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うじゃじん!  作者: サイバ
3/3

商品開発部は寝て

前回のあらすじ

コーギーの尻によって世界は救われたが、それは一部界隈では混乱を同時にもたらしたのだった。


ある意味必然の事であるが、一つの問題が解決したとしても新たな問題がすぐに現れる

例えばそう、海と陸の争いだ。



地球の97%は海である、宇宙から見た地球には美しい青が何処までも広がり光り輝く地上と天の雲のコントラストがより生命の水を見たものの目に焼き付けるのだ。


スシ を知っているだろうか。


こう聞かれて多くの人達は一口大に酢飯を整えその上にわさびと魚の切り身を乗せた日本食を思い出すだろう。寿司、江戸時代に魚を保存するための保存食として作られわさびや酢、ネタを締めたり醤油で漬けたりするの主流だったが現在では科学技術の発展によりそのような手間をかけず長く魚を保存できるようになった事から日本に長く続くメジャーフードとして世界に広がっていく寿司


ところで話は変わるが箸と橋はご存知だろうか、同じ はし でありながら別の意味に変わる日本の言葉の代表例。

イライザとエリザ、神と紙、ベトナム語で鳩はちんぽこ、同じ読み方、同じ文字、同じ発音を共有しているのに全く別の物になる。


火星で スシ と呼ばれる種族を知っているだろうか


冷たい風の吹く美しい海の前で“それ”は叫んだ「これだけの水があれば!」「何故、ここにある」「救われないのか」「私達の踏みにじられた誇りは!」

どこまでも冷たく身を切るような海にすら届かずに“それ”は感情を爆発させた


「海を!水を!我らが種族に再び繁栄を!」


「ああ、その為には人間が、邪魔だ」



かつて地を駆ける種族がいた、かつて叡智を持ち先見をする種族がいた、しかしその強靭な脚が駆け回るべき大地も育まれた生い茂る草木もとうの昔に失われている。

彼らがその4本の脚を2本の足に変えるすべを得て長い長い年月が経った、コンクリートに囲まれながら騒音を撒き散らす鋼の箱が品もなく走り去る様を、乱雑にのろのろと動き回る醜い人間の様を、青い空と共に幼い彼女は見ていた。ただただ数か多いだけの凡族に価値などあるのだろうか?幼子の純真さは素直に言葉を小さく吐き出した「はしりたい」と


何処かにあるとある女学園に何故かある馬小屋に一人、少女が来ていた。彼女の名前は徹庭鋼(てってい はがね)、空っぽの馬小屋に入り込んでは友人に引きずり出される日々を過ごす女子高生だ。

「おいこらラーテル!出てこいコラァ!」

穏やかな時間は騒がしい友人の雄叫びで中断される。ぼんやりと空を眺めていた(はがね)は馬小屋を吹き飛ばす勢いでやってきた友人、長田屋青味子(ながたや あおみこ)に対して素直に返事をした

「アァン?やんのかタスマニアデビル!!」

素直に煽り、焚き付け合い、掴み合いと言い争いが始まる。ああ、なんと無益で平和な争いだろうか。方や海を広げ人を消し、滅びた己の種族の復興を願う火星のスシ、方や陸地を広げ人を消し、失われた栄光を取り戻そうとするケンタウロス、彼女達は一体どこに向かうのだろうか?

その未来に、彼女達の友情は失われるのだろうか


「あのさあのさ、これやばくない???」「え、やばい」「まじ?これ売ってていいの?」

机を囲み、北世(アホ)の買ってきた机の上にある期間限定のスナック菓子、ソーダ味のポテトフライチップス(未開封)を囲み北世(きたよ)夕神(ゆがみ)襟左(えりざ)は顔を見合わせていた。これを販売しようと思った会社の事や案を通した人間達の正気を疑いながら囲んでいた。信じられない、何なんだこれは、頭おかしいんじゃないか、なんでこんなの買ってきやがったアホ木星宇宙人め、普通のコンソメポテチ買ってこいや、そんな無言の声がその場に響く空間な中では誰も動かなかった、お互いの次の一手を読み合い己に降りかかる火の粉を他者に押し付けることだけを考えていた。

ガサリと、おもむろに襟左(えりざ)がその袋を開き再び机に戻して微笑んだ

「ほれ、食え」

本作品は頭を使わないで読む事を推奨しております。

読んでいただきありがとうございました

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