プロローグ
―プロローグ―
――あの出会いがなければ、私の学校生活はまだマシだったのかもしれない――
高校生活9ヶ月目の1月。葉月ミカは午後10時、自室の布団にくるまれながらそう思ったのであった。涙で腫れた目が今日の出来事がどれほど辛かったかを物語っていた。
葉月ミカ16歳。150センチ、中学の頃はろくにいいことなど全くなかったのである。
人間関係に関わりを無くし、中学三年の時は教室の自分の席に座り読書をしているような所謂、「ボッチ」であった。しかし、学年には数少ないが友人はいた。そんな過去はほとんど忘れて高校生活に励もうと遠くの方の私立高校を選択した。学業基準もノルマクリアしていたので推薦ですんなり入れた。
信頼できる友達ができて、同級生の恋人ができて、部活動で汗や涙を流し、その帰りに寄り道・・・なんて妄想は現実を知って破綻されることになる。
こんにちはCHMです。初投稿です!小説初めて書きます。初めて投稿するこの作品は学園、恋愛、病みが入っています。私もそのような経験したなあ・・・。なんて考えながら書いております。更新ペースは不定期であります。すみません。遅くなっても温かい目で見てくれると嬉しいです。
それでは次回お会いしましょう。