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この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

同じ顔が三つ

作者:あのうに ます
雪の降り積もる厳冬のある日、少年の自宅のポストに「あなたが誰かを知りたいあなたへ」という奇妙な宛名の手紙が届く。

送り主は森の奥にあるホテルのような研究所。そこではゲストを丁重にもてなしつつ、その裏でゲストの行動を通して人間とは何かを探る、多角的な研究を行っている。
この研究所の中では、自分のことは自分で決めなければならない、自分につけられた本来の名前を忘れてしまう、2人称や敬称が使えない、といった不可思議なルールのもと運営されていた。

招待された少年とうり二つの同じ顔、同じ記憶、同じ身体構造のものが並んだその時にある事件が起き、少年はその事件を通して否が応にも「自分は誰か」という、およそ考えたこともない、大きな問いを突きつけられる。旅を終えたときには少年はひとつの答えを出していた。

少年の裡なる旅をサポートするのは、えらく大人気ない威圧的な堅物所長と、いい加減かつお気楽極楽な運転手兼お世話係。水と油、顔を合わせれば嫌みの応酬。喧嘩が絶えない二人もこの一件を通してより深く友情を育む……かもしれない。

そんな中途半端な哲学の面の皮を被った、SFファンタジー的一泊二日の思索の旅。

※重複投稿の予定は現時点ではありませんが、変更の場合はその時点でご報告させていただきます。
冬・少年 0:プロローグ
2015/05/19 00:00
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