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私の危険な青春  作者: 藤幸加枝
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9/9

仲間の心の広さ

「そんなこんなで今の学校に来たって訳」

「う……グス…舞衣ちゃん…苦労したんやな〜」

すすり泣き声が聞こえると思ったら茨が何故か泣いて居た

“え〜〜⁉︎ 泣いてるよ〜…”

「今の話の何処に泣く要素があった?」

「「「ないな」」」

3人でハモって言う

「え〜何でや⁉︎ 泣ける話やったやん 散々な思いしてよーやくここに居てるんやぞ!」

何故か興奮してる茨

「家電泣き過ぎだから…」

それをなだめる前田

「大体喧嘩を先に仕掛けたのは舞衣華の方だろ」

そして佐原のを聞いて私と永橋と前田が頷く

「今じゃ凄〜く後悔してるよ 『アホな事やったな〜』って思ってる」

「奈々実に聞いていいか?」

永橋が改まって言う

「別に今更でしょ どうぞ」

「お前『本を読んで急所を覚えた』って言ってだけど本当にそれだけか?」

永橋が不思議そうに聞いて来た

「そうだけど 何で?」

「お前の喧嘩を観てると他にもやってる様に見えたから」

「それ俺も思った!」

突然前田が話に入って来た

「奈々ちゃん 部活で空手・柔道・合気道・剣道・ダンス・バレー・体操・キックボクシングでもやってた?」

“普通に考えてそんなにも部活出来ないでしょ…”

「やってないけど」

「せやったら趣味でヒーローの練習でもしとったん?」

前田に続いてさっきまで泣いてた茨も話しに入って来た

“復活早⁉︎ ってかどいゆう趣味だよ”

「家電 流石にヒーローはねぇ〜だろ せめて『誰かに憧れてた』ぐらいだろ」

佐原までもが入って来る

“いやいやそれもないから”

私は呆れながら話す

「あんた達さぁ〜 ちゃんと人の話しを聞いてた?今の話しの何処に『部活をやってた』なんて出て来たのよ 私は一言も言ってないんだけどしかも部活なんてやってたら完全に標的にされるだけだから それに私は『常に喧嘩してた』って言ったでしょそんな暇なんてなかったから ちなみに小学生の時はこうなると思ってないから部活なんて一切やってないし」

「「「じゃあどうやって喧嘩覚えたんだ?」の?や?」

佐原・前田・茨がハモって言う

“こいつらウゼー 3人でハモリやがって!”

「だから人の話しをちゃんと聞けよ! 本を読んで後しいって言うならテレビを見て見様見真似で覚えたのやったの 分かった」

「なんや〜見様見真似やったんか〜」

「「「「「………」」」」」

茨の呑気な声がした後一瞬の沈黙が流れたと思ったら

「「ってえぇーー⁉︎」」

佐原と茨がハモって言う

「うわー信じられないな〜」

「……まじかよ」

永橋と前田も騒がしくはないが驚く

“こいゆうのを『似た者同士』って言うんだろうな〜”

「大体さ〜相手がいくら馬鹿で弱いって言っても大人数相手だよ 大人数分かる?」

「そこまで『大人数』を強調しなくても……」

「舞衣ちゃん『馬鹿で弱い』は言い過ぎやで」

「何?あんた達はあいつらクズ相手に同情する訳?」

私は前田と茨に殺気を出して聞く

「「……いえ何でもありません」」

2人は何かを感じたのかしおらしくなった

「おい 舞衣華殺気を抑えろよな」

「あら〜何のこと言って居るのか分からないんですけども〜」

私が佐原に『文句あるのか?』と睨み出すと

「……いや何でもない」

“あんた達は私を怒らす天才か”

「はぁ〜」

「まぁ〜あいつらが弱かったってのは分かるがな ただ俺達は見様見真似で出来るとこが凄いと思っただけだ」

“ふん 褒めたって何も出てこないけどね”

「そういえば〜今思ったんだけど喧嘩が出来るって事は先輩達に捕まった時逃げ出そうと思えば逃げれた?」

前田が改まって聞いて来た

「うん ってかムカついたからナイフ持ってた奴に蹴りをかましたし」

「「「「え⁉︎」」」」

“一々驚くなよ面倒くさい”

