表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/75

3月30日 狭間

 俺は、悠太と一緒にクラスに残っていた。特に何をするわけでもなく、ただただ喋っているだけだ。俺たちも、そろそろ部室に行かないとな。けど、なかなか行きたいと思えなかった。行ったら、結局自分はレギュラーじゃないんだと再認識させられるからだ。とはいえ、行かない限り一生レギュラーにはならない。そんな狭間で揺れていた。


 俺 「眠いな」

 悠太「ああ。何時に起きた?」


 朝は、いつも睡魔との戦いだった。


 俺 「6時」

 悠太「俺なんて、5時半起きだぜ?」

 俺 「まじ?」


 悠太は、高校まで1時間半くらいかけてくる。よく来てるよな。


 悠太「ああ。眠いのは体によくないな」

 俺 「わかるな」


 ノートを持ちながら、俺の方を向いた。


 悠太「宿題多くてだるいな」  

 俺 「どれだけ終わった?」

 

 結構終わっているように感じる。


 悠太「まだ、一つも終わってないよ」

 俺 「そうなの?」


 意外だった。まさか、悠太が終わってないなんて。


 悠太「なんで終わってないのか俺も不思議だよ」

 俺 「なんだ、それ」

 悠太「なんでもだよ」


 最近、疲れているのか?悠太はいつもと比べると元気がないのはなんとなくわかっていた。


 俺 「なんでやんないの?」

 悠太「なんでって言われてもめんどくさいからだよ」


 本当なのだろうか?


 俺 「めんどくさいのはわかるよ」

 悠太「だろ?」


 とりあえず同意してみた。


 俺 「早く終わらせろよ」

 悠太「うるせぇよ。終わらないんだよ」


 終わらない?なんか理由があるのか?心配だった。


 俺 「一緒にしようぜ、宿題」

 悠太「おっけ。練習終わったらカフェ行こうか」

 俺 「ああ、いいよ」


 俺は、カフェに誘うことに成功した。


 悠太「今日、塾行くのか?」  

 俺 「まぁ、時間があれば行くけどわからないな」

 悠太「そうなんだ」


 悠太は、何かを気にしているみたいだった。


 俺 「塾行くか迷うな」

 悠太「行ったらいいんじゃないの?」

 俺 「なんで?」


 悠太は、なぜ勧めてきたのかはわからない。


 悠太「だって、塾集中できるんだろ?」

 俺 「まぁ、そうだけど」


 悠太は、何がいいたいんだろうか?


 悠太「練習何時に終わるかな?」

 俺 「16時くらいじゃないか?」

  

 この後の練習は、フリーバッティングからだったと川中が言っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