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ペナルティギフトと呼ばれたBRD  作者: 猫又花子
第四章 アシエラプトル編
53/65

53. 投石キャット

 僕たちはそこに10日間留まってから、その魔法植物の群生地を後にした。 ガイアさんとスマイルさんは、これでもかというぐらい薬草を採取してからサトリさんに水操作魔法で乾燥してもらいサイズをコンパクト化することで運びやすくした。

 魔法植物はその根っこさえ残しておけば、翌日には復活するので取り放題である。 ガイアさんやスマイルさんって、食料を沢山食べてその分空いた空間倉庫に乾燥済の薬草を詰め込む感じで考えていたらしいが、採取した量はそんな生易しい量でないことは明らかだった。 入りきらない分はフィリアさんからの依頼で、こっそりと僕の空間倉庫にも入れていた。


 一旦魔法植物を売りに帰るということも考えたが、僕等はダンジョンを見つける旅を続けることいした。

 そして数日間キャンプしながら迷走ともいえる探索を続けていたのだが、その間に遂に僕のステータスが200へと到達し、魔法レベル2を使えるようになった。

 それで分かったのだが、魔法レベル2の魔法は魔法レベル1とクールタイムを共有していない。 例えば水生成Lv1の直ぐ後に水生成Lv2を使えるのである。

 連続魔法セットをどうしようか考えたが、以下のように再編成することにした。


 自己強化セット1 :  STR強化Lv2、 VIT強化Lv2、 AGI強化Lv2、 DEX強化Lv2

 自己強化付与セット1 :  自己強化セット1、付与強化セット1

 強化付与セット1 :  防御付与Lv1、速度付与Lv1

 回復セット1 : 治療Lv1 、 状態回復Lv1、 HP回復Lv1

 回復セット2 : 治療Lv2 、 状態回復Lv2、 HP回復Lv2

 フル回復セット1 : 回復セット2、 回復セット1

 回復強化セット1 : 回復セット2、強化セット1

 回復セット4 : 回復セット2、自己強化セット2

 温度差セット1 :  氷魔法Lv2、火魔法Lv2。

 熱水攻撃セット : 水生成Lv1、 火水魔法Lv1

 水蒸気攻撃セット : 水生成Lv1、 火水魔法Lv2

 氷玉攻撃セット : 水生成Lv1、 氷水魔法Lv2、 空気操作Lv2

 水生成セット : 水生成Lv1、 水生成Lv2



 セット以外の単独魔法は、一覧表を参考にして以下のように整理を行った。


 HP回復Lv1 HP回復Lv2

 治療Lv1 治療Lv2

 状態回復Lv1 状態回復Lv2

  結界魔法Lv1

 防御付与Lv1 速度付与Lv1

 水生成Lv1 水生成Lv2

 火魔法Lv1 火魔法Lv2

 氷魔法Lv1 氷魔法Lv2

 火水魔法Lv1 火水魔法Lv2    ※ 一般には知られていない魔法

 氷水魔法Lv1 氷水魔法Lv2    ※ 一般には知られていない魔法

 STR強化Lv1 STR強化Lv2

 VIT強化Lv1 VIT強化Lv2

 AGI強化Lv1 AGI強化Lv2

 DEX強化Lv1 DEX強化Lv2

 水操作Lv1   水操作Lv2

 空気操作Lv1 空気操作Lv2

 土操作Lv1   土操作Lv2


 尚、魔法大全によれば、ステータスと魔法体系は以下のような関係にある。

 MND系         HP回復、治療、状態回復、結界魔法

 INT系          水生成、火魔法、氷魔法

 MND、INT複合系  防御付与・速度付与系魔法

 STR系         STR強化魔法

 VIT系          VIT強化魔法

 AGI系          AGI強化魔法

 DEX系         DEX強化魔法

 DEX、INT複合系   水操作魔法、空気操作魔法、土操作魔法


 さらに今回発見した火水魔法Lv2と 氷水魔法Lv2はフィリアさんには使えなかったことから、

 INT系であることが推測されている。 

 サトリさんが教えてくれたのだが、隷属魔法はSPRとMND、INTの3重の複合魔法だったそうだ。 あの騒動で助けたSPRの修練魔法を使っていた人の証言なのだそうだ。


 僕の使える魔法で有効な攻撃手段は、熱水攻撃セット、水蒸気攻撃セット、氷攻撃セットである。


 熱水攻撃セットは、対象に直接叩きつけても火傷を負わせることができる。 それよりも凄いと思うのは2メートル以上頭上に発動させれば、対象者に誰が攻撃したかを悟らせないことだ。

 蒸気攻撃セットは、至近距離で発動させれば対象をある程度吹き飛ばすとともに水蒸気による火傷を負わせることができる。 空気と違い水蒸気は熱容量が大きいし、皮膚表面の汗を無効化するので火傷が酷くなる。


