表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/33

RPGっぽい異世界なう。

なんだかんだで結局こうか。仕方あるまい。こうなった以上、真摯な態度で来た球を打つのみ!異世界ジャンルの裏番組!アニメ化されても深夜枠!ノイタミナなら儲け物!少ない登場人物がそこそこ地味に織りなす文化会系・異世界非英雄譚…ついに堂々の完結⁉

#twnovel えーと…まず眼に入ったのは剣を振り回す……ガイコツ。遠景は碧い海。ギギィ、ギギギィと木の軋む重い音。足元は風雨に晒され年季の入った木の……甲板?船の上?垂れ下がる複数のぶっといロープ。ゆったり揺れる甲板。頬を打つ強い風に潮の匂い。…新大阪駅、パイレーツフェア?


#twnovel 取り敢えずそのままの体制のまま、そうっと一歩、後ろに下がって見るが…景色は変わらず。うーん。USJのカリビアン?いや、それは浦安ネズミーランドだしな。新幹線降りていきなりアトラクションなワケねえ。…いやでも。そんなハズは。まさか。ウェルトゥは止まったんだろ⁉


#twnovel ガイコツたちが走って行く方に目をやると誰か戦ってる。ガイコツの集団の真ん中。洋上の強い日差しにその刃が輝く度、骨の腕やら足やら斬り飛ばされたパーツが宙に舞う。身を起こし、ふ、と息を吐くその人物!…アベさんっっ!…やべ。つい叫んだらガイコツたちがばっと振り向く。


#twnovel ガシャガシャと骨やサビサビ鎧やらをやかましく鳴らしながらガイコツ軍団が迫る!気づいたアベさん、斬り飛ばし宙に舞ったガイコツの腕をキャッチすると、それが掴んでた曲刀を「ヒロッ!」こっちに投げた!ビィィン!と顔のすぐ横、背後の壁に刺さる刀!怖っ!なんて場合じゃない!


#twnovel 俺は曲刀を引き抜くとファムを後ろにかばい、刀を構える…が。なんだこれ?重さのバランスが…刃先側が妙に重い!使い慣れた狩人ソードと具合が…!マゴマゴ。それを待ってくれるガイコッツではない。わ!ちょ!待っ…!なんとか切り結び防御するが、斬れん!なんだこの刀っ!


#twnovel アベさんがガイコツなぎ倒しながら俺に何か叫ぶ!「打ちつけるな、刃の曲がりで撫でるように斬れ!って!」撫でるように…「骨を断つ程の切れ味はない!骨同士の継ぎ目を狙え!やて!」継ぎ目を!撫でるように!スパンッ!ガイコツAの腕が跳ぶ!こうか⁉…重い武器は確か、回す!


#twnovel 後ろにファム。距離に気を配りつつ。…行ける!こいつら、落ち着いてみれば動きは遅いし斬撃は大振りで一直線だし…敵わない相手じゃない!振った刀の勢いを殺さずカーブで流して次の攻撃に繋げる。時に手首だけ時に身体ごと。刀が円や八の字を描く。王の間のアベさんの斧のように。


#twnovel 精密に骨の継ぎ目を狙い撃つ必要もない。至近に当てて上手く刃を引き斬れば、自然、最後は関節部分を断つ形に。おりゃあっ!一太刀でガイコツB、C、Dの腕が、胴が、首が両断される!開眼!新奥義。流刃・つむじ風!「すごい…!ヒロ!」よかった。俺、ファムを護れてる。おっと!


#twnovel ちょ待て!団体さん⁉ 10体、いやもっと…わ!この!ちょ!ずる…やばいやばい!誰か〜!ヘルプ!…その時、ガイコツ軍団の後ろに現れた黒い影!俺は我が眼を疑った。嘘だろ⁉ 倒したハズだ!確かに!見覚えのある漆黒の鎧。…キムタク!死霊の王‼ なぜここに!勝てねえぞ俺!


