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月と翼の夜  作者: 由宇
6/17

6.


次の日の朝、紗弥は赤い目をして部屋から出てきた。

俺は紗弥の前に舞い降りた。


「おはよ。」

「近づかないでっ!!」


紗弥が俺に何か投げつけてきた。


「何これ、ニンニク?」

「ウソっ…。」


どうやら、俺ら悪魔はニンニクが苦手だと思っているようだ。


「残念だけど、迷信だ。」

「近寄るなー!!」


紗弥が何かを俺に投げつけた。


“バチッ!”

「いってぇ!!!!」


突然電気が走ったような痛みが体を駆け抜けた。


「えっ、何コレ!?」


紗弥が俺に投げつけてきたのは、小さな十字架だった。

今まではこんなもの、何ともなかったのに。

拾い上げようとしたら拒絶されたように手に痛みが走る。


「いって…。」


十字架に触ったところが火傷みたいになっていた。

紗弥がすばやく十字架を拾って俺に突きつけた。


「近づくな!」

「わ、わかった。わかったからそれ降ろして。」


紗弥はその十字架をネックレスにつけた。


「これで私に近付けないでしょ?」


勝ち誇ったかのように笑う紗弥。

そのままどこかに出かけていった。


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