『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた シリーズ
『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年09月25日時点)【省エネ版】
『週別ユニークユーザ数(全体合計)』、週単位でどれくらい変化しているか疑問に思ったことありませんか? 今回は2018年05月29日~2018年09月25日の17週間分の期間です。
週別ユニークユーザ数(以降、WU数と表記)、それは悩ましい数字。
気になる皆さん、お待たせしました。
『2018年05月29日版』(※)から17週間が経過して、新しい集計値が取得できるようになったので、2018年05月29日から2018年09月25日までの週毎のWU数変化を見てみましょう。
今回も『省エネ版』と称している通り、WU数:100未満については『2018年05月29日版』の際の調査結果を元に、推定で算出していますが、ご了承ください。(調査時間短縮のため)
なお、書籍化作品予備群は独断で、『一般作品の中で、WU数が10000を超える作品』としています。
今週は、先週に比べてぐっと下がった感じですね。書籍化作品予備群のWU数が減った感じなので、人気が出た作品を見た人が一巡して落ち着いたといったところかもしれません。74万人もWU数が減ってるのに、ちょっと減ったかなぁ、といったレベルにしか見えないんだから不思議なものです。
次は、連載中の作品群で、前回と状態変化があったものについて図を見てみましょう。
こちらも自然増減の範疇でしょう。久しぶりに連載再開作品が500件を超えましたが、気持ち増えたかなぁ、といったレベルで、傾向を読むというほど変化が出てるようには見えません。
では、今週は新作はどの程度、投稿されたのか見てみましょう。
こちらは、先週とほぼ同レベルの件数ですね。二週続けて少し少な目ですが、これが何を意味するのか。7月中旬頃にまで戻っているともとれるので、夏休みに書いた作品群があらかた投稿し終えたから、ということかもしれません。
という訳で、今回は変化に焦点を当てた内容なので、短いですがここまで。
投稿作品のジャンル別の比率や、WU数と作品数の内訳など詳細については、『2018年05月29日版』をご覧になってください。WU数:100未満まで全投稿作品の件数を数えているので、参考になると思います。
※『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年05月29日時点)
では、作者の皆様、今後も良い執筆ライフを。
読者の皆様、書籍化作品以外にも多くの素敵な作品がありますので、検索時に除外指定「書籍化」か「書籍」を使ってみてください。良い作品と巡り合えますように。
「書籍化」より「書籍」のほうがうまく除外できる気がします。
どんな人気作品も、最初は一般作品から始まるのです。ちょっと読んでみようか、という読者の皆さんの行動があればこその人気作品化ですので、お暇な時にはぜひ一般作品群へも足を伸ばしてみてください。
ブックマーク、評価、どうもありがとうございました。
反応があると、投稿意欲もチャージできて嬉しいです。
次週は、ちょうど私が長編連載を始めてから半年になるので、同じ週に投稿された長編の連載状況についてもおまけで分析してみようと思います。何作品くらいがブックマーク100件の壁を越えているのか、そもそも連載が続いているのか、完結まで到達している作品はどれくらいか。集計が今から楽しみです。