We Are Fuckin wan⁈
レインボーカフェ
PM17:00
レインボーカフェのママ「今日はパーティだからみんな準備よろしくね☀︎」
グローリア ツィギー「はーい」
リーゼント「はーいはーい!味見係がんばりまーす!」
グローリア「味見係はアキラ!
あんたはつまみ食い係でしょうが!」
リーゼント「何がどう違うんだ?」
レインボーカフェのママ「多めに作るから大丈夫よ☀︎」
リーゼント「さすがママ!我が心のマリアさま!」
サンドイッチに唐揚げ ポテトフライなど様々な料理が出来上がっていった
グローリア「ありゃ?唐揚げまた食べたわね!リーゼント!」
リーゼント「3つしか食べてないよ!」
ツィギー「ポテトサラダも減ってるわ」
リーゼント「こら!アキラ!つまみ食いがすると
ベースを弾くはめになるんだぞ…って
あれ?アキラは?」
グローリア「怒らないからこっちにきなさーい」
ツィギー「やっぱりアキラも子供なんだね」
リーゼント「おーいアキラ出てこーい」
リーゼントは表に出てアキラを探すと
路地裏のダンボールの前にしゃがみこんでいた
リーゼント「おま…
なんだそのボロ犬」
アキラは犬を抱えて走って逃げようとした
リーゼント「待て!アキラ!とりあえずお店で話そう」
リーゼント「…と、いうことなんだ
アキラは犬に餌をやっていたってわけ」
ツィギー「首輪もないし子犬だね 捨てられたのかな?
マルチーズなのかシーズーなのか
チワワなのかトイプードルなのか
さっぱりわからないね」
グローリア「白と黒のミスカラーなんじゃない?
雑種かな?」
レインボーカフェのママ「うちでは飼えないから
飼い主さんを募集しましょう」
リーゼント「アキラ心配するな、誰か飼ってくれるって」
アキラ「…りません…」
全員「⁈」
アキラ「この子はミスカラーではありません!
ミスカラーは差別用語で今はパーティカラーと言います!
僕がこの子を飼う!絶対飼う!僕のスヌーピーだ!」
レインボーカフェのママ「アキラが…‼︎」
全員「喋った‼︎しかも長文‼︎」
アキラ「スヌーピーだ!スヌーピーだ!スヌーピーだ!」
レインボーカフェのママ「アキラ、犬を飼うのはとても大変なのよ
お金もかかるし、誰がお世話するの?」
アキラ「僕、お手伝いします!学校も休まず行きます!
僕がお世話するからこの子を飼いたい!」
レインボーカフェのママは泣きながら続けた
「…うちは安いドッグフードしかあげられないわよ?
名前を決めて」
アキラ「えーと、、、スヌーピーだけど…
パーティ!パーティにします!
やったあ!やったあ!パーティだ!」
ツィギー「シャンプーしてあげなきゃね」
グローリア「アキラが喋るなんて」
リーゼント「よかったな!アキラ!」
アキラ「わーいわーい!僕のパーティ!」
パーティ「ワン!」