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もうすぐ春ですね。

作者: モノ

あの子の事が嫌いだ。


受け身で流されて意見もなくて努力もないし知性もない。


みんなあの子と私を同じにする。


不快だ。


喋り方も見た目も似ているから。常に私の隣にいるから。


あの子がどういう子なのかみんなわかっていないのだ。

私がどういう人なのかみんな知らないのだ。


この間、先生からあの子の名前で私が呼ばれた。


初めてあの子と会った時に可哀想だと思ってしまった。


そんな事を思わなかったら良かったのにと今では後悔している。


常に一緒にいるというだけで仲がいいと勘違いする。


私からあの子を友達であるとか、仲が良いなんて言ったことがない。


周りに流されるあの子も私の事を友達と言い始めたのは周りがそう言い始めたからだ。


ほらね、あの子は可哀想だろう。

きっと、これからもそんなふうに生きて行くんだろ。


さようなら。


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