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第3話 〜合格だ〜

あれから5年が経った。まだ俺は剣を振り続けている。


俺は知った。『制御』を解除すれば体は崩壊し、加護を解除しても体は崩壊する。


『感覚の根源』を使ったあと俺は1日あそこに眠っていた。


もう俺は剣を振るしかない。


だけど変わったことは年齢と2つある。剣のサイズが大剣へと変わり俺の年齢は15歳になっていた。


「ふっ! ふっ! ふっ! ふっ!」


人族は15歳になると神から職業得られる。


俺は職業を得られなかった。


「ふっ! ふっ! ふっ! ふっ! 」


まだ師匠から剣の振り方の了承はでない。体だけが鍛えられている。


俺にはもう何も無い。ただただ剣を振るしか出来ない。


それに文句は言わない。『制御』を解放してみたい気持ちはある。だけどまた『感覚の根源』みたいに体に負担がかかり死ぬかもしれない。


その危険性がある中で俺はもう絶対に師匠が了承するまでは件をふり続ける。


「ふっ! ふっ! ふっ! ふっ! ふっ! ふっ! ふっ!」


「いいだろう」


「ふっ! ふっ! ふっ! ……え?」


一言、師匠の口からいいだろうと言われた……気がした?


いや言われたのか?


「師匠なんか言いましたか?」


「いいだろうと言った」


「合格……ですか?」


「ああ合格だ。お前には今から俺の技術を全て叩き込んでやる」


「よっしゃ……! よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


この時、俺は物凄く嬉しかったのを覚えている。



◇◇◇◇◇



「まずは私を思いっきり殴れにゃ!」


今日から俺は本当に特別待遇を受ける。師匠から合格だと言われた時から1年後、師匠の技術を受け継ぐ中で他の幹部達との戦闘練習を許された。


今日はミケランジェロという魔王軍幹部、種族は魔獣の亜種、白黒魔獣。

魔獣の毛並みが黒か白だった場合、その魔獣は強いと教わった。その両方の色を授かったミケランジェロ。

そのせいで馬鹿みたいに強い。


しかも魔獣の姿にもなれるし、人間の姿にもなれる。人間の姿になると人族で言う猫耳族(キャットピープル)なる。

今も猫耳族の姿のままだが、猫耳族のまま獣化をすると誰も止められないとか……。


そしてそれと同じにミケランは炎の達人。白い紅炎と、黒い獄炎を拳術を掛け合わせた超攻撃型の魔王軍幹部だ。


「ミケランいいのか? 結構痛いぞ」


「うっさい子供にゃ〜。さっさっと来るにゃ」


「分かった、じゃあ行くぞ」


俺は師匠から合格祝いに貰った木刀を構える。


この木刀はとにかく固くて、木刀とは思えないほど斬れる。


そしてこの木刀の素材になっている木は特別な能力を持っている。


俺は腕に力を入れ、心で剣よ重くなれと願う。そうすると剣の重さが重くなる。そう、重さを自由自在に変えられるのだ。


俺は推定120キロにした木刀を軽々とは持てないが俺はこの1年でモノにしたスキルを使う。


「『制御(リミッター)』解除!」


『制御』を解除した瞬間、俺の体は熱くなる。魔力が体を覆い、力が俺を支配する。

重かった木刀は軽くなり、体も軽くなる。



そして次の瞬間、俺は飛ぶ。



足を踏み込み前へ飛んだ、そしてそのスピードのままミケランの顔へとに木刀を入れ込む。


普通は顔が破裂するはず、俺はミケランを殺す勢いでやった。


なのに……


「痛くも痒くもないにゃ。もっと足に力を入れて、殺してやる! って気持ちじゃないとダメにゃ」


「ははは、マジでやべぇな」


俺の木刀は爪先で止められていた。その爪にはなにも傷がついてなかった。

圧倒的に格上の存在に俺はニヤけが止まらなかった。


