転生者狩りの女
転生者狩りの女
私はイキがる奴が嫌いだ。
他人から貰った力でイキがるやつが特に嫌いだ。
その傾向が多いのが転生者だ。
なので私は趣味で転生者狩りをしている。
「おいおい、魔王を殺した勇者様の力はこんなもんかよ。あんだけイキっておいて……正直ガッカリだ。なあ今どんな気分だよ、こんなガキに蹴り一発で殺された気分はよ〜」
「……ね」
「えぇ? 聞こえねぇな、もっとはっきり言えや!!」
バキバキ
「……ギャァァァ」
「何回も何回も蘇らせてやったんだからもっと楽しませてくれよ、オラオラ」
ドギバギ
「ほんっとつまんねぇな。もう一回死んどくか?」
「やめろぉぉぉぉ!!」
「そうかそうか、そんなに死にたいか。願いは叶えないとな」
「そんなの願ってない!!」
「足を舐めれば殺さないでやるよ、ほ〜らどうするんだ?」
「それだけは絶対に出来ない!!」
「つまんないの」
私はこいつの首を捩じ切った。
これ以上蘇らせてもつまらないよね
さてさて鑑定っと…………見つけた。
でもあの人はすでに奴隷か、別の人探さないと。
……いいの見つけた。
「ねえねえお兄さん、この後って時間ありますか?」
「龍殺しの俺のサインがほしいの仕方ないな〜」
ほらやっぱりこいつイキがるカスだ。
壊れる様が楽しみだなぁ
「ちょっとアンタ、ナリユキに何の用よ! ナリユキは私のなんだから」
うざいなこいつ……でもこいつは転生者じゃない、だから殺さない。
「早くこっちきてよ、お兄さん。私はお兄さんと二人きりになりたいんだから」
「ちょっとナリちゃんをどこ…………」
もう面倒だからちょっと殺気を出して早く壊そう。
バタン
「あっ、アンタ……いえ貴女様は魔王なのですか? 私どものご無礼をお許しください!!」
「お許しください!!」
「私が魔王? そんなわけないですよ〜、私はお兄さんと"遊びたい"だけのただのか弱い女の子ですよ」
……おいおいこの男気絶してやがる。
侍らせてる女の方が精神面強いって……まあそれに関しては個人差があるから別にいいか。
「お兄さん借りますね〜」
私はそう言って女たちから男を借りた。
「……はっ、なんだったんださっきのは!!」
「ねえねえお兄さんは転生者なんでしょ?」
「誰にも言ってないのになんでそのことを!?」
「言わなくても分かるよ。だって私お兄さんのこと好きだもん(玩具としてね)」
「そこまで好きならヤルか?」
ハーレムを作るようなこいつはやっぱり下半身で生きてるのか……これでこそ壊し甲斐がある。
「殺らせてくれるの?」
「そういってんだろ、早く服脱げよ」
「脱がせてあげるから、私は後でもいい?」
「それじゃあ頼むわ」
そう言われたので、私はこいつの全身の皮膚を剥いだ。
「テテテメェ何しやがる!?」
「……脱がせてやるっつっただろうが、聞こえてねえのか、あぁ?」
「テメェ俺を騙しやがったな!!」
「やかましい、ピーピー喚くな!!」
今までのやつと違って皮膚を剥がれても気絶しないのは評価してもいいかもな。
「お前が転生特典の力で龍を殺して周囲から持ち上げられて調子に乗ってイキがってんのが腹が立つんだよ!! 努力もせずに貰った力を自分の力だと思い込んでイキがるお前みたいな奴がな!!」
私はこいつの臓器を全て出して殺した。
そして何度も蘇らせ様々な方法で殺した。
百七十二回目
「なあそろそろ黙らずなんか言えや」
「……て」
「おっ、やっと喋った。んでなんだって?」
「……もうやめてください。お願いします、もう死にたくありません!!」
「なら、足でも舐めて服従しろ。死にたくないなら出来るだろおい!!」
「服従します、だから助けてください!!」
チュ
「ふはははははは、マジでしやがった。仕方ないな助けてやるよ」
「な……んで」
グギブチブチ
「助けてやっただろ。何度も死ぬ循環から」
次はどうしようかな……おっ、アイツとか良いかもな。
私が狙いを定めた転生者の女は私と同じように転生者を殺していた。
「なんだアイツ、私と同じ趣味なのか?」
「同じかどうかは分からないけどイキがってる人が嫌いってのは同じかな」
「いつの間に背後に来たんだ」
「なんだアイツ、のあたりで、です」
私はこの女と話してみると、ものすごく話が弾んでしまった。
どうしようこいつとなら趣味をもっと楽しめる気がしてならない。
「私も同意見です」
ガシッ
「手を組もう」
これが私と一生の相棒となるルナとの出会いだ。
見つけて読んでいただきありがとうございます!!
転生者が嫌いな現地人がいてもいいんじゃないかなぁつて考えてたら思いつきました




