私は君に
ブランコに揺れながら
毒づいて空き缶を蹴ってみる
私は天使じゃないし
ものじゃないから
揺れ動く心をもつ生きものだ
嘘だというなら
悲しいことがあると
また別の本当がまた浮きあがることもあるんだと
君にいいたい
君とここに来たときは
君への本当でいっぱいだった
それだけだったよ 誓える
君はどうだった?
私は今でも君の言の葉で涙がでるよ
まるで聖水のようなね
君となら知らない世界
心動かされる愛せる世界をきずけるかもしれないなんて
甘えだったかもしれないね
君は嘘はなかったの?
きっとどれも本当だったんじゃない?
揺れ動くんだよ
月も太陽に愛されて輝くのなら
太陽の心を思い出してみて
その時に 思い浮かんだひとは誰?
私は嘘月
悪い夢なら
海に沈んで
何処かでまたゆらゆら揺られる
海月になって
ゆらゆら 踊るよ
もう 私という悪い夢は
沈めよう
だから ゆっくり
今夜から眠ってください
新しい朝焼けに海を染めて
本当の天使を待っていたら
きっと降りてきてくれるかもよ
君のその美しい心ならね