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そして後ろに立っている男と目があった。
次の瞬間、半そで男の身体から首がぼとりと落ちた。
――ひいいっ!
男は逃げようとした。
しかし腰を抜かしてへたり込み、その場から動けなくなってしまった。
するとまた少女の声が聞こえてきた。
「次はおまえ」
「えっ?」
「左足」
女はちょっとした買い物のために、コンビニに向かった。
深夜と言っていい時間だが、マンションの裏にある細い路地を抜ければ、コンビニまではすぐだ。
夜歩く人はほとんどいないし、その距離も短い。
ゆえに女一人でも特に問題はない。
そしていつものように路地に入った途端、女の脳裏にあることが浮かんできた。
――そういえば……。
昨夜、ここからそう遠くはないところで、二人の男の死体が見つかったのだ。
一人は右手と首がはなれていて、もう一人は左足と首がはなれていたそうだ。
気になるのは警察が「はなれていた」という表現を使っていたことだ。
警察は殺人事件と断定している。
病気や自殺で首が「はなれる」ことはないからだ。