#twnovel キムタクは両手で長短二本の剣を拡げ高々と構えた!綺麗な構え。双羽揚羽か…!ガシャァンッ!奴の剣の間合いのガイコツ6体がまとめて砕けて甲板に散らばる!…え⁉ キムタク、味方?驚く俺にキムタクは鎧のバイザーを上げた。…あ!無茶振りの人っ⁉ 「暫くやなヒロ、やて。」


#twnovel それ!鎧!なんで⁉「話は後や、まずこいつら片付けんで!って。」…了解!残るは7、8体…あたま4体か。ギリ何とかなるか?「きゃあっ!」ファムの悲鳴に振り向けば、やべ!背負ってた壁…船室の上から新手が!くそ!でもこっちも手が…ファム!…その時。その音が近づいて来た。


#twnovel ぱかたっぱかたっと蹄の音!馬?と思った瞬間、ごうっと一陣の風が彼女に迫るガイコツたちをなぎ払った。風の先端に鋭く長い槍の穂先がぎらついたのを俺は見た!風じゃない!折り返して再び槍を構えるその雄姿!イケメン!ヴァルキュリアス!ランスチャージ!なんてカッコいい登場‼


#twnovel いや、あいつ…馬にまたがってるんじゃない。え!何があったイケメン⁉ お前、腰から下が馬になってるじゃん!ナルニアの副官?ケンタウロス? …事務所の社長とキチッと話した方がいいぞ? 路線、ブレてるって絶対。そんな極端なキャラ飽きられるのも早いしツブし効かねえぞ?


#twnovel 「話は後や…」はいはい、こいつら片付けてからね!イケメンが切り拓いてくれた活路を抜けて皆アベさんの元に集まる。群がるガイコツを千切っては投げ、投げては千切り。アベさん!一体どうなってんです⁉ 「すまんヒロ!どしてもお前が必要になってな。」っと危ねえ!話の邪魔っ!


#twnovel ガイコツの右腕、左膝を楕円の一太刀で!崩れるガイコツ!「腕上げたなヒロ!さすがはティクニグ・ウェルトゥ。」いやっ!ギリっす!「…ウェルトゥが塔から消えた。それにまた異世界から妙な連中が、」アベさんに敵するガイコツの首が跳ぶ!「入り込んで来とる!大勢な!、やて。」


#twnovel 妙な連中?このっ!とりゃ!ガイコツたち?「ちゃう。確信はないがあいつらは恐らくお前の…」その時!空から聞き覚えのある轟音が近づいて来た。この音…バタタタタって。「あいつらや。」空!飛んでいるのは紛れもない!軍用ヘリ!俺の世界の!「やっぱりか。呼んで正解、やな。」


#twnovel 見た事あるぞあのヘリ。イラク戦争の実録映画の…なんとかホークダウンで!…米軍?無理っ!あいつら俺の世界の最強の軍隊っす!武器も練度もハンパねえっ!ここは逃げるしか…!ピカドシャァァァンッ!おウッ⁉落雷⁉ あ!ヘリが煙吹きながらクルクル落ちてく!直撃か?…ファム?


#twnovel 「うちやない!…ヒロ、見て!あそこ!なんか…飛んどる!」…マジ?あ、ほんとだ!遠いから微妙だけど…人?あ…こっちくっぞ!やべ!空を滑り、ぐんぐん近づいてくるそいつ!…女だ!電光のスパークを纏い、ビキニの水着みたいな服、逆立ち火花を散らす髪。なんか尋常じゃねえ!


#twnovel なんかあいつやべえっ!逃げるぞファム!「…姉ちゃん。」バカ、あんなんがお前の姉ちゃんなわけ……今なんつった?「うちの姉ちゃんや!二番目の!おーいっ!ラム姉ちゃーん!」…ラム姉ちゃん?マジか?もう…どこまで突っ込んでいいのか。ファムの姉、ラムが甲板に降り立つ。


#twnovel ばちばちと身体や髪から放電の火花。「ううう…うがあああっ!」…今の、挨拶?「あかんっ!姉ちゃん我を失いかけとる!ヒロ伏せて!ティヒ!エス・レフロゥッ‼」全員が身を低くした次の瞬間!ズバァンッ!姉さんの両手から強烈な稲妻が迸り、周囲のガイコツを一掃した!…危ねえ!


