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私の危険な青春  作者: 藤幸加枝
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高校生活

今日からやっと高校生、4月からいろいろあったから5月からなんだけど… 今度こそまともに過ごして青春を楽しむぞ〜と心で意気込んでる私は奈々実 舞衣華(ななみ まいか)高校生活頑張ります。

今は他の生徒も登校中

“それにしても男子率が高いのかな?周りが男子ばかりか見られてる気がするのは私の気のせい?まいっか早く職員室に行かなきゃ”


職員室にて

「僕が担任ですよろしく」

「はい!よろしくお願いします」

“なかなかまともそうな先生だ”

「クラスは一年三組だから先生が呼んだら入って来て」「はい」


教室に向かう途中

“転校生の定番だ何回やった事かって4回目だった。今、自分にツッコンでしまった なんて痛い事をしちゃったんだ気おつけよう”

廊下を歩きながら思った


教室に着くと

ガラ

先に先生が入って行く、そして先生が私を呼ぶ

「奈々実入って来い」

ガラ

「え⁉︎」

「ウォ〜〜!女子だ〜‼︎」

「よしゃあ!俺達のクラスついてるぜ‼︎」

「「「ウォ〜〜〜‼︎」」」

「お前ら静かにしろ!」

“な 何で男子ばかりなの?この学校共学でしょ?”

「奈々実自己紹介を」

“これはまずくないか?青春どころか私の過去が知られるのも時間の問題、災厄なんですけど…”

「奈々実?」

「先生この学校は共学ですよね?何で男子ばかりなんですか?」

「え?あぁ元男子校だからね。最近共学になったんだよ少し男子が多いけどね…」

“先生少しじゃなくかなり多いです…”

先行きが不安だと思った

「そろそろ自己紹介をしてくれないか?先に進まん」

「はい…奈々実舞衣華です…」

「席は真ん中の一番後ろだから、教科書は隣から借りなさい」

「分かりました」

“クラスも真ん中席も真ん中の後ろってどんだけ挟まれてるんだ私は!”

私は席について左隣から教科書を借りようと思ったけど……

“寝てるんですけど…”

仕方ないから右隣から教科書を借りようと思って声をかけたら

「え?俺に気があるの?」

“は?何でそうなる自意識過剰過ぎでしょ!ここは冷静に”

「教科書を見せてください。」

「忘れた。それよりサボって遊びに行かない?」

“何普通に『忘れた』って言ってるんだこの人、しかも馴れ馴れしく遊びの誘いですか?馬鹿でしょ!名前も知らないのにいきなり誘われて『はい、よろこんで』なんて言う訳ないでしょ!”

「お断りします。」

「なんだつれない」

“こいつは無視して左隣を起こして借りるか”

「あの〜起きて下さい」

寝ている男子を揺すって起こしていると、寝ている人の前の席の人が声をかけて来た。

「あ〜奈々ちゃん起こさない方がいいよ」

“な 奈々ちゃん⁉︎まぁいいや今は置いといて”

「どうして?」

「こいつ寝起きめっちゃわり〜から、起こした奴を殴るんだよ」

“自己中か!クラスのリーダー見たいな人って訳ね”

「私危ないんじゃあ…」

「だから本人が起きるまで起こしちゃあダメなんだ。あ!俺、前田 拓也(まえだ たくや)たっくんって呼んで♡」

“呼ぶか‼︎しかも何語尾にハート付けてるの?オカマだったんか!”

「気が向いたらで…」

“だから呼ばないって!はぁ〜仕方ないノートだけでもちゃんと移しておこう。放課になったら定番があるから体力温存しとかないと”


そして放課になる

「奈々実ちゃん何処中だったん?」

「舞衣華ちゃんは彼氏おるのか?」

「奈々実さんはどんな人が好み?」

“やっぱり出た転校生の定番行事、あんたらは女子か‼︎そもそも女子以下?順番って言葉知らないの?あ、女子もか…しまったまたやちゃったよ自分でツッコムと痛い子だって……気晴らしに学校探索しよ”

「ごめんなさい、トイレに行きたいのでどいて下さい。」

「あ!ごめん道分かる?」

「俺が教えてやるよ」

「いや俺が道案内してやるよ」

“ウザイっていゆうか鼻の下延ばしし過ぎ考えてる事見え見え早く立ち去ろ”

ガラ

私は素早く廊下に出た


舞衣華が教室から出た後

※拓也ストーリー

「うっせーな‼︎人の隣で何騒いでんだよ‼︎」

バキ! ドカ! バキ!

「おいおいやり過ぎだぜ大」

さっきまで寝てた永橋 悠大(ながはし ゆうだい)こと大が隣で騒いでた奴らをシバいた

「拓也こいつら俺が寝てた事知らない訳じゃねぇだろ?」

「今日、転校生で女子が入ったからなしかもお前の隣の席だから余計だろ」

「女子?そいつ何処に行った?初日からなめてると痛い目見るって分からさないとな」

“すげ〜ご機嫌斜めだな”

「大 さすがに落ち着けって」

「悠大を怒らすか楽しくなって来たな」

帽子を被って大に話しかけてる奴は佐原 仲馬(さはら なかば)だ

「なんや舞衣ちゃん知らん内に敵作るタイプやな」

この関西人が茨 錬治(いばら れんじ)だ俺は仲馬を仲って錬治を家電って呼んでるだよね。まぁいいやさすがに初日から奈々ちゃんを怖がらせたらいかんよな

「大 彼女奈々実舞衣華って言うだけど教室に戻って来たら話せばいいだろ」

「分かった」

“これで奈々ちゃんへの怒りが薄れたかな?後は奈々ちゃんがもうしばらく遅かったらいいかも”

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