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飼い犬の話

作者: 白柳レイジ

授業中に書いたものをアレンジしたものです。

ミケは犬を飼っている。

ミケは重度の動物の毛のアレルギーを持っている。だから動物を今まで飼うことができなかった。しかし数年前に迎え入れた犬は何故かアレルギー症状は全く出なかった。

ある日、両親の会話がふと聞こえてきて意外な事実が発覚した。

ミケが犬だと思って飼っていたのは、犬の人形だったのだ。「犬が好き」「犬を飼いたい」という強い思いから犬の人形を本物の犬と思い込んでいたのだった。

それからミケは部屋に閉じこもってしまった。一生その部屋から出てくることは無かった。

数年後、ミケの部屋から1匹の犬が出てきた。犬の人形が本物の犬になっていたのだった。

さらに数年後、ミケの部屋からもう1匹犬が出てきた。部屋の中にミケの姿は無かった。つまりミケが犬になったと考えるのが正解だろう。

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