#twnovel 「全く、ラム姉ちゃん相変わらずやなっ!」ファムは足元に転がって来たガイコツの頭部を拾い上げ、天に吠えるラム姉ちゃんの後頭部へ全力投球した!ゴンッッ!倒れる姉さん。ふ、と火花もスパークも消えた。…ファム。お前の姉さん、いつもこうなのか? 「…時々な。」と溜め息。


#twnovel 「普段は物静かな優しい姉ちゃんなんやけど…精霊降ろしをするとこうなんねん。」…セイレイオロシ?「そ。神様の部下、自然界の出来事に直接作用しとる精霊を自分に降ろして、その力をそのまま使う魔法。」…さっきのか。「雷の精霊やな。あーあ、また服燃やして。これで何着目?」


#twnovel 「父上にも、つこたらあかん言われとるんに…姉ちゃん!ラム!ほらしっかりしいや!」ぺちぺちと姉の頬を叩くファム。は!と気付く姉さん。彼女はファムと一言二言、現地語で話すと俺に向き直った。「初めまして。うちファムナの姉の、ラムだっちゃ。宜しくね、ヒロ。」…だっちゃ?


#twnovel 異世界人の世話係どこ出身?ってか何人いるんだよ!王都神聖庁には異世界人の規定登用枠でもあるのか?「恥ずかしいとこをお見せしたっちゃね。みんなの役に立とうと、つい…」「もーしょうがあらへんなぁラム姉ちゃんは。」あはは、ほほほって…そんなノリ?怖い!怖いぞこの姉妹!


#twnovel まあ、お陰でガイコツ軍団は殲滅できたわけだが…にしても、なぁ。顔立ちはファムに似てかわいいのに。あ、ビキニ。針金みたいなので編んであるんだ…。バーサークする前提じゃん、家出る時から。ドォォォンッッ‼ うお⁉ 船直近に20mクラスの水柱!直後、雨のように降る海水!


#twnovel 今度は何?艦砲射撃?ヒュウン、ヒュウンとサイレンの音を鳴らしながら急接近して来る船影…あれは!嘘!そんなモノまで⁉ ノッペリと平面で構成された船体、ポリゴンCGのような多面体の艦橋、その艦橋に張り付いた八角形のフェイズドアレイ・レーダーっ!海の怪物、イージス艦‼


#twnovel 基準排水量8千t超、超強力な電子兵装、127ミリの主砲、垂直発射型ミサイルベイの中身があの「トマホーク」なら…巡航速度時速8百km以上、射程は最低450km、最長3千km、下手すりゃ「弾頭ハ通常ニアラズ」だぞ!こんな木造ガレオン、幼児雑誌の付録みたいなもんだ!


#twnovel さっきのヘリの母艦か?アベさん!あの船はヤバイ!俺の世界の最強の戦艦です!奴と戦ってはならん!逃げろぉっ‼  当のイージス艦、艦外スピーカーから何か言って来てる…が英語じゃないぞ⁉ ファムが驚く。「…この世界の言葉や!停船しい、も一度言うで、停船しい、やて。」


#twnovel ヒュウン、ヒュウンのサイレンが風に乗り大きく聞こえる。でけえ!近くで見るとこんなにでけえのか!もはや艦橋の窓の中で動く士官の表情まで見て取れる。悔しいけど、言いなりになるしか…。ごうん、と足元の甲板が大きく揺れる。おおう⁉「きゃん!」 ファムが俺に掴まる。あれ?


