが見えない速度の拳が腹にめがけて飛んでくる。
「待て落ちつけぉぶぅっ」
必死に説得を試みたが、理不尽に対してのツッコミが先に口からでてしまった。
本当に、なんて正直な僕。
そんなバカをやっている場合ではない、この視線と僕たちの後をつける何かがいる。
いや、いたはずだった。
「……居なくなった?」
「みたいだね、なんでだろ」
結局、その日はなにもなく僕らは帰宅した。
「あァ? なんで俺を呼ばねぇんだよ」
帰宅して、今日の帰り道に後をつけられたことを話すとレンから開口一番、そんな言葉がでた。
メッチャ楽しそうだ、と無表情でレンは呟き、自分の作業ーーアクリルやら金属やらを繋ぎ合わせているーーに戻る。
蓮田レン。
僕ら兄妹の同い年の兄であり、同じ人類に分類すべきかわからない異才である。
「じゃあ携帯電話とか持ってよねっ」
夕食を用意しながらみやびがレンを責める。
レンは携帯を持たない。
本人は面倒くさいとかいっているが、どういうわけかレンは携帯をもつとすぐに壊してしまう。
「みやびちゃァーん、むしろみやびちゃんが俺と常に一緒に居てくれれば万事解決じゃないかなァ!」
レンはみやびには甘い。
甘いというか、兄妹として一線を超えた感情を持っている。
「うっさい、ばか!」
レンはみやびに罵倒されてとても嬉しそうに悶えている。無表情で。
俺の兄なんだよな、一応。
血はつながってないから、みやびとレンは一応大丈夫なんだろうが、なにが大丈夫だって言うんだコノヤロウ。
「そういえば、流」
珍しい、レンがみやびとの会話の途中で僕に話しかけるなんて。
いや、僕がレンに嫌われている訳じゃないぞ、決して。
そう思いたい。
「最近話題になっていた暴行事件の犯人な、捕まったらしいぞ」
「え、ちょっと待てよ、僕らがつけまわされた後にか?」
「いいや、白昼堂々の犯罪でピリオドをうったよ、ジエンドさ」
昼、もう既に街を騒がせていた犯人は居なかった。
つまり。
「言ったろ、面白そうだって」
レンは無表情を崩してニヤリと嗤って言った。
なんとも、後味の悪い終えかただった。
さて、ならば今日現れたのはなんだったのか、だれだったのか。
今夜は月が見えない。
唐突だけれど、僕は、久遠流は、人の気持ちがわからない。
そんなものは当たり前で、自然なことで。
それを不自然に感じてしまう僕は本当に不調和だった。
なにか、当たり前のことができないでいるもどかしさというのだろうか。
そう、まるで悪夢を見ている時のように、思い通りにいかない感覚。
僕は人に気を遣う。
極力、誰かと関わりを持つことなく、不快にさせない程度の言葉で。
表面上、全く問題のない人間に擬態した宇宙人。
自分の正体をひた隠し、他人を探る悪魔。
なにが僕と違うというのか。
「おにー」
夕飯を食べ終えた後、家の縁側でくつろいでいるとみやびが隣に座った。
特に用事はないのか、言葉は続かずにただ時間だけが過ぎた。
「そろそろ、お母さんたちの命日だよねっ」
「そうだったか? ああ、そうか、そっちのか」
「そっちの?」
「ん、いや。今年はどうするかね」
そうか、もうそんな時期なのか。
早い、とは思わない。
むしろ、前回がいつだったか。
気が遠くなるほどの時間が経った気がする。
だけど、毎月行っているような感覚。
身近で、でも関わりのないぼやけて曖昧で、相反する感覚。
「おにーは留守番してる?」
「そうだね、今年もそうするよ」
二世紀前なら、僕は人非人といわれるだろうか。
仮にも、親の命日に顔を出さないのだから。
しかし、それは仕方ない。
僕は、人の気持ちがわからない。
そのくせ、他人に気を遣い、人をわかろうとするし、人を不快にするのが不快だ。
なにより、そんな当たり前で悩む自分が不快だ。
