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箱庭の薬術師  作者: ぷにちゃん
第1章 異世界生活スタート
27/175

【紹介】ひなみ - 13歳

2章の前にキャラ紹介っぽいのと小話を書いてみました。

まったく本編が進まないからじゃないですよ…;

挿絵(By みてみん)


 〈 楠木ひなみ 〉


 13歳

 Lv. 1


 HP 30/30

 MP 45/45


 ATK 10

 DEF 10

 AGI 13

 AMG 20

 LUK 50


 〈スキル〉

 神様の箱庭

 光の狂詩曲(ライト・ラプソディア)

 天使の歌声(サンクチュアリ)


 〈称号〉

 リグリス神の加護







 ◇ ◇ ◇



「わわわっ!?」

『クエッ!』



 びっくりした…! にわとりかっ!!



 庭でコショーの葉を採取していると、背後からにわとりの襲撃を受けました。

 かまって欲しいのか、2羽とひよこが私の方へとやってきたのだ。森で出会った2羽のにわとりは、いつのまにか卵が孵りひよこが1匹いる。これがまた小さくて可愛いったら…! 白いお父さんにわとりと、若干茶色のお母さんにわとり。このひよこは何色になるのかなぁ…? 今から楽しみです。

 最初は餌をあげようと、野菜を与えてみたりしたがあまり食べず、今では勝手に庭の草や薬草を食べている。普通に野菜を食べれば良いのに…好みがあるのだろう、たぶん。



「遊ぶからっ! コショーの葉だけ採取させて~!」



 元気が一番ある白いにわとりは、私に突撃するのをやめてくれない。ちょっとちょっと、地味に痛いんですけど…!

 家がにぎやかになって嬉しいので、なんだかんだでこういったコミュニケーションも楽しい。 

 それになんといっても卵。食卓もにぎやかになって、私としては大満足。

 っと、早くコショーの葉を採取して、にわとり達と遊ぼうかな。





「ほらほら、こっちだよ~!」

『『クエッ!!』』



 する遊びといったら、もっぱらかけっこ、運動です。

 私に向かって皆が突進してくるので、私は逃げる。なんだか鬼ごっこみたい。ここでにわとりの性格が出て、実は少し面白い。白いお父さんにわとりは、まっすぐ突進をしてくるのみなので避けやすいのだが、茶色がかったお母さんにわとりは方向変換をしてくる。なので、急に曲がってこられて焦ってしまう。おそらく私が捕まってしまうのであれば…きっとお母さんにわとりだろう。それか、夫婦の連携プレーです。

 お母さんがフェイントを掛けたところに、お父さんが突進してくるという技まで編み出されており、私は昨日、それに捕まってしまったのです。

 うぅん、さすが野生のにわとりは違うね。



 あ、そうだ。今日の交換日記はにわとりのことを書いてみようっと。

 私は神様との交換日記を楽しみにしつつ、にわとりと日が暮れるまで遊んだ。

キャラ紹介と小話は、リグリス、ひなみ15歳、イクルと雪うさぎを予定しております。

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