 これらの火魔法(水)は、水生成Lv1と連続発動で効果が最大となっている。 水生成Lv2では温度が低くなってしまい効果が薄れるのである。

 また氷攻撃セットは、頭上のかなり上の方に水の塊を発生させて落とすことにより物理的なダメージを与えることができる。 魔法の有効範囲は20mにもなるので、相当高いところから落下させればかなり強い。 1リットルの氷、つまり1kgの氷が頭上20mから落ちてくるのである。

 ただし発動位置の調整が大変なので空気操作Lv2と組み合わせることで落下位置を微調整できるようにしてある。


 操作魔法系は術者がそれと接している必要がある。 たとえば空気操作なら空気と接していれば20mの範囲の空気をある程度操作できる。 ただしその操作で生じる威力はレベルによるのである。 

 そして水なら液体に接して対象とつながっている必要があるし、土なら土に触っている必要がある。 空中に発生させた氷を操作するには空気でその氷を押したり引いたりして操作するしかないのだ。


 ◇   ◇   ◇


 そうこうしているうちに前回イカレポの町を出てそろそろ3週間が経とうとしてた。 定期連絡は1か月毎との予定だったが、魔法植物の群生地を発見したことと、空間倉庫の在庫が厳しくなってきたことから一旦町へと帰ることにした。


 町に戻ると、サトリさん(愛称はサトリン)は、魔法植物の群生地のことと、魔物討伐状況、ダンジョン探索のための調査済範囲などを報告しにギルドに行ってしまった。 


 そしてガイアさんとスマイルさんも、乾燥した魔法薬草を納品するためにギルドへ行きたいと言い出した。 僕、アスナとフィリアさん(愛称はフィアちゃん)、ガイアさん、スマイルさんで魔法薬草をどうするかの相談が始まった。


「フィアちゃん。 私たち魔法薬草を納品したいの~、薬草出してくれる?」


「スマイルちゃん。 今でなきゃダメなの?」


「う~ん。 早い方がいいのかも? だって~皆で大遠足がはじまるのでしょ~?」


「スマイルちゃん。 遠足って、……採取のための大遠征は始まると思うわよ。 その後はダンジョン討伐の遠征ね」


「だって、そしたら薬草安くなっちゃうのじゃないのぉ?」


「……スマイルちゃん。 よく考えたらその通りね」


「おいフィリア。 考え無しなのはおめーだけだぜ。 多量に採取できて値崩れなんて普通のことだぞ」


「くっ、……まさかガイアに指摘されるなんて」


「フィアちゃん。 なんか悲しそう? スマイルちゃんが慰めてあげるのぉ~」


「ちょっと、スマイルちゃん放して、放して、苦しいから放して、苦しい、苦しいって、放せコノやろ~!」


「フィアちゃん元気になったね。 スマイルちゃん嬉しいぃ~」


「……」


「分かったわ。 乾燥薬草を出してあげるけど、ここじゃ駄目ね。 空間倉庫が有ることを見せびらかすようなものよ」


「じゃどうするのぉ?」


「う~ん。 ガイア、大きな袋と人力車を借りてきてくれる? 一旦町の外へ出てから人気(ひとけ)がないところで袋に詰め替えましょう」


「おお、わかった行ってくるぜ。 まってろよ」


 ガイアさんとスマイルさんは行ってしまった。


「フィリアさん。 僕の空間倉庫に入っている分はどうしますか?」


「う~ん、どうしましょう。 困ったわね」


「ね~ フィリアお姉ちゃん。 お兄ちゃんの倉庫を借りたら? フィリアさんの倉庫から出すフリをして2つの倉庫から出せばいいんじゃ?」


「あら。 アスナちゃん、それいいわね、採用よ。 ということでカインちゃん空間倉庫を渡して」


「それはいいですけど、僕の採取分は残しておいてくださいね。 えっとですね。 小さくまとめてある方が僕のです」



 僕はモゾモゾとしてアソコから生暖かいワッペン型の空間倉庫を出してフィリアさんに渡した。


 暫くするとガイアさんとスマイルさんが多量の空袋を人力車に積んで帰って来た。 僕らは人気のない街道へ出てから、フィリアさんが空間倉庫から乾燥薬草をどんどん出して山のように積み重ねた。 それらをスマイルさんとガイアさんが、大袋へ詰めてから人力車へ積み込んでいく。