そんな僕に、誰が近づいて欲しいものか。
いや違う、僕自身近づきたくないだけだろう。
僕がみやびの近くにいることを、あの母親が望むはずもない。
望まれて、なかったから、あはは。
そうして床に就いたこの日は寝苦しい夜だったのを覚えている。
その夜、僕は夢をみた。
どういうわけだろう、僕らの街は鷹に囲まれている。
昔からこの街、鈴鳴街と呼ばれるこの街には不思議な伝承が残っていた。
古事記や日本書紀に記された伝説に類似した物語が多数存在し、神話の街として親しまれてきた。
きっと、そんな街だから皆不思議なことが起きても許容してしまうのだろう。
夜鷹が、街を囲んでいる。
地の底から何かを喚ぶような声が聞こえる。
歌うように、歌うように。
僕は夢をみた。
これが夢ではなく、いつか体験する光景だと理解して、僕の意識は閉じられた。
夢から醒めた。
夢の中身は覚えていない。
蓮田家の朝は早い。
起床してから三十分間で僕たちは身支度を整えて家を出る。
なぜなら、この家は。
「おはよう」
「あァ、おはよ」
レンと玄関で鉢合わせる。
とても眠そうで、足元が落ち着いていない、が、相変わらず無表情だ。
伸ばし放題にしたボサボサの髪は、なぜかこいつにとても似合っていた、ついでにまだ無表情だ。
「なに抱えてるんだ?」
レンはなにか透明な箱で覆われた機械、のようなものを抱えていた。
「ちょっとした実験に使う大事な機材でね、まァ時間潰しかな」
レンは、アレに壊されると嫌なんでね、と頭をわしわしと掻く。
背後から大きな音がする、何かが爆ぜた音、文字通り爆発音だ。
いつもの光景だが、家が揺れている。
「さァて、今日は成功かね」
「いや、あの揺れ方は失敗とみたね」
レンと僕は互いに感想を言いながら、家へともどる。
家の扉を開けると、黒煙が外へと流れ出た。
「げほっごほっ、みやびー、生きてるかー?」
「みやびちゃァーん、結婚しよう」
僕たちは迷わず台所へ向う。
レンの呼び掛けは、無視。
無表情で求婚するな、と心で突っ込んでいる時点で無視していないけれど。
「……うーっ、失敗しちゃったっ」
なにがすごいって、
家と近所を物理的に震撼させて、部屋の中がミノフスキー粒子が濃過ぎてレーダーがイかれちまったくらいの視界の悪さを作り出しておいて失敗の範囲内なのがすげぇ。
事件とか事故のレベルなのだが、みやびだから、その一言で僕たちは納得してしまっている。
「ふんふっふーん、みぃ~やびぃ~朝飯は~?」
そして鼻歌を歌いながら、二階から悠々と降りてくるおっさんが一人。
灰色の眼、土色の肌。
僕らの父は、こんな音でもない限り睡眠から醒めない。
断言してもいいが、死ぬ直前までも脳天気に寝ているだろう。
パチンコ店内でも容赦なく寝られるヤツだ、きっと世界が破滅しても寝ていて気がつかないに違いない。
「今日はパンっ! パンなのですっ!」
後ろで焦げた何かの塊や、何かの金属の残骸やらを必死に隠しながらみやびがパンを用意する。
パンはパンでもフライパーン!なんてギャグはこの場では冗談には聞こえない。
「パンはパンでも、フライパンってか、わははははは!」
我らが父は愉快そうに笑い飛ばしている。
空気読めよ、頼むから。
そして手をいっぱいに広げて後ろの惨状を隠すみやびは、飛べないダチョウが羽ばたいているようだ。
飛べないダチョウはただのダチョウだ、うん当たり前か。
ダチョウ、訂正、ペンギンのほうがかわいらしかろう。
こうして朝食は蓮田家のいつものメニューになった。
蓮田家の朝は早いのだ。
いつもどおりの朝を過ごすと、僕たちは父を仕事に送り出し、家を出た。
「まぁ、兄弟で登校とか二世紀前のギャルゲーみたいだな」
「二世紀前にギャルゲーはねぇよ」
「朝からギャルゲー、ギャルゲー言わないでよっ!」
