黒の夜曲
ワルツを踊り、ノクターンを歌う
黒い夜が来たならば、現実を忘れて謳いましょう。
怒り 憎しみ 妬み、負の感情を毎日抱き、積み重ねた日中間を
ほんの一時忘れるならば…全てを忘れて堕ちていきたい
まぶしい光と共に、現実が始まるなら
目を閉じて、息を潜め 静かに闇に堕ちていく
闇の隙間から、現れれる不思議な世界へ扉が…私を読んでいる
天国か地獄か平凡か、扉の先はわからない
現実逃避が忘れる、簡単な手段だから。
不思議な、世界にいる間
現実は、何が始まるだろう?
殺伐 騒音 罵声 悲鳴
それとも…
祝福 称賛かしら?
陽光と共に、現実が来て
負の感情を抱き抱える、涙を流しては
堕ちて、闇へと沈んでいく
生がある限り、繰り返されれる、不思議で孤独な旅