第2話
お父様・お母様・ジョン兄さまはこのアルロジラ王国を離れなれないかな?お父様は宰相の仕事あるし、ジョン兄さまは領地経営しなきゃ領民が困っちゃう。
「私だって王国離れられないわよ!結構多くの子を抱えるお店なんだから、いきなり店長不在ってなったらその子たちが路頭に迷っちゃうでしょ!」
マーク兄さまも王国に残るみたい。
なんで、私・アンディ兄さま・ケビン兄さまの3人でこの国を離れることとした。
「アンディ兄さま、いきなり隣国なんて大丈夫ですか?」
「平気平気。俺は何度も行き来してるよ♪」
なんだかアンディ兄さまが心強いです。
「泥船情報なんだが、陛下が帰国して大激怒。と同時に王妃様のご懐妊が発覚!」
「まぁ!」
「これで、王妃様が男児でも産んだものなら、お花畑カップルは王城から追い出されるだろうなぁ?そういうわけで、イズライール殿下はなんとか王妃様が御子を産まない選択をしないか画策をしているみたい」
「それはないだろう?年を取ってからの御子だ。格別に可愛い事だろう。王子の場合甘やかして育てないでほしいものだが、王女だとしてもあまやかしてワガママ姫にそだてあげないでほしいなぁ。そこは父上がなんとかするだろうけど…」
「イズライール様が王妃を暗殺しようとか馬鹿なことを考えないといいですね」
「いやぁ、馬鹿だからなぁ。なんともわからないがこの先も泥船情報を注視だな」
「そうですね、見守ることにしたんですし」
私達3人は隣国のエミューダ帝国へ亡命した。
そこにはアンディ兄さまが手配をしたという屋敷と使用人達が待ち構えたいた。
「おかえりなさい、アンディ様」
「あー、これからは俺の弟妹も一緒に暮らすこととなった。こちらの美しいのが俺の自慢の妹のレナだ」
「初めまして。レナ=マカロンです。これからお世話になります、よろしくお願いします」
使用人の口々から私の容姿を褒める賛美の声が聞こえる。「なんて美しい所作の令嬢でしょう」「所作だけじゃないわ、容姿だって素晴らしいわよ」
「で、こっちが3番目の弟のケビン」
「初めまして。ケビン=マカロンです。俺の仕事はあんまり褒められたものじゃないなぁ。情報屋だ。情報の取引を生業にしている」
流石にそんな人は初めて会ったのかな?使用人達が驚いた表情をした。
使用人の中に後ろ暗い方がいるのかしら?
ケビン兄さまとの接触を避ける方がいるわね。それはそれで怪しいんだけど。
レナちゃんが亡命しちゃいました。
泥船…。残された家族も心配ですね。