そういうみやびは、少女漫画を常に購読しているくせに。
なにが違うというのか。
「せ、け、ん、て、い!」
今更な話だった。
僕が僕たち家族が気遣う必要のある世間体なんてメダカに上げる小判くらいに意味がない。
価値がわからないとかじゃなくて、そもそも毒にも薬にもならない、金は水に溶けないし。
「まァ、みやびちゃんの言う通りだわな」
レンがみやびを援護する。
世間体とか、俗世とかと1番かけ離れたレンに言われるのは屈辱だった。
毎度のことだが、三人だといまの民主主義では多数決という数の暴力が公然と黙認される。
要はみやびの発言力がすごーく強いってことだ、どっかのバカのせいで。
「みやびちゃん、ジャスティス。オレ、みやびちゃんのナカマ」
「アイドントライクレンサン」
ぐっ、と親指を立てるレン、無表情で。
二世紀前でも許されざる摂関政治である。
僕の人権とかその他諸々を要求したい、そんなものがあればだけど。
と、言っても、相手の不快に感じることは僕の望むところではない。
なので、これが一番良い帰結の方法なのだろう。
学校に近づくたびに濃くなっていく人の気配。
ああ、また今日も始まるのか。
「さて、今日は君たちに残念なお報せをしなければならない」
背後から声。
残念と形容している言葉とは正反対の感情、嬉々揚々とした声色。
振り向かずともわかる、黒と銀色の混じる髪を風に揺らしているのだろう。
締まりなく緩んだ口元が、端正な顔を歪めて不気味な表情を形成しているのだろう。
「なにかあったのか、侑?」
新聞部部長であり郷土文学研究同好会会長、結城侑。
その肩書きだけならば、問題はない。
しかし結城侑は問題がある、問題がある肩書きを一つ持っている友人だ。
「今日も今日とて、我が神の機嫌は悪い」
それは、侑が学園屈指の邪教崇拝者であり神秘術なんてものを本気で信じていること。
「邪教とは聞こえが悪い、外なる神を崇める熱心で無垢で純真で正直な人間さ」
それは、学園という学び舎には不要であるはずの、狂言回しのポストについていること。
「無垢で純真な人間は、お前の信じる神様とは縁がないんだよ」
人皮で覆われた魔導書だとか、異界の神を喚び起こす呪文だとか胡散臭い通り越し、恐怖の対象である。
侑はしかし、そんな僕に怒るでもなく友人として接する。
「ハッ、とりあえず残念なお報せってのは?」
レンが本題を急かす。
天才故、結論に至るやりとりが面倒臭いのだろう。
「ああ、ハスターの器もいたのかい」
侑はレンをハスターの器と呼ぶ。
彼に言わせれば、すべて人には
神に割り振られた生まれながらの役があるらしい。
その人間の属性を表した占いのような言い方だが、似たようなものなのだろう。
神様の数が圧倒的に人間の数と比べて少ないことを質問したら、僕らに認識できる世界がなんとやらと専門用語満載な回答が返ってきたのでこれ以上は突っ込まないことにした。
「オカルト研究会が、本当にやらかしたみたいだよ」
オカルト研究会。
侑が敵視する、郷土文学研究同好会のライバル的立場にある同好会だ。
なぜ、文学研究同好会とオカルト研究会がライバル的な位置にいるかは深く考えないほうがいい。
「あんのクソ女狐、これを機に失脚させてやる、クキキキキ」
要するに、対立しているのは互いの会長。
具体的に同好会の主義主張が相反するわけではなく、むしろその方向性は同種。
同族嫌悪といってもいいだろう、そういう僕もそれに近しい感情に心当たりはあるのだけど。
「女狐って、だれっ?」
みやびの発言が、空気を燃やした。
敢えて発言を控えていたというのに。
おい、後ろみろ。
みやびーうしろーうしろー!
「私のことと考えていいですわね」
ラブクラフト先生ごめんなさい。
クトゥルフになるのか怪しいです。