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〜新章開幕〜
新章に当たりましては、新しい作品になります。
読みたい人がいるのなら、そこを読んでください。
タイトル
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神様に能力をとにかく速くしてと言ったら異世界最速になりました。〜早い、速いを全て兼ね備えた私は世界最強だーーー!〜
「助けて……助けてよ! お願いだから!」
分からない、分からないけど……俺を必要としてるのは分かる。
……だけど…………体が動かない。
どうしてだ? 何があった……?
「頼むから! 私の一生のお願いだから! フールさんを! 二ークスさんを! 助けてよ!」
「ッッッッッッッッッ———————!?」
俺の体へと流れ込む、何か……いやこれは……圧倒的な力。
感覚が研ぎ澄まされていく、耳が、鼻が、言葉が、力が、気が溢れ出でくる。
ああ、待ってろ直ぐに助けてやる。
師匠を助けなかった、国を助けなかった、この中途半端な俺が次こそ……全てを救ってみせる!
【最弱勇者】の名に賭けて!




