4月3日 ベースランニング(開始)
今日は、バッティング練習を中心に行っていた。俺は、気持ちよくマシンのボールを打ち込んでいた。外野までキレイに飛ばすことができたのはよかった。しかし、俺たちがあまり走りこんでなかったのを監督は見ていた。そこで、練習終わりの最後にベースランニング対決だった。どこのチームも同じタイムくらいになるような4チームに別れていた。ホームベース、ファーストベース、セカンドベース、サードベースに選手たちが別れていた。
【ホーム】 【1塁】 【2塁】 【3塁】
橋本涼太 山里侑大 八幡修也 川中衛
佐伯浩二 橘怜衣 定本健太郎 竹田衣玖
葛西弘毅 早川直人 塩尻郷 飯田徹
永谷満 山田悠太 田畑誠 安田智久
向井雅 小山祐介 川原直虎 小川純希
槙本賢治 古山光輝 鳥居駿太 若木良樹
本田健三 西川謙也 安達宏 松本風磨
俺 「俺、何番?」
悠太「さぁ、最初の方がいいんじゃない?」
俺 「橘ー」
少し離れたところにいた橘を呼んだ。すると、俺たちの方を見てきた。
橘 「どうした?」
俺 「俺、何番いくの?」
いつの間にかコイツに従うという構図を受け入れるのがやるせなかった。コイツたちと上下関係なんてないんだよ。
橘 「最後か最初だろ?」
悠太「たしかに。お前と侑大が一番速いからな」
俺 「わかった」
コイツに褒められても全然嬉しくなかった。
侑大「何番がいい?」
俺 「じゃあ、最初だな」
侑大「わかった。じゃあ、俺が最後だな?」
俺 「だな」
順番が決まった。1番が俺、2番悠太、3番小山、4番西川、5番古山、6番橘、7番侑大。
悠太「よっしゃー。いこうぜ」
橘 「マジで勝ちたい」
悠太「わかる。でも、橋本のところ速そうじゃない?」
橘 「たしかにな。でも、いけるやろ」
悠太「よっしゃあ、いこうぜ」
俺たちは、拍手しながら一列に並ぶ。俺はベースを踏みながらいつでも行ける準備をし始めた。
俺 「絶対勝つ」
悠太「佐伯、定本、飯田かぁ」
俺 「アイツらなら、勝てるだろ」
悠太「強気だなぁ。お前も」
こんなところで、コイツらに負けてたまるかよ。
俺 「じゃあ、いくわ」
悠太「任せたぞ」
俺 「ああ」
俺は、監督のスタート合図を待ちわびていた。




