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第二十五話

「あ、思い出した。」

悪魔も物をすぐに思い出せるわけではないようだ。

「見つかる気がしてなかったから、見つかった時の連絡手段を用意していなかった。」

何をしてんの??

「う~ん、」

由紀は何かを考えこんでいた。

「こっちって銃あるじゃん、相手がバットとかしか持ってないんだったら威嚇射撃で何とかなりそうだけど、」

「ど?」

「弾がねぇ...ほとんど無いんだよねぇ...」

「なぁ、銃が違法なのは、解ってるのか?」


あ。そういえばそうだった。


忘れてた。これは悪魔の正しい指摘。

誰よりも早く我に返った由紀は、黙って海に銃と弾薬を投げ捨てた。

「っておい、そこまでしなくても。」

「いやいや、違法ですよ?そもそもめちゃくちゃ危ないですし。」

うーん何かずれてるけどあってるんだよねぇ、これ。

「...というかそもそも蹴りの飛距離すごいんじゃなかったの、そっちは?」

あーー、こっちも完全に忘れてた。

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