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第二十話

そろそろ第一期(ココ重要)が終わる可能性が...

今思えば行方不明者なんだから言わない方がよかった気がする。

「罪滅ぼしってやつ？私たち勝手に家抜け出したじゃん。」

由紀に聞かれた。聞いたことのない単語。

「罪滅ぼしってなに？」

「さぁ、、、わかんない。」

「そっか。」

「わかんないってことは知らんくてもいい感じかな？かっこ開く適当かっこ閉じる。」

とりあえず「罪滅ぼし」の意味ではなく「かっこ」を発音するべきかしないべきかが分かったような気がする。

「ウッ...」

「由紀！？」

「ロツが...」

そういえば最近はロツが出てくる(?)事は全くなかった気がする。

今までよりずっとひどい、普通の病気で言えば救急車が必要なレベルかも。

でもバレてしまう。

できるだけ人前で目立つような事にはしたくない。

絶対。

だってロツがかかっている。

でも由紀が危ないかもしれない。

いままでに1どもきいたことのないようなやさしいこえがする。

こころのそこからのなにかをかんじる。

罪滅ぼしって善行を積んで過去の悪い行いをバーンって打ち消すことらしい。