表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/33

第十八話

戦闘ものというのは忘れてはならない

足がない。本当に。

這いつくばらなければならない。

トンネルを抜けるとようやくさっきの意識に戻ってこれた。

これがいわゆる精神世界というものだったのかな。

「大丈夫?」

やや早口で心配された。

多分大丈夫だ。

私は少し前の反省を生かそうと思った。

今でもあの事を思い出すと胸が痛む。

相手の後ろに回り込んでもらい気を引き付けてそこを叩く程度なら大丈夫だろう。

その通りにはできたけどなにか引っかかる。

鈍い音がした。

なんかもういい音だと考えた自分は狂気じみているだろう。

十分痛そうなのにまだ戦おうとしてくる。

健気というんだったかこれは。

これだけ打たれ強いなら社会に出ても大丈夫そうなのにね。

でもこのままでは通行人に顔を覚えられてしまうだろう。

罪人+行方不明者なのだから顔を覚えられてしまっては後で大地獄を見てしまう。

駅と隣のビルの隙間に連れ込んだ。仕方がない。

駅と隣の建物の隙間はやはり万能だ。

さてここからどうしようかな。

さてここからどうしようかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