4月21日 河南ボーイズ2
昨日、悠太に言われてから河南ボーイズのことを思い出していた。実際、何人くらいくるのか?俺は、中学時代からあまり仲良いやつがいるわけではなかったのでなんとも言えないけど。俺の中では、みんな野球というスポーツでただ、つながっているという感覚だった。俺たちの代は、とても仲がいいという感じはなく、みんなそれぞれの中学校から野球をしに来たという感じが強かった。野球以外のつながりは、ほとんどなかった。
しかし、野球に関してはとても意識が高かった。決してレベルが高いという感じではないけど、それぞれの得意を生かした全員野球をしていた。チーム全体は江陵高校に進んだキャプテンの福川、森が中心選手。そこに加えて杉原、中村たちが回っていた。俺はどちらかというとみんなを傍観することが多かった。投手陣は、森、山河、花輪の3人。そこに、福川、植田といった打者陣が上手く機能すれば勝つ試合が多かった。俺たちは、どちらかというと最小失点で勝つことを目指していたチームだった。
そのため打撃に関しては点がとれたらラッキーぐらいに思っており、徹底的に守備を磨いていた。エースの森はストレートとスライダーを武器に三振を奪っていく。それをリードする杉原は、とても肩が強く盗塁でセーフになった奴をほとんど見たことがない。福川と河原の二遊間コンビは外野に対してポジション位置をサインするなどキャッチャーを補佐する役目も担っていた。そこに、守備範囲が広い植田がおり鉄壁の守備陣という構成だ。控え投手陣の山河、花輪もリリーフで待機していることに加えて、代走の真田、代打の挟山など控えの野手陣も凄かった。そんな選手たちがたくさんいたからこそ、俺たちは全国大会まで出場することができたのだ。今となれば、よくあのメンバーが揃ったなと思う。聖徳高校に来て凄いなと思ったのは、キャッチャーの橋本しかいなかった。もし、それを知っていたら聖徳には来なかったかもしれないと今なら思うかも知らないと思ってしまう。
早川直人 聖徳高校
山田悠太 聖徳高校
福川雅也 江陵高校
森絃次郎 江陵高校
杉原大星 純新学園高校
河原智樹 千川第二高校
中村周平 海美学園高校
植田正治 取手高校
土倉拳 取手高校
真田信二 取手高校
挟山達 取手西高校
加藤元 取手西高校
山河泰斗 青川高校
花輪翆 駒西高校
若山裕翔 両月高校
坂元真司 小石山高校




