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日常で世界を変える(早川編)  作者: mei


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5月29日 練習試合(白峰工業高校)6

 どうやら、橘たちは放課後にニクドナルドに行くらしい。まぁ、俺には関係ないのだからいいのだけど。昔から、俺はコイツらの輪の中に入っていくのがどうも苦手だった。


 ー5月24日ー

 

 ここまで、聖徳高校のピッチャーは、竹田ー葛西とつないできた。この回からは、八幡がマウンド上にあがっていた。八幡は、なんとかツーアウトをとったものの、3番河田にライトスタンドへ運ばれ、白峰工業高校に7点目が入ったのだった。なんとか、5番バッターを抑え最小失点に抑えでチェンジとなった。ちょうど5回が終了し、グラウンド整備が行われている。俺は、6回の先頭バッターということもあり、手袋をつけながらベンチの中を見渡していた。なんかよどんでんなぁ。まぁ、これまで白峰工業高校エース三好の球に、俺たちは、なかなか反応することができていないし。監督も、毎回、三振して帰ってくる選手たちを見てお手上げ状態だった。

 かといって、この後抑えれる保証もないしな。八幡の後は、誰が投げるのか?ブルペンには、優聖がいるみたいだけど。とりあえずは、まずはこの打席でヒットを打つしかない。ここまで2打数の1安打。1打席目が初球をセンター前ヒット。2打席目も、初球。いい当たりではあったが、白峰工業高校のショート丹生のファインプレーもありショートゴロとなってしまったのだ。3打席目に入るし、そろそろ攻め方も変えてくるだろうな。グラウンド整備を終え、白峰工業高校の選手たちは守備についていく。 

 狙うは、再び初球だな。普通は、ストレートにしても変化球にしてもボールから入ってくるだろう。俺としては、ボールから入ったとしても外しにいったボールは威力がないと考えていた。ここは、初球を変化球にはることにした。変化球だったら、カーブだろうな。やはり、逆方向に打つ方がいいだろうな。少々のボール球でも打てる範囲なら打つことにした。投球練習が終わり、俺は、第三打席のバッターボックスに入った。ピッチャーの三好は、ボールを触りながらキャッチャーの方に目をやる。キャッチャーのサインに頷き、セットポジションに入る。

 左足を上げ、投球動作に入る。あっ、絶対カーブだ。これまで打席に入っていた俺の勘は読み通りだった。アウトコースに少し外れたボール球だ。このボールなら打てる。逆方向にと言わんばかりに打球は、ショートの頭上に飛んでいく。捕るなよ、、、、、。俺は、一塁へと走り出した。

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