「ほら縄を解きに来た時『何かが飛んで来て』って言ったでしょあれ私の足」

3人が永橋を見る

「あの時は分からなかったがそうだったのか」

永橋が溜め息をしながら『意味が分かった』と言う感じの態度をした

「ちなみに恒例行事の時も追われたからちょっと反撃してたからね」

「あん時は飲み物買いに行ってたんやろ?せやったら反撃出来ひんとちゃうんか」

茨の質問で3人が頷く

「普通の人はねでも私は普通に出来るからそれに買う前から追われたからね 流石にあれは大変だった」

「それは奈々ちゃんを狙って?」

「そ 後あんた達の場所を聞く為」

「そいつら馬鹿だな〜俺達を狙ってるなら舞衣華を使わずに探せば良いものを」

“あんたらが言ったんでしょ!『馬鹿共は屋上の存在を忘れる』ってだから私を利用しようとしたんでしょ”

「あ!今だから言うけど誰かのペットボトルちょっと利用したから」

「えっと〜 奈々ちゃんそれってペットボトルで攻撃したって事だよね…」

「だって仕方ないでしょ〜手元にある物がそれだったんだからそれで躱さ(かわさ)ないとこっちが危ないんだから」

「何やろ 一瞬『舞衣ちゃんを敵に回したらあかん』と思うてしもうた」

「同感」

“なんだこの2人 野生の勘でも働いたか?でも…”

「何言ってるの?あの喧嘩バトル恒例行事なんでしょって事は毎回あるって訳だから今度は堂々と参加するに決まってるじゃん そうなったら敵対するからね それにもうバレたし」