#twnovel ぶつかるにはまだ距離が…あ!イージス艦も揺れて…⁉ なんだ?イージス艦の下!海の中!デカイ黒い影…潜水艦?いや!違う!…怪…獣!海の表面が大きく膨らむと巨大な黒い生物が大量の海水を滴らせながら浮上した!そのデザイン!見覚えあるぞ?手が五本で各掌に眼がある…牛。


#twnovel 身長100mくらいかなぁ。ホントにいたんだ、あの魔物。〆切ギリギリに書き殴った創作だと思ってたよ。巨大五腕牛はイージス艦の左舷を乱暴に掴むと「んもぉぅっっ!」うるさっ!思わず耳ふさぐ大声で鳴いた!そのまま一気にイージス艦をひっくり返す‼…あーあ。轟沈だなありゃ。


#twnovel ヒュウンヒュウン、ビィィーッビィィーッといろんな警報っぽい音を響かせながらイージス艦が沈んで行く。最新鋭戦艦も怪獣にひっくり返されるのは想定外か。あんな奴どうすんだ?アベさん!逃げましょう‼ 「いや…大丈夫。あれは味方や、やて。」ええっ⁉ 味方っ!あの子が?


#twnovel 五腕牛は黒い煙のように滲むと形を変えて黒い大きな鳥になった。鳥は優雅に洋上を舞い、ふわりと俺たちの船の甲板に降りる。「ヒロ、紹介しよう。ウィンドウや、やて。」初めまして鳥さん。人間のヒロです。「案外早く再会できたわね…ヒロ。」しゃべった!言葉!声!…ってか名前‼


#twnovel 鳥は再び滲むと、身長2m強のローブらしき服装の女の影に!ウィンドウ⁉ ウェルトゥの番人、塔の管理者…あのウィンドウか⁉ 「あなたたち何をしたの?ウェルトゥに。あなたたちがウェルトゥに触れた直後、ウェルトゥは消えてしまったわ。影も形もなく。」…え?消えた?塔から?


#twnovel 「塔のフェイルセーフ機構が働いて、わたしは仮の身体を得た。ウェルトゥを捜し出し元通り塔に封印する為に。…何か妙な事したんでしょ? 普通じゃない願い方を。」別に妙な事なんて!ただ三人同時に命懸けてちょっとっつ違う願いを…しただけ……それが原因?もしかすると。


#twnovel 「やっぱり…無茶苦茶して。人の命懸けの願いってね、凄いエネルギーなのよ。三つも込めたらキャパるに決まってるじゃない。オーバーロードして座標固定の論理演算が壊れたんだわ。」…そんなこと言われても。知らないもん。「あなたたちを呼び戻したのはわたし。」なにぃっ!お前!


#twnovel お前のせいでっ!春の胸キュン大阪ツアーが…! 大阪ツアーが! なんてことしてくれたっ‼ 「それはこっちの台詞よ!ウェルトゥは扱いを誤れば全ての世界が混ざったりほどけたりして大変なことになるのよ!無茶した責任を取って事態の収拾に力を貸しなさい‼」…はぁい。ちぇっ。


#twnovel ああ!そうか!無茶振りの人の鎧とかイケメンの馬とか…出処はお前か!「強化の鎧ブリッツ・エイゼと知性持つ槍シャベリン、ね。」シャベリン?知性持つから喋るの?バン◯イのキャラ武器みたいなネーミング。ヴァルキュリアスズ・シャベリンか…。相変わらず主役要素含有率高えな。


#twnovel もうイケメン主役で一本撮ったら?「戦場のヴァルキュリアス」とかってタイトルで。一定数の女性ファンは食い付きそうじゃね?「ヴァル様♡」とか言って。槍の魔力なら槍手放せば元に戻れるのな。よかった。他人事とはいえ気になってたんだ。奴の今後の一生。社会復帰可能?とかさ。


#twnovel ゴロゴロ…あ、雨雲。なんか暗くなってきたなぁ。きゅ、とファムが俺に寄り添って来る。…震えてる?どした?「…怖い。なんか…なんかきよる。」ウィンドウも空見上げ舌打ちする。「…お出ましね。凄まじい魔力。伝承の通り。」何が?雨雲?「ガイコツたちの親玉。かなりご立腹。」


#twnovel 親玉?でかいガイコツ?「そんな生易しいものじゃない。古き海の悪魔。海魔ウァルセル・ウァルハァ。」…ウィンドウがいれば平気だろ?もっかい変身して、さっきのモーモーアタックぶちかませ。首を振る長身の影女。「…とてもかなわない。」強力過ぎる禁呪とか、なんかないのか?


