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プロローグ
第一章の主人公は、素直に慣れない幼馴染の2人…
皇 真冬さんと逢坂 千秋君だ。
彼女と彼の煮え切らない初恋、ついに高校にて動き出す。
恋の花は開くのかな?枯れるのかな?それとも――
――いつからだろう…
「で、昨日さ……聞いてる?」
「聞いてるよ。そのテレビがどうしたの?」
「あぁ、そのテレビがさ」
気づけば、君に恋をしていた。
楽しそうに話す姿も
つまんなさそうに話す姿も
全てに惹かれて…
君が他の女の子と話していると少しイライラして
私の事を妹扱いする所も実は嫌なんだよ
でも君が笑顔で居るからつい許す。
あぁ、恋って回りくどいね…
でも――
「真冬。今日、何かあった?」
「ううん、何時も通り楽しかったよ千秋」
君が私の事、ちゃんと見てるって知ると
それもそれで良いのかもって思っちゃうんです。
唐突に思いついたことから始まった学園ラブコメものの小説です。
まだまだ文才の無い未熟者ですが、良ければお付き合いください!