「え〜堪忍して〜や」

「奈々ちゃんに勝てる気がしない」

茨と前田が諦め気味に言う

「おもしれ〜上等だぜ」

佐原が意気込む様に言う 3人が盛り上がってる中1人冷静に答えた奴が居た

「奈々実 喧嘩から足を洗ったんじゃなかったのか?」

「うん洗ったよ でも恒例行事は別だから」

「同じ事だろ 喧嘩は喧嘩だ!」

「じゃ何?あんたは私に『ひっそりとしてろ』って言うの?」

「あぁ そうだ!」

「冗談じゃない!どれだけひっそりと行動するのが大変か分からないの?」

「大変でも洗ったんなら関わるな!」


「あれ?なんかヤバイ感じ…」

「『感じ』じゃなくてヤバイだろ」

「2人共ヒートアップしてへん?」


「俺達がお前を守る それで問題ないだろ!」

「はぁ〜⁉︎私より弱いくせに何言ってるの⁉︎」

「さっきから好き勝手言いやがってもう一度言うけどな足洗ったんなら大人しくしてろ!」

「なめるな!自分の身ぐらい自分で守るって言ってんの!」


「あのさ〜この流れってもしかして…」

「だろうな 怪我してるのに」

「これホンマに大丈夫なん?」


「お前より弱いか試してみろよ」

「上等 私に喧嘩売るなんて10年早い事を思い知らせてやる」

「「表に出ろ‼︎」」


「あ〜あどうすんのこれ」

「どうする事も出来ないだろ」

「2人の喧嘩なんて止められへんで」


公園にて

「なんで公園なんだ?」

3人はベンチに座って2人の様子を見る

「奈々ちゃん家から近いからね」

「せやけど舞衣ちゃん 自分が怪我してんの忘れてへん?」

「「忘れてるね」な」


「泣き事言うなら今の内だぞ」

「誰が言うか」

「じゃ行くぞ」

「いつでも!」

そして2人同時に動き出した

ドカ! ガツ ドカ


「なぁなぁ実況したならん?」

「ならね〜よ それよりいつ止めるかだろ」

「2人共本気だからね とりあえず疲れた頃で」

ドカ ドカ ガツ

「……俺らで止まるもんなん あれ」

茨が2人を指差して言う

「「…………。」」

ガツ ドカ

「無理だけど止めるしかねぇ〜だろ」

「多分最強同士の喧嘩を止めるには骨が折れそうだね」

「ホンマにな」


「何?あんたの本気ってそんなもん」

「お前こそもう疲れてるのか?」

「な訳ないでしょ!もっと本気でかかって来なよ」

「最初はちょっとした運動だ」

ドカ ドカ ドカ

「手加減なんて一生許さないから」

「言ってろ手加減する気ねぇ〜けどな」

ガツ ドカ ドカ

2人はお互いに言い合いながら攻防を続けて居た


数分後

「ホンマに2人共凄いで」

「激しい攻防戦だな」

ガツ ドカ ガツ

「本当に凄いのは奈々ちゃんの方だよ」

「何でや?」

「怪我を庇いながらあの激しい攻防をしてるんだよ」

「てっきり痛い感覚が麻痺まひしてるのかと思った」

それは流石に酷いって…」

「たっくんよー分かったな〜『庇いながら』なんてきーつかんかったで」

「見てれば分かるよ怪我してない方で防御したり攻撃したりしてるから」

ドカ ドカ ガツ ガツ

「…じゃそろそろ止めねーとな どっちか行けよ」

佐原が茨と前田の2人を指差して言う

「何で俺らなん⁉︎」

「1人だけ逃げるのは良くないんじゃないかな〜」

「俺ちょっと怪我してて痛いんだよな〜」

「「嘘つけ」や」

「仲 悪あがきはみっともないよ」

「馬鹿言え あれを止めれるか!」

今度は奈々実と永橋の方を指差した

「せやからどないすんねん言うたやんか」

3人がそんな事を言い合って居た時に突然自転車の急ブレーキ音がした

キキキーーー‼︎

「「「「「⁉︎」」」」」

「君達何やってんだ!」

巡回中の警察官が自転車を停めて5人の方に歩いて来る

「げ⁉︎さつやん 歩いて来てるんだったら今の内に逃げな」

茨1人だけベンチから立って慌てる

「ある意味ナイスタイミング」

「止める手間が省けたな」

「「っち」」

呑気な事言っている間に警察官は近くまで来た

「君達今喧嘩してたよね?話し聞かせても……あ!」

警察官は舞衣華の方を見て指差した

「「「「???」」」」

「なんだ 奈々実じゃないか♪」

「お巡りさん 今いいとこだったのに邪魔しないで下さい」

「久しぶりだな〜」

“聞いてないし”

「奈々実知り合いなのか?」

「中学の時に知り合ったお巡りさん」

「つれないな〜散々俺にお世話になってるだろ それにしてもいや〜懐かしいな〜最近見ないからてっきりもう喧嘩は辞めたのかと思ったがまだしてたんだな〜 ハハハハ」

“地味に鋭い”

「…変わった警官だね」

「…いいのかそれで」

「なんや知らんけどきー抜けたで」

「俺達を見逃してくれるのか?」

「おう!いいぞ」

「「「「めっちゃ軽いな〜〜」」」」

「笑っては居るけど一様言っとくけどこの軽い人警官だからたね 見えないけど…」

「ひっで〜『見えない』は余計だって」

そして警官は佐原達3人をどかしてベンチに座って話し始めた

「奈々実が近所で喧嘩するたびに通報を受けては止めに行って必ず1・2回は殴られたな〜」

「すみませんね」

「ハハハハ最初は『何で喧嘩してるんだ』って聞いても何も答えなかった その内通報が来たら止めに行って怪我の手当てだけして家に帰して居たな」

「ホンマに喧嘩ばっかしてたんやな」

「悪かったわね!」

「まぁ喧嘩するのが悪い訳じゃないんだが立場上止めないと面倒だからな〜」

「おいおい警察が『面倒』とか言って良いのかよ」

「本当に警察か?」

永橋が疑いの目で舞衣華を見る

「一様…制服も着てるし」

「だってよ〜本当にこいつを止めるの大変だったんだぞ」

警官が舞衣華に指差す

「想像はつくけどね」

前田の言葉で佐原と茨が同時に頷く

「だから『すいませんね』って言ってるでしょ!」

「まぁまぁそんな怒らんと落ち着こうや」

“誰のせいだと思ってるんだ”

「それである日見廻りしてたらさ喧嘩してる奴を見つけて てっきり『またあいつか』と思いながら近付いたら違う奴でそいつ俺を見るなり逃げ出したんだよそん時すげ〜新鮮だったって」

“““““新鮮だと思うなよ……”””””

5人が同じ事を思って居た

“ってことは丁度私が喧嘩を辞めた頃か”

「まさかまた会えるとはな とりあえず今日は辞めとけするなら怪我が治ってからするんだな」

「⁉︎」

“この人鋭いのか鈍いのかどっちだよ”