#twnovel 「古き悪魔の力は殆ど神と変わらない。わたしが契約してる悪魔なんてウァルハァの使いっ走りよ。魔力の桁が三つ四つ違う。」じゃあどうすんだ?その時、ぽーん、ぽーんと場違いな音が。海の方?……‼ 幼い女の子。海の水面に立ってる!ぽーん、ぽーん、ぽーん…鞠をつきながら。


#twnovel 怖っ!なにあれ?誰かの子?ぎゅうっ!とファムが抱きついてくる。「ヒロ!もう、うちら…ダメかも知れん。」「ウァルハァ、だわ。弱点はある。深海の悪魔ウァルハァは乾燥と日の光に弱い。太陽神エル・エソォの神聖魔法なら効果があるはず。」ファム!「無理や、うち…使えへん。」


#twnovel ラム姉ちゃんは⁉ 「姉ちゃんも無理。太陽神様は通じ合うのが一番難しい神様やねん。」じゃどーすんだ?このままあの鞠つき少女にやられるのを待つだけなのか!あ…鞠の音が止んでる。少女は鞠を両手で持って水面に佇む。その足元の海面が怪しく光ると海面が盛り上がりそそり立つ。


#twnovel 雨雲は厚さを増し、辺りは夜中のように暗い。そして突然、ものすごく激しい雨が降り始めた。盛り上がった海の壁は黒々と夜空にそびえる停電のビルのよう…いや!もやっと二つの光が…眼?黒い巨大な眼のある何か…これが海魔ウァルセル・ウァルハァ⁉ 今度こそどうしようもねえっ‼


#twnovel ん?携帯の着メロ?ZARDの「負けないで」?誰だこの非常時に!マナーにしとけ!「はい。ファタリです。」いやそれ先輩の携帯!おまっ!こんな雨の中!「大丈夫よ清水君。生活防水だから。」先輩⁉ いや、ならいい…いや良くない!そもそも誰から?docomo万能過ぎるだろ?


#twnovel 「はい、はい。えっほんまですか!はい。いえお願いします。はい。おおきにです。はい失礼します〜。」誰?「太陽神エル・エソォ様。海魔は好かん、あんたとヒロは気に入った。もう一度、力貸したろやないか。480ウラーで…やて。」何の単位?金取るの?為替レート1ウラー何円?


#twnovel てか何故携帯?神様気安いなぁ…地場ヤク◯かよ!どんな神様だ!「いくで、ヒロ!」祈るポーズのファム。えっ⁉ちょと待て!もう⁉ あ…ユニクロのジャケットが煌めく鎧に。手の海賊カトラスが輝く聖剣に。ばさあっ!翼!これ俺の意志とか心の準備とかこれっぽっちも関係ないんだ。


#twnovel ええいっ!こうなりゃヤケだ!日輪の力を借りて!サンズゴッドパワー!ホーリーアップ!ソニックナイト・ヒロ‼しゃきーんっ!海魔ウァルセル・ウァルハァ!罪のない船舶を徒らに沈めるその悪行!お天道様に代わって成敗するっ!一気に上昇して雨雲を抜ける!眩しい太陽!チャージ‼


#twnovel 日の光を集めたこの剣に斬り払えない闇はない!フィールド形成!マッハコーンモード!エナジーウィング展開!対衝撃対振動防御!一撃で決める‼ 『ヒロ!姿みえへん、無事?今どこ?』…今どこ?あぁそういや書き忘れてた。声を大にして言おう!【RPGっぽい異世界なう】‼  完

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