スプラウトは栄養豊富です・もやしやカイワレなどを育ててみましょう。
さて、この時代冬の間に新鮮な野菜を食べることは普通ではできません。
「ではカイワレ大根や豆苗のようなスプラウトの水耕栽培はどうでしょう?」
これはできそうです。
「なにしろ宋の国にはもやしや豆苗がもう存在していますからね」
もやしは豆を10分ほど洗って、育てるためのつぼに入れて豆の量の3倍の水に一晩漬けておき、湯に15分ほど浸漬し真菌などを殺菌し、通気性のよい薄暗い部屋20~25℃の温度の部屋で水を取り替えながら置くと7日~10日程度で発芽するのでそれを食べます。
カイワレなどのスプラウトはつぼの底に海綿を敷き、しっかり濡れるまで水を入れ、その上に種子が重ならないように蒔き、暗い場所に置き、通気性のよい薄暗い部屋20~25℃の温度の部屋で種子が濡れるで水を与え、根が張れば、直接容器へ水を注ぎ、水は毎日取り替えます。
ただし「青しその芽」については、好光性のため最初から明るい場所で催芽します。
芽が5~6cm程に伸びたら、日当たりのよい場所に移動させ、葉に日光を当て緑化させることにより、栄養価がぐんとアップします。
こちらも7日~10日程度ほどで収穫できるようになります。
青しその芽などは多少発芽までに時間がかかり、収穫までに10~2週間ほどかかりますが。
もやしに使う豆は緑豆、大豆、黒豆のどれでもできるはずですし、アブラナ科の植物でスプラトに使えそうなのは、まず大根それから豆苗あとはソバやカラシナもできるはずですね。
1週間から10日で食べられるようになるという手軽さをかんがえるとなかなか便利ですが、普通に種をまいて育て花を咲かせて種を収穫するわけではないので、種は減る一方になるという欠点があります。
「まあ、冬の間だけつくればいいですか」
春から秋には野草や野菜などが食べられるのですから無理してもやしやスプラウトをつくる必要もないですしね。
しかし、冬に栽培するには温かい環境が必要です。
「うーん、温度管理は温泉の湯気を使って温めますか、それなら燃料費もかかりませんし」
そして一番最初に作るのは何にしようかと考えます。
「しそなら種を巻いたら爆発的に増えるから、余った種でスプラウトにしても問題ないかな?」
うん、それでまずは行きましょう。
畑中智恵のときも安くてかさ増しが簡単なもやしやカイワレにはよくお世話になりましたしね。
見た目と違って目を出したばかりのもやしやカイワレはとても栄養が豊富なのです。
汁物に入れても癖がなくて食べやすいですしね。