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エクリプスレイン  作者: 鳥雛


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第11話 「地属性」

※この話はエクリプスレインのルール・属性についての説明回です。

ストーリー本編は飛ばしても問題なく進みます。

ルールが気になる方、後で参照したい方向けの内容になります。

部室の窓から午後の日差しが差し込む。

カエデは地属性のカードを前に置き、静かに口を開く。


「さて、今日は地属性の戦い方を説明するね」


ハルトが前のめりになって聞く。


「地属性って……守備重視のやつだよね?」


「そう。防御型で、相手の攻撃を封じつつ、自分の大型ユイットで制圧するのが基本だよ」

カエデはゆっくりとカードを整える。


「まず、地属性の特徴を整理すると……」

■1.地属性の特徴


カエデは黒板に箇条書きで書き出す。


ブロッカー:このカードを攻撃しないと他のユニットを攻撃できない


地属性カウンター:ブロッカーが出るたびに+1


大型ユニット:カウンターを消費して場に出す制圧力型


「地属性は、防御を固めつつ、カウンターを貯めるのが基本。

 攻撃的に見えても、耐えながら戦うことが重要だよ」


レンジが腕を組みながら口を挟む。


「なるほど……地属性って地味だけど、場を支配する力はあるってことか」


「そうだね」カエデは微笑む。「序盤はブロッカーで相手を縛る。

 相手はブロッカーを倒さないと、他のユニットに攻撃できない。これで場をコントロールできる」




■2.代表カード


カエデはカードを次々と紹介する。


●《大地の守護者 グラウンド・ガーディアン》地属性/ゴーレム/(1/3/1)/R

[ブロッカー]

[召喚]:このユニットはこのターン(0/1/0)、地属性カウンター+1



「基本のブロッカー。場にいるだけで相手を制限できる」

「実質1/4/1かぁかたいなぁ」



●《岩塊の巨人 ジャイアント戯画ゴーレム》地属性/ゴーレム/(2/5/1)/地属性カウンターを5取り除いて召喚可能/UR

[常時]:地属性ユニットのダメージを-1する

[召喚]:このユニットに[バリア1]

[ブロッカー]


フィールド制圧型


「耐久力が高く、カウンターを溜めて召喚する大型ユニット。

 これを出すと防御をあげながら制圧できるよ」


「なんかコミカルなユニットなのに強いよな」

そう呟くハルトに対して、笑いながらカエデは言う

「そうなの、鳥獣戯画みたいなゴーレムなのに強いんだよ」



●《地の精霊 アース・スピリット》 地属性/精霊/(1/1/3)/C

[ブロッカー]


「ブロッカーかつ地属性にしては珍しい速度型だから優先権を取りに行くときに使えるよ」




■3.地属性の戦術


カエデは盤面図を描き、説明を続ける。


◎守り重視型(カエデ流)


1. ブロッカーを場に出して相手の攻撃を制限


2. 地属性カウンターを貯める


3. 大型ユニットで制圧


「ブロッカーで相手の攻撃を封じつつ、カウンターを貯めて一気に決めるのが地属性の基本戦術」


レンジが驚いた表情でつぶやく。


「うわ……この地属性、守りながら反撃するの強すぎるな」


カエデは微笑む。


「うん。焦らず、相手の行動を見ながらじっくり戦うのがポイントだよ」




■4.実戦シミュレーション


カエデはハルトに盤面を示す。


「例えば、序盤にブロッカー3体を出すとするよ。

 相手はブロッカーを倒さないと他のユニットに攻撃できない。

 地属性カウンターが3つ溜まるので。

 カウンターを貯めながら守りを固めておく、

 中盤で大型ユニットを召喚して相手を圧倒する……これが理想の展開だよ」


ハルトは真剣な表情でカードを見つめる。


「なるほど……耐えて耐えて、タイミングを見て逆転するわけか」


「そう。無理に攻めず、状況を見極めることが大事」


マックスが手を叩いて笑う。


「ふむ……俺の爆発力とは真逆だな」


樹里先輩が静かに指摘する。


「地属性は守る力に特化している分、爆発力には欠けますわ」


カエデは頷く。


「でも、それがいいんだよ。守って守って反撃するときの爽快感は格別なんだ」


■5.まとめ


カエデはカードを整え、部室を見渡す。


「地属性は守り重視、カウンターを貯め、大型ユニットや神で制圧するスタイル。

 焦らずじっくり戦うのがコツです」


ハルトはカードを握りしめ、うなずく。


「……地属性って思ったより奥が深いな」


レンジも頷く。


「ブロッカーで相手を縛るのがこんなに戦略的だとは」


マックスは頭を抱えつつ小声で。


「俺……爆発力だけじゃ通用しないかも……」


樹里先輩は静かに微笑む。


「覚えておくといいですわ。地属性は守りから制圧までの一連の流れが重要です。」


部室には、地のように重厚で安定感のある空気が流れ、ハルトたちは次の大会で地属性と対戦する想像をしながらカードを握りしめた。


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