ふと目が覚めて…
自作小説です。
ファンタジーとなります。
読んでいただけたら幸いです。
気晴らしに気ままに想像の世界を書くことにしました。
完全なファンタジー小説です。
22時…。
今日の仕事が終わり、クタクタになりながらマンションの自室の寝室へと足を運び、食事も取ることなくそのままベッドへ体をうずめた。
疲れていた体は、数える暇無く寝入った…。
ふと、目が覚めると違和感を感じた。目に映るものは見慣れた寝室の天井ではなく…青空だった。寝ぼけ眼が続いたまま起き上がり、辺りを見回す…。
室内で寝た体は、いつの間にか外に出ていた。昨日までのことをとりあえず、一つひとつ思い出してみることにした。
まずは自分のこと…。私は、如月 さら 女 24歳 …うん覚えてる。
そして仕事は、事務。
家族は、両親と弟の4人一般的な家族。
昨日は仕事して疲れて、家に帰ってそのまま寝たんだったっけ…。何で外に出ているんだろう。
目が完全に覚めて、もう一度辺りを見回してみた。すると周りは草だらけでしかも長い、上半身は起き上がってはいるが草の先が鼻先に当たる。立つと腿まで当たった。立ったことで分かったけど、ここはマンションの近くでもなく、もはや日本じゃないのかもしれない…。遠くに見たことない城が建っているし、テレビや本で見た洋風の城で日本で建っていたらテレビが放っておけないしそしたらニュースになってスマホのニュースに出て少なからず知ってると思う…。いつの間に外国に来たんだ?
考えても仕方ないからあの洋風な城に近付いてみよう。
続く