一つの種族
ゴブリン。
人間よりも高い身長、発達した筋肉を持つ種族。
ただし知能がどの種族より劣っている、脳筋とはよく言ったものだ。
そんなゴブリンの巣へやってきた。
「ゴブリンの巣って割にはゴブリンそんなにいねぇなー」
確かに見かけないが、普通に気配はするので隠れてるのだろう。
コイツ・・・今までどうやって依頼をこなしていたんだろうか。
近くにあるタル、ついでに木箱の後ろに1人ずついるな。
ここは先手必勝ということで仕掛けるか。
氷のつぶてを数個召喚して投げつけた。
こんなのでは死なないだろうと思い・・・
「ぐわぁ!!」
倒れる音がした。
「おっ そんなところにいたのか。 よく見つけたな。」
カイザーが関心そうにうなずくが、
一発で気絶した。
下っ端とはいえ弱すぎないか。
「くそっそこのバカ面 食らいやがれ!」
ゴブリンがカイザーに襲い掛かる。
「バカ面ってのは俺のことか」
他に誰がいると心の中でつっこむ。
カイザーはすかさず自分の間合いに入り込み、剣を一振り。
物言わず一瞬でゴブリンを斬り伏せる。
「よえーなー 本当にゴブリンかこいつら」
言いたいことはわかるが明らかにゴブリンだろう。
「よし、さっさと片付けるぞ」
洞窟の奥へ向かった。
「おうおうおうおう ここは俺の洞窟だぞ 勝手に踏み入れるんじゃねぇ」
明らかに他のやつとは違うゴブリンがいた。
色的に。
「こいつ紫だぞ、まさか・・・」
さすがにコイツでもわかるな、多分ゴブリンを束ねるボスだ。
「色違いか!」
さすがに信用しすぎた。
「ちげーよ!! なんでどこぞのポケットに入るなにかみたいなこと言ってんだよ!」
さすがにそれは言ってはいけない。
「お前が村に悪戯してるゴブリンのボスだな?」
話が進まないので僕が進めることにしよう。
「ああ、そうだぜ」
「やめろって言ってもやめないんだろうな」
そんなことならもともとやってない。
「村の連中に派遣された奴らか。 残念だがやめることはできないぜ。 食糧が少ないからな」
自分たちで何とかしろよ。
「おーけーおーけー 力づくでやめさせてやるよ」
カイザーがいきなり言い出した。
こいつ 勝負好きだな。
「へぇ いきがってんじゃねぇか。 やれるもんならやってみな」
すかさずカイザーがボスゴブリンに斬りこむ。
「ほう 派遣されただけあっていい斬りこみだな。 だがしかし・・・」
ボスゴブリンがトゲのついた棍棒で弾き飛ばす。
というか結構固いなあの棍棒。
「そうだぜ 結構固い素材で作ったからな。」
なんでこいつも心読んでくるんだ?
もう常識スキルなのか?
「いくら武器が固くても当たらなければ意味がない」
僕は無数の氷を召喚した。
変なところで終わってますが、ここら辺できったらいいかなとか思って切ったところです。
戦闘シーンは書き方よくわからないのでグダグダですがどうぞよろしくお願いします。