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何があったの? 醜態が気になる話です。(ココまで、改稿終了)

遅くなりスミマセン!!

しかも、前回主人公について分かるみたいなこと言ってたのにまだ全然分かっていません。次回こそは! 次回こそは主人公について明かしてみせる!!

と、意気込んでおいて結局明かせなかったらごめんなさい。

「どうしてそう思うのですか?」

「おや、もう冷静になられたのですか?」

「ええ、先ほどは私の醜態をさらしてしまい申し訳ありませんでした」

「いえ、アレはアレで楽しかったのですが」

「質問に答えてもらえます!?」


 いやあああああ!!!! 私はとんだ醜態をさらしてしまった!! できるなら、今すぐ消えていなくなりたい!!

 あぁ、これが噂に聞く“黒歴史”なのね……

できることなら、理解したくなかった。うぅ……


 あ、何があったのかは聞かないでくださいね? 私、へこみますから。これ以上ないくらいへこみます。そうですね。言えることと言ったら、私が人生最大の過ちを犯してしまっただけです。

ですから別に、読み飛ばしてしまっているわけではありません。あなたは間違っていませんよ!!

 て、私何言っているのかしら?



「かわいらしかったですよ? とても動揺されていらして」

「今すぐ記憶よ、なくなれ!!」

「ムリです」

「大丈夫よ! あなたならできるって信じてるわ!!」

「無茶言わないでください」

「そんなことないわ!! そこの窓から飛び降りればいいのよ!」

「ここ、5階ですよ? 普通死にます」


 うわあああああああああん!! 

どうして、あんなことしてしまったのかしら!!

例え動揺していたからだとしても、許される範囲じゃないわ!! 本当に記憶がなくなればいいのに!!

 

「――――て、ちっがあああああああああああああう!!!!」

「どうしたのですか? 急に大声で叫ばれて。近所迷惑です」

「どうしたもこうしたもないわ!! 私はどうしてそう思うのか聞いてるの!! さっさと、答えて!! じゃないと、また醜態をさらしてしまいそうじゃない!!」

「既にさらしておられますよ?」

「っ!? うるさい!! 早く答えて!!」

「……はぁ…」


 ちょっと!! あからさまに、ため息つかないでよ!! 何、その仕方ないなぁ~まだ子供だもんね、みたいな目線はっ!!


 ムカつくぅぅぅうううううう!!!!!! 


「そうですね。いくつか理由がありますけど、まずは今言葉が通じていることですかね」

「言葉が通じている? たまたま、言語が同じところから来たかも知れないわよ?」


 ああ、最初に自分で否定していたことを言うはめになるとは。何て虚しいのかしら。

きっと、直ぐに打ち砕かれるのに。

なら、言わなければいいと思いますよね。

しかし、こうしないと肯定したことになってしまうのです。

言葉って難しい!!


「それは、あり得ませんよ。この国でさえ、北と南で文化が違うのですから。異世界と同じ言語を持つなど可能性はゼロですね」


 でも、ほらぁぁあああ!!

やっぱり、打ち砕かれたぁ!!

しかも、最初に私が言ってたのよりはっきりと言い切られたし!!


「それに、貴方の服装はこの世界の町娘と同じです。この国の話もできて服装も同じなら異世界人なわけないでしょう?」

「そうね。確かにそうだとすると私は異世界人ではないわ。でも、なぜ私がそのアリリング王国のアリア様だと思うのよ」


 うわぁああ!! 自分のこと様って! 様って呼んじゃったわ!! イタイ!! イタすぎるわ! 私!!

だけど、こうしないとっ!! でもやっぱりイタイ!! うわあああああああ!!!!


「先ほども申しました通り、この国でさえ北と南で文化が違うのです」

「ええ、聞いたわね。だから、私がこの国の人間だと分かったのでしょう?」

「違います」

「……は? 何? やっぱり異世界人だといいたいの?」

「いいえ? 貴方の服装はこの世界・・の町娘と同じですから、ありえません」

「意味が分からないわ」

「貴方の服装はこの国ではありえないのですよ」

「っ!? もしかして!!」

「やっとお気づきになられたのですね。そうです。貴方の服に使われている絹はここらでは取れないんですよ。その絹はアリリング王国でしか取れず、そこでしか売買されていません」










「なのになぜ、あなたは着ているのでしょう?」




主人公が犯した人生最大の醜態って何だったのでしょう?

気になりますね。今度気が向いたら書いてみようかなと思います。


誤字脱字などありましたらお知らせください。

よろしくお願いします。

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