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第二十二部「好み」
そんな下着が好みなんですか!?
第二十二部「好み」
勇者一行よりも先に魔王を倒すべく、旅に出た男僧侶のシュイロと女騎士のイト、戦士のヤマガイ。
ヤマガイを始めゾンビ化した町の人々を救うため、シュイロとイトは薬を探していた。
そんなこんなで商店街へとやって来たのだが……。
イトが、やっちまった。
「……。服屋に行こうか。」
「うん。」
トイレは早めに行っておいた方が良い事を、身をもって教えてくれた。
うん、教訓にしよう。
トイレは飲んでも飲まれるな。
……何か違うな。
「イト、少し待っててくれ。俺一人で十分だから。」
「でも下はゾンビだらけ。」
「だからこそお前は連れていけないんだよ。すぐに戻る。下着なら適当でいいだろ?」
「透けてるやつ。」
「…………。はいはい。」
「紫色。」
「もう来いよ!!ほら行くぞ!!気を付けろよ!?」
僧侶も世界を救いたいを読んでいただき大変恐縮です。
いかがでしたか?
じぇりじぇり。
それでは、また2日後。
Thank You。
 




