表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/17

vol.10*先輩の過去〜part2〜

ごめんなさい!更新遅くなりました!

遅くなった分もしっかり頑張りますので、よろしくお願いします!




真琴先輩は、いつも香水をつけていた。




部活の時は汗に隠されてしまう匂いも、


制服に着替えたらいつものいい香りの先輩に戻った。



真琴先輩が、彼氏にかったのは「パーフェクトラブ」。





私も、せっかくここまで来て何もかわずに帰るのは嫌だからと、

一番安かった、アナスイの「シークレットウイッシュ」を買った。






私と真琴先輩は買った香水の入った小さな紙袋を手に持ち、

帰りの切符を買いに長い列に並んだ。



切符売り場はいつも混雑。



背の小さめな私と先輩は、

人の中に埋もれてしまいそうだった。



・・・やっとの思いで切符を買ったが、

電車はちょうど2分前に発車していて、

次に電車が来るのは約30分後だった。



私と先輩は改札口上にある電光掲示板を見て、

そして2人で顔を合わせた。



「時間あるし…お茶でもしよっか!」



先輩の誘いに、私は首を大きく縦に振った。





そして私たちはすぐそこにあるお洒落なカフェへ入った。



「いらっしゃいませー!」




カフェの中はレトロな空間で、

店員の身に着けている茶色のエプロンが妙に馴染んでていい感じ。



あんまり大きな所じゃないようだが、大変気に入った。




「いらっしゃいませ!2名様ですね?ご案内いたします。」




二十歳過ぎくらいの髪の毛が真っ黒でサラサラな女の子は、

ハキハキとした声で私と先輩をあいていたテーブルカウンターまで案内した。




「ご注文がお決まりになったらお呼びください。」




そう言い残して足早に去っていった。




私と先輩はメニューに目を向けた。




「智華ちゃん何にするー?このショートおいしそうじゃん?」




先輩は大きく写真の載っている苺のショートケーキを指さした。




「じゃぁ…あたしそれにしようかなっ!」




私も写真を指さした。




「じゃぁ、あたしもっ!」




私たちは顔を合わせてクスッと笑った。




「すいませーん!オーダー頼めますかー?」




先輩は大きな声でさっきの店員さんを呼んだ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