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落ちる  作者: ツヨシ
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それは相手の異能の力を吸い取り、自分のものにすることが出来るのだ。


おれは少女からテレパシー能力、そして人間の身体の一部を自由に落とすことが出来る力を手に入れた。


そんなわけで恐るべき異能の少女は、今やその辺にいるただのガキとなった。


――それにしても思いのほかの成果だな。


俺は今までにこの相手の能力を吸い取る力を使って、二度ほど異能の力を奪ってきた。


しかし一度目は無くした物を必ず見つける能力で、二度目はたとえ見知らぬ土地でも目的地に迷うことなくたどり着けることが出来る、という能力だった。


便利と言えば便利な能力なのだが、ほとんど無くし物をしない、遠出することが滅多にないという俺にとっては、今の人生を変えるにはほど遠い能力だ。


しかし今回は違う。


狙った相手の指でも耳でも、手でも首でも脳でも自由自在に好きなだけ落とすことが出来るのだ。


しかも何度やろうとも、警察に捕まる心配も一切ない。


それをいつ、どこで、誰に使い、何処を落とすのか。


使いようによっては俺の人生が一変することだろう。


もちろん無差別に使うなんて無駄なことはしない。


俺に何の得もないからな。


徹底的に有効に使わせてもらうとしよう。


そう考えていると、胸の高まりが半端ではなくなった。


だが今日はもう遅い。


今日のところはもう寝るとして、明日じっくり考えよう。


明日が楽しみだ。とてつもなく楽しみだ。



       終

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