 流石にもう積み込むのは無理なんじゃ? と思ったところで袋づめは無事終わった。

 でもこの量って、流石に多すぎないか? 荷運びを専業にしている業者じゃあるまいし。



「フィリアさん。 流石に荷が多すぎて不自然じゃないですか?」


「そうね。 私もそう思うわ。 でも大丈夫じゃない? サトリンが何とかしてくれるわよ」


「なるほど……」


 困った時はサトリさんが何とかしてくれるという意識がメンバーに定着してしまっている。 僕はサトリさんの苦労が分かる気がした。 ガイアさんたちは人力車を引いて街道を町中へと入って行った。


 僕たちにはその後どうなったのかは知らされなかった。 もちろん空間倉庫はフィリアさんから返してもらいもらって、僕のアソコへ隠しておいた。



 その翌日のこと。 サトリさんが疲れた顔で宿へ戻ってきた。


「サトリンお帰りなさい。 どうだった?」


「ああ、予想通り魔法植物採取ツアーが組まれることになったよ」


「それで、予定は?」


「今日告示されると思う。 出発は一週間後だそうだ。 今回はダンジョン攻略のために冒険者が集まって来ていたからね、 護衛とかも充実しているし安全については問題なさそうだよ。 採取ツアーの参加者がどの位の規模になるかなんだけど、最大100名位で10日間を考えているそうだよ」


「それって運ぶ方が大変なんじゃないかしら」


「そうだよ。 昨日ガイア達が持ち込んだ量ぐらいあると大変だね。 誤魔化すのも大変だったけどね」


「……」


「それはいいんだけど、僕らが採取場まで先導することになってしまったよ。 ついでに街道も作るとかの話になったんだが、とりあえず今回は簡易的な道路づくりに留めるこにになったんだ。 それでも通常よりもかなり時間を要するはずだね」



 それから1週間後、総勢90名程の大部隊が組織されて魔法植物採取ツアーが始まった。  

 その中には護衛としてBランクのパーティも2組ほど含まれており、アシエラプトルが出ても安全に討伐できる体制だ。

 そしてビックリなことに、荷車として使う人力車が10台以上もいて、明らかに土木業者風の人達が採取する人よりも多かったのである。


 魔法植物の採取場所は、スマイルさんの先導で直線的に進めば6時間位で到着するぐらいの距離なので、そんなに遠くというわけではない。 ただし直線的に進むのには、深い林や森を抜けなければならず迷ってしまう危険があるので、結局木を切り倒したり道を作らねばならなかったのである。

 一行は既存の街道を進み、途中から木を切り倒し、土操作魔法で簡易道路を作りながら群生地へ進んでいった。 その間、魔物と遭遇することはなかった。


 そして魔法植物の群生地には5日程で到着し、結果的に人力車で走れば町まで3時間程の道路ができてしまったのである。



 僕たちはその場でツアーの人々と別れてダンジョンを見つけるために先へ進んで行き、またも迷走探索へと移ったのである。

 探索へと移ると、途端に魔物と遭遇するようになった。 どうやらスマイルさんは魔物を掃討しながら進んでいるようなのだ。 魔物を追っていけばそのうちに発生元のダンジョンへ辿りつくはずなのでそれ自体は合理的だと思える。

 そうやって進んでいったところ、スマイルさんが森の隙間から見えている切り立った崖の下側の岩肌を指さした。


「う~ん。 アソコって変?」


「ん? スマイルちゃんどうしたの? 何か発見したの?」


 フィリアさんがスマイルさんの指指す方法を見たので、僕らも一斉にそこへ注目した。 スマイルさんの勘は半端なく優秀なので、スマイルさんが、”変” と言ったら必ず何かあるのだ。

 暫く僕らはそこを見続けていたのだが何も変化がない。 見続けることに飽きた僕らは、フィリアさんの傍で昼食を取ることになった。


 この近辺では魔物との遭遇率が高くなってきていたので、休息する場合には必ず設置型の結界魔法を使うようにしている。 

 空間倉庫に保管された食品は完全殺菌されているので、食品については食べ物屋で作ってもらったものを多量に購入してあった。 

 汁物や、牛乳などの飲み物、お酒などは樽に入れたものを持ち運んでおり、パンや麺類などの主食や、串焼き肉などの露店売りの食品なども多量に保管してあった。 

 昼食を食べる場合には温めるだけのことが多いのだが、焼肉などはその場で焼いて食べることもあるのである。


「じゃご飯にしましょう。 スマイルちゃん、アスナちゃん手伝って」


「 「 はい。 わかりました 」 」


「スマイルちゃんは焼肉がいいですぅ~」


「タマにゃーよ。 酒ぐらいだせや、こら」


 ご飯を出す係は、僕やアスナが当てにされているのである。

 スマイルさんや、ガイアさんに任せると、焼肉だけになってしまい栄養が偏るし、力にくらべてDEXが低いためデリケートな作業は苦手なのだ。


「じゃ、ヒーラー肉のステーキにしましょうか。 サトリン、焼くから台作りお願い」

「やったー、スマイルちゃん嬉しい! 久々のヒーラー肉だぁ~」

「おい。 ステーキといえば、酒だろ! 酒を出せや~」


 ヒーラー肉とは、この前倒したオークヒーラーの肉である。

 フィリアさん(フィアちゃん)が保管していた肉は尽きているのであるが、僕の大型空間倉庫には、丸々2体分の解体済み肉を保管してあり、それをこっそりとフィリアさんの空間倉庫へと移していたのである。 

