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200文字小説集

マスクⅡ(200文字小説)

作者: 日下部良介

 あれから風邪が治らない。

 今日もマスクをして家を出る。


 電車は相変わらず混んでいた。

「あっ!」

 目の前に先日の女性。

 彼女は僕を睨みつけている。

 僕は思わず顔をそむけた。

 また、急停車…。


 今日は大丈夫だった。

 その後、彼女はバツの悪そうな顔をして電車を降りた。


 出社すると女子社員が僕の顔を見てクスクス笑う。

「おまえ、なんだその顔は?」

 そう言って同僚も笑う。

 僕は洗面所に駆け込み鏡を見た。

「あっ!」

 首筋にキスマーク。





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― 新着の感想 ―
[一言] やられたらやり返す……ばいがっ 失礼。 予期せぬ報復攻撃、この男の人が妻帯者ならどんな惨劇が起きることやら……。 真冬のホラーへ!? ちょっと興奮しすぎました、申し訳ないです。
2015/01/21 20:38 退会済み
管理
[一言] 拝読しました。 誰もがそう思う実話系。よかったですね。
[一言]  おやまあ、日下部先生ったら。  と、主人公は鉄人だと思い込んでますけど。  やはりそうでしょ?
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