表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僧侶も世界を救いたい  作者: アフロペンギン
31/70

第三十一部「治癒神」

仕方無いよね。

 第三十一部「治癒神」




 勇者一行よりも先に魔王を倒すべく、旅に出た男僧侶のシュイロと女騎士のイト、戦士のヤマガイ。

 ヤマガイを始めゾンビ化した町の人々を救うため、シュイロは状態異常回復の魔法を教わっていた。



 ・・・・・・・・・



「ソレモナオール!」

「……あれ?俺は一体……?」


 とある青年が呪文を唱えると、ゾンビになっていたヤマガイが元に戻った。

 ……厳しくしごかれてから数日。

 シュイロは状態異常回復の魔法『ソレモナオール』を習得した。


「戻ったか、ヤマガイ。」

「シュイロ……!?お前、何を……?っていうか何で俺、こんなボロボロの服を……!?」

「色々と言うな。一個ずつ説明していってやるから。」

「いや待て!……理解した!お前、俺を襲おうとしてたな!?」

「一ミリも理解してないな!寧ろ俺が襲われそうだったよ!」

「ええ!?俺が攻めなの!?」

「知らないし違うわ!ヤマガイ、何も覚えてないのか……?」

「えっと…………………………………………………………。」

「重要な事忘れていたときかよ。」

「……待て……もう少しで思い出せそうなんだ……やめろ……やめてくれぇぇ!!」

「お前は何かと戦っているのか?」

「っは!そうだ!確かイトちゃんに……!」

「ああ、思い出したか。イトの策略でヤマガイはゾンビにされたんだよ。」

「ああ……照れるぜ。」

「照れるな反省しろよ。あれ!?お前そんなにアホだったっけ!?」

「俺は元からこうだろ。」

「ああ……そうか。そうだったな。」

「否定しろよ!?一応親友だろ!?」

「そんな設定覚えてる読者がどこにいるんだよ。っていうか、あらすじで旅に出たって言ってるけど旅なんか出てないよね!?」

「出たよ。」

「すぐ引き返しただろ!」

「でも出た。」

「屁理屈って言うんだよそういうのを!」

「いいじゃん、屁理屈最高!フウウ!」

「ダメだこいつ。治す必要無かったな。」

「シュイロぉ。俺達の仲だろ許せよ~。」


 スッ……とシュイロは離れていった。


「嘘だろぉ!?」



 ・・・・・・・・・



 そんなこんなで、シュイロは町の人々を治し続けた。

 そのおかげか、いつしか彼は治癒神ちゆがみとかいうダッサイ二つ名で称えられるのだが……それはまた後のお話。

萌葱色の変奏曲を…………じゃないわ。

マジで間違えた。

僧侶も世界を救いたいを読んでいただき大変恐縮です。

いかがでしたか?

ふいー。

それでは、また二日後。

Thank You。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