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エクリプスレイン  作者: 鳥雛


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第9話「エクリプスレイン講座」

※この話はエクリプスレインのルール・属性についての説明回です。

ストーリー本編は飛ばしても問題なく進みます。

ルールが気になる方、後で参照したい方向けの内容になります。


リリ先輩と戦った日から数日後


部室にはいつものざわめきがあり、ハルトは手元のカードを広げながら考え込む。


「……あれ? カードの効果とか状態異常、ゾーンとか多すぎて、整理できてない気がするな」


樹里先輩がそっとカードを揃え、柔らかく微笑む。


「では今日は、主要なカード効果・状態異常・ゾーンをまとめて解説しますわ。まずは効果からです」


カエデが少し低めの声で補足する。


「連撃とか貫通とか、基本的なやつね。行動時にX回攻撃できるのが連撃(X)だ」


ハルトが目を丸くする。


「連撃…なるほど、1回じゃなく複数回攻撃できるんだな」


リリ先輩が軽く笑う。


「そして次に遊撃ですわ」


ハルトは首をかしげる。


「遊撃?」


リリ先輩が説明する。


「遊撃は、自分を行動不能にする代わりに、別ユニットの攻撃力に自分の攻撃力を上乗せできる効果です。これで大型ユニットを一撃で倒すことも可能です」


マックスが胸を張る。


「なるほどな!」


カエデも考え込む。


「守り型の私のブロッカーでも、遊撃を使えば大型モンスターに攻撃力を上乗せできる…戦略が広がるわ」


樹里先輩がカードを揃えながら続ける。


「連撃、遊撃、そして貫通(X)は、攻撃力とダメージ計算の基礎になりますわ」


「貫通(X)は、相手ユニットを破壊したときに、X点のダメージを相手プレイヤーへ与えられる効果だね」


ハルトがメモを取る。


「なるほど、相手ユニットを倒すだけじゃなく、直接ダメージも与えられるんだ」


「ちなみにキャットタワーⅢというカードはすべてのネコにネコカウンター分の貫通(X)付与だよ」


「ネコデッキ、攻撃的すぎませんかね???」



樹里先輩は次にガルを指さす。


「先制は、自分の攻撃ユニットの速度が防御ユニット以上なら先に攻撃できる効果ですね」


カエデも補足に入る

「召喚は召喚時に発動する効果、ドロー(X)はデッキからカードをX枚引くけど、このターン他のカードでドローできなくなる制限ドローロックが掛かるよ」


ハルトはさらにメモを続ける。


「カウンターは相手が〇〇したときに発動して、特定の効果を起こせる…バーンはユニット(U)やプレイヤー(P)にXダメージ、属性カウンターもカードごとにX個乗るぞ」


樹里先輩は静かにカードを揃える。


「バフは攻撃・耐久・速度の増減、ブロッカーは『このカードを攻撃しないと他を攻撃できない』、ディフェンダーは相手がプレイヤーやユニットを攻撃する時に未行動なら代わりに防御に参加…です」


リリ先輩が微笑む。


「理解しておくと、戦術の幅がぐっと広がりますね」


樹里先輩は続けて、状態異常の説明に入る。


「バリアやプロテクションはそれぞれ1回攻撃や効果を無効にしますわ。ドローロックは先ほど言ったようにターン終了時まで他のドローが使えなくなる、行動不能はユニットがそのターン行動できなくなる、封印はさらに常時能力も失わせます」


マックスが両手を広げて言う。


「なるほど、行動不能や封印は攻撃受けたら相手にダメージ与えられないんだな!」


カエデがうなずく。


「そう。ここを理解しないと、戦術の組み立てが上手くいかない」


樹里先輩は静かにカードを手元に戻す。


「ゾーンについても覚えておきましょう。ユニットゾーン5、アーティファクトゾーン2(永続魔法)、通常デッキ、エクリプスデッキ(エクストラ)、グレイブゾーン(墓地)、リムーブゾーン(除外)ですわ」


ハルトが眉をひそめる。


「フィールドのゾーンはユニットゾーンとアーティファクトゾーン…ってことか、あれ装備魔法はユニットの下に配置でいいんだっけ?」


リリ先輩がうなずく

「そうですね、ちなみにユニットがフィールドを離れるとグレイブゾーンに行きますよ」

「効果や状態異常は、基本的にカードに書かれていますわ。ですので、ここで説明した以外の効果も、カードをよく読むことが大切です」


部室には、カード効果、遊撃、状態異常、ゾーンを学ぶ部員たちの熱気と、次のバトルへの期待が静かに広がっていった。ハルトも深呼吸し、決意を新たにする。


「よし、次の練習試合ではこの知識を使って勝つぞ!」


カエデが微笑む。


「そうね、理論だけじゃなく感覚も大事だわ」


樹里先輩がカードをそっと揃えながら、優雅に言った。


「ここで説明した効果や状態異常、ゾーン、遊撃以外の効果は、基本的にカードに書かれてるので。効果を読み取る力も大切です」


ハルトはカードを握りしめ、ゆっくりと目を閉じた。

(なるほど……ここまで理解できれば、戦い方も変わるはずだ)


部室には、静かな熱気が満ちていた。

新しい知識を吸収した興奮と、次の対戦への期待。

マックスやカエデ、先輩たちの視線がそれぞれの決意を映している。


「よし……次は絶対に負けない」

ハルトは小さく拳を握り、心の中で誓った。


樹里先輩が柔らかく微笑み、カードをそっと整える。

「では、次の実践で学んだことを試してみましょう」


風が部室をかすかに揺らし、今日の学びを優しく祝福するかのようだった。

カード効果ある程度まとめてみました

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