「あ!悪かったな」

永橋がハッと気づいて罰が悪そうに謝る

「何で謝られないといけない訳?」

「完全に忘れて殴りかかった」

「だから何だって言うのかな?」

「………」

永橋は少し呆れる

「アハハハハ 変わってないんだな〜そのバッサリ切るとこまぁ元気そうでなによりだ じゃ〜な」

そう言って警官は去って行った

「さてと邪魔者は居なくなった事だし続きしようか」

「「待て待て待て待て待て」」

佐原と茨がハモって言う

「何よ?」

「『何よ』じゃね〜だろ!何続きをしようとしてんだよ お前は」

「だってまだ決着付いてないじゃん」

私はさも当たり前かの様に言う

「いやいや何言うてんねん あのさつも言うてたやろ『怪我が治ってからせい』って舞衣ちゃん今怪我しるんやぞ せやから辞めようや」

「だから?」

私は『問題ない』って感じで言った

「「………はぁ〜」」

何故か2人は溜め息をついた すかさず前田が話し出した

「奈々ちゃん俺達喧嘩しに来た訳じゃなくて話を聞きに来ただけだからさ」

「は?それとこれは別でしょ」

「………はぁ〜」

前田までもが溜め息をついた

「明日学校に来るだろう? じゃあな」

そう言って永橋はさっさと歩き出した

「え?ちょ…」

私が引き止めようとしたら

「ほなな〜」

「ま…」

「大人しくしてろよ」

「まだ…」

「お大事に〜」

「だからちょ…」

3人は永橋の行動で察しって舞衣華にそれぞれ言って永橋の後について行き4人はさっさと帰って行った

「人の話を最後まで聞けよ!」

“私まだ『明日行く』なんて一言も言ってないんだけど”

仕方なく私は家に帰る事にした


翌日

“腑に落ちない まるで強制みたいで凄く腑に落ちない私何も言ってないのにでものこのこ来てる私もアホだー!”

私は下駄箱で悶々と(もんもん)自分と格闘して居た

「お!奈々実おはよう 風邪は大丈夫なのか?」

私が自分と格闘して居たら先生が挨拶をして来た

「おはようございます 大丈夫です」

“風邪じゃないからね”

「どうしたんだその顔と腕⁉︎」

当然1日・2日で治るわけもなく私の顔と腕にはガーゼだの湿布だの包帯だのして居た

「熱で朦朧もうろうとしてたら階段から滑り落ちました」

“我ながら定番の誤魔化し方だな〜”

「そうか気おつけろよ」

「はい」

“どう見ても殴られた感じだろこれ まぁ信じたからいっか”

私が歩き出そうとしたら

「あ!そういえば」

先生が呼び止めた

「理事長が奈々実が来たら『理事長室に来るように』だと今から行ってこい じゃ」

先生は片手を上げて去って行った

“ちょっと待て〜‼︎え?何?あの馬鹿共学校にリークした?写真でも送った?いやいや待て待て写真を撮ってる奴は居なかったはず じゃ永橋達が言ったのか⁉︎”

また私は1人で悶々と格闘して居た

「っちどっちにしても腹括るか」

「何してんだ?」

「『何』って決意固めて……ん?」

突然の質問に普通に答えようとしたけど“今の誰”と思い振り向くと永橋達が立って居た

「舞衣ちゃん来たんやな」

「奈々ちゃん おはよう」

「お!来たか」

ガッ

3人がそれぞれ挨拶して来たがそんな事御構い無しに

目の前の奴に問いただした

「ちょっと〜!あんた達が喋ったのか〜!」

私は永橋の胸倉を掴んで聞いた

「何の話だ?」

「とぼける気?昨日私に1〜10まで話させたのはこの為か!」

「「何キレてるんや?」てんだよ?」

3人も何が起こったのか分からない様子だった

“この様子本当に何も知らない(やってない)のか?”

「ごめん 何でもない」

私は歩き出した そして

コンコン

「どうぞ」

私は理事長室の中に入る

「失礼します」

「おはよう奈々実さん」

理事長は笑顔で挨拶をして来る

“ぱっと見頭固そうなおじさんだな〜」

「お…おはようございます」

私は一様挨拶をし 理事長に近づいた

「学校はどうですか?」

「普通です」

“何だただの世間話か”

「そうですかそれは何よりです ところで奈々実さんはこの学校のルールを覚えて居ますか?」

「ルール?」

「この学校では『大きな問題事を起こしたら退学』と言うルールです」

「⁉︎」

“このおっさん世間話のフリして本題はこっちか”

「さて『大き問題事』って何の事を言うのやら」

「は?」

“おーといかんつい本音が”

私は咄嗟に自分の口を抑えるだけど理事長は気にする事なく話し続けた

「自分で考えたモノなんですがねピーンとこないんですよ もちろん警察沙汰は『問題事』ですその時は退学か停学をしてもらいます しかし理事長である私が知らなければ『問題事』があってもなくても一緒なのではと思うんです」

“これ本題だよな?…何が言いたいのか分からない状態なんですけど これってこのまま黙っとけばいいの?”

