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蒲田ノリの森?  作者: 阿吽爬治
3/3

3年先へ

小学校からの友達と受験期で遊べなくなるので遠くへ行こうということになり、奥多摩へ行くことにした。一度既に行っているものの、出発した時間が遅くて帰りの時間も午後七時を越えると、まだ中学二年生になりたてだった自分達は、滞在時間があまりとれなかった。それなのに時間も忘れて一箇所に留まってしまったので駅の周りもあまり歩けてなかった。今回は日原鍾乳洞へ行くことにした。一緒に行った友達二人の内一人は、酷い乗り物酔いをするので自分は反対したが、酔う本人が

「酔い止めの薬があれば大丈夫。」

というので了解した。

朝六時にいつもの集合場所へそれぞれ五分以上遅れて着き、出発駅へと向かった。奥多摩への移動手段は前回同様電車を選んだ。途中の駅で何度も降りたりするのでフリーパスを買った方が安く済むだろうと考えてフリーパスを買った。電車の中ではではとても暇だったので、修学旅行に持っていったリュックで来ていた自分は

「そういえば中にトランプ入ってたわ。」

と電車の中とは思えない声量で報告した後、自分が周りから見られていることに気付きもせずに同じ会社の同じトランプを三デッキ取り出した。一つのデッキを隣で泣き出した子供にプレゼントしてから、ババ抜きと七五三を同じくリュックの中に入っていたバインダーの上で始めた。一勝もできなかった。

青梅駅に着いた自分達一行は奥多摩行きの電車の出発まで三十分強はあったので一度駅を出て周りを少々歩いて周ることにした。フリーパスを持っていたので、一度降りても交通費は変わらないと考えた。駅を降りてすぐは神保町のようないい雰囲気が感じら れたが少し先にでは山しか見えなくなった。だいぶ前に閉館していると思われる映画館に貼られていた映画のポスターはどれも知らないはずなのに内容がわかった。

「ここでも写真と動画を撮って残しておこう。」

何度も見ていると感じるこの景色をスマートフォンに記録し、青梅駅に戻った。

電車内では、奥多摩駅に着いたらすぐにバスに乗らないと一時間待たされることになってしまうので急ごうという話をしていた。話をしながらオセロをスマートフォンでやっていたが、通信が遅くて諦めた。

「バスの中でならできるかもな。」

酔い止めの薬を飲まずにスマートフォンを見続けていたため、少し気分が悪くなってきたが目的地の到着したら酔いもなくなった。

この物語は私の経験とあったらいいなが創り出す妄想を自分の言葉で表した日記のようなものです。今回のような原稿用紙2枚程のひとつの物語や、場面ごとで区切った物語を数回に分けたものを投稿することもあると思います。そのときは是非「自分の知らない誰かがこんな出来事を経験したんだ。」と思って読んでください。そして身近な人と自分の話をして欲しいです。自分を語れる良い1日におやすみなさい。

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