【紹介】ひなみ - 13歳
2章の前にキャラ紹介っぽいのと小話を書いてみました。
まったく本編が進まないからじゃないですよ…;
〈 楠木ひなみ 〉
13歳
Lv. 1
HP 30/30
MP 45/45
ATK 10
DEF 10
AGI 13
AMG 20
LUK 50
〈スキル〉
神様の箱庭
光の狂詩曲
天使の歌声
〈称号〉
リグリス神の加護
◇ ◇ ◇
「わわわっ!?」
『クエッ!』
びっくりした…! にわとりかっ!!
庭でコショーの葉を採取していると、背後からにわとりの襲撃を受けました。
かまって欲しいのか、2羽とひよこが私の方へとやってきたのだ。森で出会った2羽のにわとりは、いつのまにか卵が孵りひよこが1匹いる。これがまた小さくて可愛いったら…! 白いお父さんにわとりと、若干茶色のお母さんにわとり。このひよこは何色になるのかなぁ…? 今から楽しみです。
最初は餌をあげようと、野菜を与えてみたりしたがあまり食べず、今では勝手に庭の草や薬草を食べている。普通に野菜を食べれば良いのに…好みがあるのだろう、たぶん。
「遊ぶからっ! コショーの葉だけ採取させて~!」
元気が一番ある白いにわとりは、私に突撃するのをやめてくれない。ちょっとちょっと、地味に痛いんですけど…!
家がにぎやかになって嬉しいので、なんだかんだでこういったコミュニケーションも楽しい。
それになんといっても卵。食卓もにぎやかになって、私としては大満足。
っと、早くコショーの葉を採取して、にわとり達と遊ぼうかな。
「ほらほら、こっちだよ~!」
『『クエッ!!』』
する遊びといったら、もっぱらかけっこ、運動です。
私に向かって皆が突進してくるので、私は逃げる。なんだか鬼ごっこみたい。ここでにわとりの性格が出て、実は少し面白い。白いお父さんにわとりは、まっすぐ突進をしてくるのみなので避けやすいのだが、茶色がかったお母さんにわとりは方向変換をしてくる。なので、急に曲がってこられて焦ってしまう。おそらく私が捕まってしまうのであれば…きっとお母さんにわとりだろう。それか、夫婦の連携プレーです。
お母さんがフェイントを掛けたところに、お父さんが突進してくるという技まで編み出されており、私は昨日、それに捕まってしまったのです。
うぅん、さすが野生のにわとりは違うね。
あ、そうだ。今日の交換日記はにわとりのことを書いてみようっと。
私は神様との交換日記を楽しみにしつつ、にわとりと日が暮れるまで遊んだ。
キャラ紹介と小話は、リグリス、ひなみ15歳、イクルと雪うさぎを予定しております。