「なにニヤけてるにゃ、気持ちわる」


「そんなこというなよ!?」


俺は右手の人差し指をミケランに向け魔法を放つ。


「ウォーター!」


ほぼゼロ距離で放った水、その水を凝縮し圧倒的な水の勢いで体に小さい穴を開ける。

外れハイ・ヒューマンだから出来る芸当。


この魔法で臓器の1つが少しでも傷つけば内出血し、いずれ死に至る。

確実に人を殺す技。

なのに俺の水はジュワワーーーと音を立て蒸気になって蒸発する。


その後に俺の皮膚が焼ける。


ミケランからマグマのように熱い熱が俺に放たれている。


俺は思わず後ろに下がる。


「獄炎魔法『獄炎の体』。ミャーに水は効かないにゃ」


「マジで化け物だな……。『制御』解除」


すっと、俺から溢れ出ていた魔力と力が消える。それと同時に俺は体に脱力感が出る。


『制御』は5分間の使用が限界だった。5分を過ぎると俺の体は悲鳴をあげ最悪死ぬ。


今の使用時間は15秒、それでも俺の体は悲鳴をあげている。


「お前の力は分かったにゃ。あとシュラインに教えてもらった技を使わなかったのはイライラするにゃけど、お前に足りないのは受け身にゃ」


「受け身?」



◇◇◇◇◇



「今日はカインさんが相手か、魔王軍最強の耐久の持ち主……戦ってみたかったんだよ」


「ほっほっほ、儂の防御術を見抜けるかのう?」



◇◇◇◇◇



「くそっっ! メンタークさんつえーよ」


「がはっがばははっっっはは! お前には指の力が足りん! 足りんぞーーーー!」



◇◇◇◇◇



「「アイラ弱ーーい、私の光魔法で一撃じゃん」」


「分身するのはずるいって! でももう1回!」



◇◇◇◇◇



「あ、アイラくくくんにははは、痛みにぃぃぃぃ!? たえてぇぇぇぇぇぇまらうよぉぉぉぉぉぉ!?」


「魔王軍一の狂人は怖ーよ」



◇◇◇◇◇



「ブルルルルルフラァァァァァァァブリブリブリブリブリブリブリブリ」


「え、だれ?」



◇◇◇◇◇



「アイラくんは強くなっているかい?」


「はい、もう魔王軍幹部になってもいいほど強くなっております」


「準備は整いつつあるか……。少し感慨深いものがあるね」


「はい。これで私たちの脅威がまた存在しますね」


「ああ、そうだね。これで世界が動き出す。あーーーー楽しみだ」

私は最近、Twitterのトレンドで世間で何が問題になっていて何が話題になっているか見ていてそのついでにツイートの方も見させてもらってるんですけど、今小説書いてる自分にめちゃくちゃ浸ってるな〜って感じのツイートを最近連発してる人見て……絶対に将来確実に黒歴史なるやんって思って馬鹿にしながら見てるんですよね。だけど人間って馬鹿にしてる人に何気に羨ましいとか凄いなとか俺には出来ないことを妬んでるので馬鹿にするんですよね。


私の中の代表例は一番嫌いなのはつよしだっけ? よしだだっけ? なんかファッションが凄い高校1年ってやつでしゃべくり007に出ていて場を乱すは司会者さんの面白くするベクトルを邪魔するわで全然面白くなくて逆にうざくて、だけとそのお笑いセンスは本当にクソだけど、自分の芯を持ってて自分の武器を持ってるそいつに心底イライラしたんですよね。

そしてTwitterをみてみたら俺と同じ人がいっぱいいたんですけど結局みんなはそいつが自分にないところをいっぱい持ってるから妬んでるんですよね。人間って不思議だな〜って思いましたよ。

じゃあ私がみんなに妬ませてやれることは何かなって考えたら1つの答えが導き出せたんですよ、簡単な事でした。脱糞の音が人一倍大きいということでした。


いや唐突の下ネタ!(粗品風)




byいや〜完璧なツッコミが入ったなと思う犬三郎

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