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アコール〜異世界〜  作者: ラミア
第1章 出会い
5/70

広場

門をくぐると視界が開けてまるで映画やゲームの世界に入ったかのような風景が広がっていた。


石畳の一本道が続いてその両端に木造の家や小さな店が建っていて、所々に木や草花が植えられて自然もある…。そんな素敵な風景に気付けばほぉ…と溢れていた。


「やっぱり王都は凄いよなぁ〜。」


うわぁっ⁉︎どこから来たのか私の隣りに40.50代くらいのおじさんが立っていた…。


「そっそうですね。凄いですよね〜。」と答えると


「ははは、いきなり驚かせちまってすまねぇな、ねぇちゃん。俺は今仕事で4回目来たんだけど滅多に来れねぇ〜から毎回感動しちまうんだ。」


ガハハ…じゃあな〜


そう言っておじさんはあっと言う間に歩いて行った…。


なんだかいきなり来ていきなり去って、面白い人だったなぁ。


私もまた歩き出してしばらくすると、噴水を中心に広場があった。広場の周りにはレストランやちょっとしたカフェ、雑貨屋が建ち並び四方に道が分かれていた。そこで老若男女がそれぞれの時間を楽しんでいる…。


来た道と左右、そして真っ直ぐの道…。真っ直ぐの道を歩いて行くとその道の両端は木々が植え立てられて、まるで森の中を進んでいるようだった。


前へと歩いている人は広場よりも少なく、まばらでゆっくりと時間が流れているよう。しばらくすると、大きな城門が見えてきた。ここがお城の入り口…遠いなぁ〜。


門の前に兵隊が立っていて、前に2.3人の人が話をしていた。近づいて話を聞いてみると


「申し訳ありませんが、本日は王様のご用事があり、開門はできません。」


と兵隊さんが話をしていた…。今日は入れないんだ…、しょうがないから明日にしようっと。来た道を戻って噴水まで来た。


よし、左側の路地<クラウンストリート>って書いてある所に行ってみよう。



続く。


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