 サトリさん(サトリン)が、地面に手を付けて土魔法を使い、かまど状の何かを作り、その上へ鉄板を乗せて下側に置いた木に火をつけて、焼く肉パーティが始まった。


「ちょっとサトリン、フィアちゃん。 早く。 早くして! スマイルちゃん待てない~。 爆裂でドンと焼いちゃってよ! す、炭になってもいいから!」


「おい、フィリア! 酒はどーした。 酒は!」


 スマイルさんは、炭になってでも食べたいとかもちろん嘘だよね? 炭でも本当に食べるのか試して見ようかと思ってしまったが、きっと怒られるに違いない食べ物の恨みは怖いので止めておいた。


 酒は出てくるはずがないのに食事の度に要求しているガイアさんは完全に無視である。 酒は寝る前にだけ出すことになっていたからである。

 今は結界内にいるので外を警戒する必要がないので皆は料理作りに集中していた。 ただしガイアさんとスマイルさんは見ているだけの参加だ。


 やっと料理が完成して食べることになった。 メインはオークヒーラー肉のステーキ。 後はサラダとパンとスープである。 僕らは食べ始めた


「美味し~。 スマイルちゃん幸せ~」


「俺の酒、酒……」



 スマイルさんが2枚目のステーキに手を伸ばした途端、突然それは起った。

 一匹の素早い猫がステーキを盗り去ったのである。

 素早すぎて僕にはその猫がなんだかわからなかった。

 スマイルさんはフリーズしてしまった。

 フィリアさんは慌てて、すぐに鉄板ごと肉を空間倉庫にしまい込んだ。



「投石キャット!」



 スマイルさんが叫んだ。 その叫び僕らはすぐに身構えた。


 投石キャット、それは頭の上へ石や岩を発生させて攻撃してくる素早い魔物の猫のことである。


 投石キャットは通常、直径10cm~1m程の石や岩を、頭上10cm~1mほどの高さに発生させてくる攻撃をする。 

 空中に石を発生させることから土操作魔法を使っていないことは確かである。 土操作魔法は土や岩が連続している所でしか効果がないからである。

 投石キャットは素早いことから捉えることが困難であり、動き続けていないと、頭上に発生した石で一瞬でノックアウトされてしまうという、厄介な魔物なのだ。


 そしてその猫からは稀に空間小袋(1立米以下の空間倉庫の俗称)が取れ、極稀に1立米以上の容量の空間倉庫も取れるのである。


 この猫の魔物は非常に希少種でもあり、この世に数百あるダンジョンの中でも2箇所のダンジョンにしか生息が確認されていない。 アスナの故郷であるコインロード王国の旧クローク伯爵領、その第二ダンジョンもその希少なダンジョンの一つであった。

 空間倉庫は非常に価値が高いため、過去にはそれをめぐってしばしば国家間の争いが起ったこともある。



 投石キャットがいる。


 それはそれだけで国家を揺るがす大事件なのである。 投石キャットがいるダンジョンは国家の保護対象になる。 そしてダンジョンの中で投石キャットは放し飼いされて数を増やし、ある程度の規模になると間引くことで空間倉庫が得られるのである。


 しかしながらダンジョンの外へ出た投石キャットは大変有害な魔物でもある。 未発見のダンジョンで投石キャットが放置されると、個体数が増えてしまい、やがてダンジョンの外へと投石キャットが溢れ出てて来る。

 そしてダンジョンから溢れ出た投石キャットは、すぐに駆除しなければならない。 何故なら攻撃力が高く、繁殖力が非常に高いためである。

 ある程度の規模にまで膨れ上がった投石キャットの群れは、その地域の人間を滅ぼす程の脅威になるが、群れには大型魔物が引き寄せられるようにしてやって来て、やがてその群れも一匹の残らず、ダンジョンごと滅ぼされてしてしまうことが知られている。 

 そして大型魔物に倒された投石キャットは漏れなく食べられてしまうためか死体は残らず、当然ながら空間倉庫も残らない。

 要するに放置されてダンジョンから溢れ出た投石キャットは、地域の人間を滅ぼして何も残さずに全滅して消えてしまうだけの害悪になりかねないので早めに討伐することが必要とされているのである。

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