「学校やその生徒を守った事が『問題事』と言うのは

違う気がしますむしろ学校側は感謝をするべきとこです 申し訳ない奈々実さん 奈々実さんの事を少し調べました」

「⁉︎」

“ダブルで吃驚だ 急に話を振られてと知っていた事に”

私は改めて理事長は油断ならんと思った

「それはつまり…」

「前の学校の出来事を知っているって事です」

“うん わざわざ言わなくていいです”

「それで私はどうすれば?」

「おや? 私は『退学』とも『停学』とも言いませんよ 今日のその怪我も『学校』もしくは『生徒』を守る為では?まぁ我が校の生徒は喧嘩早いのでそれはないと思いますが」

“いえ ある意味『生徒を守る為』ですね”

「私が居たらいつか迷惑をかけますよ」

「? 迷惑をかけられた覚えがないんですが」

「え?」

「先程も言いましたが『理事長である私が知らなければ問題事じゃない』と つまり前の学校の事は我が校に何にも関係ない事ですし今回の事だってご自分で解決した事なら何にも問題なんてないですよ」

「じゃ私はここに居てもいいと?」

“あ!やべつい敬語忘れた”

理事長は敬語なんて気にしず笑顔で

「もちろん むしろ『居てもいい』と言っているんですがね」

“分かりずら〜けど石頭じゃないだけ感謝するわ〜”

「あの 何で今日その話しをしてくれたんですか?」

とりあえず問題は解決したので気になった事を聞いてみた

「あぁ〜 たまたま貴方が怪我してる状態で登校して居るのが見えたので」

“なるほど怪我=喧嘩って事か”

「もし今までみたいに怪我してなかったら?」

「話す必要がないので話しませんでしたよ」

“それもそうか知ってたんなら石頭だったらもっと早くに話すもんな なーんだ理事長いい人じゃん”

「一様ありがとうございます」

「いえ これからも警察沙汰にならない様に気をつけて下さい」

“昨日しかけたけど…”

「はい じゃ失礼します」

「お大事に」

私は理事長室を出てそのまま扉にもたれかかる

「ふー」

私は安心して息を吐いた

「良かったな」

「本当だよ……ってえ?」

またもや急な声に普通に答えてしまった私は隣を見たら永橋達が居た

“何で?”



舞衣華が歩き出した後

「なんだあいつ?」

「様子が変だった」

「もしかして奈々ちゃんが喧嘩した事学校側にバレたんじゃ」

「「「⁉︎」」」

「追いかけるぞ」

「せやけど どこ行ったん?」

「学校側にバレて処分受けるとしたら理事長室しかないだろ」

「なるほどな〜」

そして4人は走る

「結構な大事だったから大丈夫かな?」

「もし退学になるなら俺達が説得するまでだ」

「悠大の言う通りだな」

「4人居れば何とやらやな」

4人は走りながら話しをしたそして理事長室前にたどり着くと扉の前で耳を澄ました

『さて大きな問題事ってなんのことを言うのやら』

ボソ「どうやらまだ処分の話しじゃないみたいだね」

ボソ「このまま聞いとくか」

ボソ「あぁ」

ボソ「そらーそうやで どーなるか知りたいやん」

しばらくして

『はい じゃ失礼します』

ボソ「お!出て来るみたいやな」

4人は急いで扉から離れた


って事でここに居るらしい

「あんた達つくづく暇人だね〜」

「おいおい酷でー言い草だな〜」

「まぁまぁ でも何にも処分がなくて良かったよ」

「堂々としてられるな」

「そうかも これで下手な嘘付かなくて済むし」

「『下手な嘘』って何や」

「『塾に通ってる』って言う嘘」

「「あれ嘘かよ⁉︎」やったんか⁉︎」

“本当良くハモるな〜この2人”

「当然♪」

「奈々ちゃんには吃驚する事ばっかだね」

「あぁ 悪くないな」

教室までの廊下を歩きながら私はいつもより笑えてた気がする理事長とこいつら4人のお陰でこれからはイベント事や騒ぎ事など全力で楽しめるだろう まだ口に出さないけどありがとう

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