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――いやはなさないね。最近起こっている奇妙な事件。奇妙すぎてこれは異能の力を持つ者の仕業とは思っていたけど、お嬢ちゃんが犯人だな。それにしても見知らぬ人間の首を落とすなんて、女の子の遊びにしてはいくらなんでも過激すぎやしないかい。
「なに言ってんのよ。いいからはなしなさいよ。この変態!」
――駄目だね。悪い子にはお仕置きが必要だ。俺も異能力者だが、お嬢ちゃんのように相手を直接攻撃する力はないんだ。異能の力を防ぐのは得意なんだが。でもその代わりと言ってはなんだが、一つだけ便利な能力があるんだ。そこでクイズだ。それはいったいどんな能力だと思う。
「そんなの私に関係ないわよ。さっさとはなしなさいよ。さもないと」
プリンセスは一瞬静かになったが、次の瞬間には叫んでいた。
「脳みそ!」
すごい力だった。
二度目のときよりも、さらにパワーアップしていた。
しかし興奮状態のせいか、力にかなりむらがあった。
そのむらのおかげもあって、俺はこれも難なく防いだ。
――脳だけを外に落とすことも出来るんだ。すごいね。で、お嬢ちゃん。クイズは嫌いみたいだな。それは残念だ。それじゃあ正解を今から実践するから、よく見ておきなさい。
俺は能力を使った。
すると少女の声や息づかい、気配と言ったものがきれいさっぱり消え去った。
――終わったな。
俺の特異な能力。




