〜プロローグ〜
新しい連載を始めてみました。
ショタものですが、しばらくはヒーローは出てこない予定です。
ショタコンの方、もうしばらくお待ちください(_ _)
「お姉ちゃん、これはどこに置けば良い?」
「え〜と、リビングにお願い」
「姉さん、これは?」
「ママ、これなぁに?」
「お姉様、部屋の片付け終わったわよ」
「まー《・・》、これも」
「お姉ちゃん、さっき外で……」
「姉ちゃん、見て見て!!こんなの見つけた!!」
「あれ?これってどっちだっけ?」
「あ〜もう、一気に喋らないで!!」
ここは、とある屋敷の中。しばらく使われていなかったこの屋敷は、つい1年半前から新しい主人の手によってキレイにされて、それ以来とても賑やかだ。
住んでいるのは、16歳の少女と彼女の育てる8人の子供達。ここに来てから少しずつ増えている子供達は、皆何かの理由があって親がいない。
「あ、もうこんな時間!!よし、皆準備はできた?」
「「「「はい!!」」」」
「よっし、それじゃあしゅっぱーつ!!」
ここは、“大きな屋敷の小さな孤児院”。
いつも、子供達の笑いに溢れている賑やかな場所だ。
今回は、プロローグなので短め。
次話からはしっかりと書くつもりです。
温かい目で見守っていただけると、幸いです。