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月と翼の夜  作者: 由宇
13/17

13.


「や、やめっ!!」

「もう遅いよ。」


“ザシュッ!!”


鋭い爪で切り裂けば、あっけなく死んでいく人間たち。

苦痛の表情を俺に向け、命ごいをするやつら。


「くだらない世界。」


指にベットリとついた血を舐める。


「クククッ。」


笑いがこみ上げてくる。


「ハハハハッ!」


こときれたゴミを放って、俺は闇夜に飛び立った。


あの日以来、もう何人この手で殺めただろう。

意味もなく、ただ自分の満足のために、人を殺してゆく。


断末魔の叫び声、苦痛と恐怖に満ちた表情。

それさえも俺を満たしてはくれなかった。

それでも、何か心の隙間を埋めるため、俺は次々に人間を襲った。



血塗られた両手では、もうお前に触れられない。


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